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ヴィタリック、財団と自身によるイーサリアム売却を指摘する声に回答

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムに関する投稿

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は26日、イーサリアム財団と自身によるイーサリアム売却を指摘する声にXで説明を行った。

この説明は、両者にイーサリアム売却をやめるように要求したXユーザーからの投稿に対して行われている。ブテリン氏は「イーサリアム財団はリサーチャーや開発者に、貢献に対する報酬を支払っている」と説明し、敬意を示すよう求めた。

今回のやりとりは、ブテリン氏が技術に関する投稿を行なった際に、その内容とは関係のない売却に2人のXユーザーが言及したことで始まった。イーサリアム財団を巡っては最近、財団のものとされるウォレットがイーサリアムを取引所に送金したり、実際に売却したりしている様子が伝えられている。

関連:FOMC前のビットコインは軟調推移、イーサリアム財団と思しき売り圧力も

ブテリン氏は今回、リサーチャーや開発者が貢献している事例を9個挙げ、敬意を示すよう要求。イーサリアムのセキュリティを維持して多くの資産を守ったり、手数料を安価にしたりすることなどにリサーチャーや開発者は努めてくれているために、財団は報酬を支払っているとだけ説明した。

ブテリン氏の売却

また、上記の投稿の前に別のXユーザーは、ブテリン氏自身に売却をやめるように要求する投稿を行っている。この投稿に対し、ブテリン氏は「過去1カ月間、1ETHも売却していない」と説明した。

そして、自身が保有するイーサリアムの数量は実際に増加していると主張。このXユーザーは、ブテリン氏の回答を確認すると、すぐに納得したことを示す投稿を行なった。

ブテリン氏を巡っては最近は、ミームコインを売却している様子が伝えられている。今月には複数のミームコインを受け取った後、それを売却して9,400万円相当のイーサリアムを受け取ったことが明らかになっていた。

関連:ヴィタリック・ブテリン、自身のウォレットに送られてきた大量のミームコインを売却

関連:ヴィタリック「個人的な利益のために18年以降イーサリアムを売却したことはない」

ステーキングしない理由

今回のやりとりでは、さらに別のユーザーが「なぜ、財団がイーサリアムをステーキングし、その利益を運営コストに使わないのか」と疑問を呈した。また、ブテリン氏もステーキングをしていないと主張し、「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)を信頼していないのではないか」とも指摘している。

PoSとは

一般的に、ステークする仮想通貨の割合に応じて、ブロックを新たに承認・生成する権利が得られるコンセンサスアルゴリズムのこと。

▶️仮想通貨用語集

関連:仮想通貨のPoS(プルーフ・オブ・ステーク)とは|PoWとの違いとメリットを解説

ブテリン氏はこの投稿にも回答し、自身と財団がステーキングしないことについて「内部における1つの理由は、敵対的なハードフォークが起きた場合、我々が『公式の選択』をせざるを得ない状況にいたくないからである」と説明した。

敵対的なハードフォークが行われた場合、仮想通貨が分裂し、ETHと別の銘柄が誕生することになる。

また、このステーキングについてブテリン氏は、1つの興味深いアイデアがあると説明。それは「ステーキングできる形式で助成金を提供すること」だとした。そうすれば、助成金の受領者は倫理に反しない範囲でステーキングすることを選択でき、その利益を保持することができると述べている。

他にも、正当性とリソースを分散することで対応することもできると説明。これによって、イーサリアムの信頼できる代表者として認識される組織が複数存在するようになると述べた。

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