はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

米大統領選でドナルド・トランプが返り咲く 仮想通貨相場への影響は

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米大統領選の結果

現地時間5日に行われた米大統領選挙で、共和党候補のドナルド・トランプ氏が当選した。当確ラインである選挙人の過半数270人を上回り、来年1月の就任式を経て、米国の第47代大統領に就任する見込み。米NBCニュースやWSJなどが報道した。

出典:X

これに先駆け、ハリス氏は予定していた演説を取り止め、トランプ氏は日本時間午後4時半ごろ、フロリダ州の集会場で「歴史的な勝利だ。国民のために戦う」と事実上の勝利宣言を行った。

トランプ氏は、選挙活動で早くから暗号資産(仮想通貨)を支持する姿勢を明確に示していた。具体的には、米司法省が保有するビットコイン(BTC)を売却せずに国家戦略的な備蓄に充てる予定であることや、暗号資産(仮想通貨)関連企業を相次いで提訴するなど規制強硬路線のゲンスラー米証券取引委員会(SEC)委員長を就任初日に解任することなどを表明している。

関連トランプ前米大統領、ビットコインを「国家戦略準備金」に充てる方針示す ゲンスラーSEC委員長の解任にも言及

当選が伝わる前から、開票速報によって仮想通貨相場は高騰した。

以前から、トランプ氏が勝利した方が仮想通貨の相場や事業に追い風になるとの見方は多かったが、前日までの世論調査や賭けサイトのオッズでは支持率が拮抗しており、先行き不安からのリスク回避売りもみられた。

関連米大統領選の影響でビットコイン高騰、過去最高値更新で75000ドル(約1200万円)に

今後は、トランプ氏が仮想通貨関連政策を実際に実行していくのかに注目が集まっている。

関連 米大統領選後のビットコイン、値動きは2016年に類似か=CryptoQuant

今回の大統領選

2024年の大統領選では、仮想通貨やブロックチェーンも争点の1つになっていた。背景にはインフレ(物価高)への懸念が高まったり、米SEC(証券取引委員会)による執行措置が増加したりしていたことなどがある。

また、仮想通貨を支持する姿勢を強く示していたトランプ氏が勝利する可能性が高まると、仮想通貨の価格やマイニング企業の株価が上昇する「トランプトレード」も行われており、投資家からも多くの関心を集めていた。

分散型予測市場では、選挙直前はトランプ氏がリードしていたが、世論調査では両者が拮抗する様子が伝えられていた。

関連24年米大統領選挙、仮想通貨市場への影響は トランプ氏らの政策や動向まとめ

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

関連:米大統領選の影響でビットコイン高騰、過去最高値更新で75000ドル(約1200万円)に

関連おすすめ国内仮想通貨取引所 投資家のクチコミ比較ランキング

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/31 月曜日
17:51
SBI VCトレード、gumi株主向けにビットコイン1,600万円分を抽選配布キャンペーン
SBI VCトレードがgumi株主向けに総額1,600万円相当のビットコインを抽選配布する。口座開設とエントリーで参加可能な注目の株主優待キャンペーン。
15:07
イーロン・マスク、連邦政府DOGE省と仮想通貨ドージコインの関連性を否定
イーロン・マスク氏が米ウィスコンシン州のタウンホールミーティングで、トランプ政権の連邦政府効率化局(D.O.G.E)と暗号資産(仮想通貨)ドージコイン(DOGE)の間に関連性はないと明言した。今年2月のドージコインのマスコット表示で生じた市場の思惑は誤りだったことが改めて確認された。
14:10
メタプラネットがビットコイン購入へ 総額20億円の第10回普通社債を発行
株式会社メタプラネットは総額20億円の第10回普通社債を発行し、調達資金をビットコイン追加購入に充当。24日時点の保有量は3,350BTCとなり、積極的な買い増しを継続する方針だ。
13:03
米バンカメ「貿易戦争の資産逃避先ではゴールドが圧倒的優位」
バンク・オブ・アメリカのファンドマネージャー調査で、トランプ関税を背景とした貿易戦争時の避難資産として、金(ゴールド)が仮想通貨ビットコインより圧倒的に好まれていた。投資家の避難先として注目されているのが、パクソス社が発行するPAXG(Pax Gold)やテザー社が発行するXAUT(Tether Gold)、国内では三井物産デジタルコモディティーズ株式会社が発行するジパングコイン(ZPG)がある。
11:16
仮想通貨市場など全面安 命運を左右するトランプ関税発表が4月2日に迫る
4月2日に迫るトランプ米大統領の関税発表が株やビットコイン(BTC)市場に大きな不確実性をもたらしている。著名投資家は今年最大の市場イベントと位置づけ3つのシナリオを提示した。一方、ピーター・ブラントはビットコイン(BTC)の65,600ドルへの下落リスクを警告している。
09:51
金融庁、仮想通貨のインサイダー取引規制導入か 「金融商品」に分類する法改正案提出へ=報道
日本経済新聞の報道によれば、金融庁が2026年を目途にビットコインなど仮想通貨を金融商品とする金商法改正案を提出予定。暗号資産(仮想通貨)のインサイダー取引規制も新設する見込み。
03/30 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、米州政府や企業のBTC投資動向やリップル社のSECへの追加上訴撤回など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン週次市況:1300万円台で揉み合う展開と今後の見通し|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリスト長谷川氏による週次分析。トランプ政権の相互関税懸念と米経済指標の動向を背景に、1300万円台で揉み合うビットコイン相場。現物ETFへの資金流入が続く中、今後の展望を詳細に解説
11:00
週刊仮想通貨ニュース|トランプ関税の影響分析に高い関心
今週はSBI VCトレードによるステーブルコインUSDCの取引開始、トランプ関税の影響分析、世界最大級のオンライン証券会社によるトランプ氏言及の仮想通貨4銘柄追加に関するニュースが最も関心を集めた。
03/29 土曜日
13:45
イーサリアム創設者ヴィタリック、L2セキュリティの進化と「2-of-3」証明システムを提案
ヴィタリック・ブテリン氏が新たなブログで、L2セキュリティの現状と将来展望を公開。ブロブスペース拡張、ZK・OP・TEEを組み合わせた「2-of-3」証明システム、証明集約レイヤーの必要性について詳細に解説。
12:55
南カロライナ州で新たにビットコイン準備金法案提出 対コインベース訴訟取り下げも
米国サウスカロライナ州が、コインベースへのステーキング関連訴訟を取り下げた。また同日には州がビットコインなど仮想通貨の準備金を持てるようにする法案が提出されている。
10:45
ブラックロックのビットコインETFを保有、トランプ大統領の息子が顧問の米上場企業
米ドミナリ・ホールディングス社がビットコイン保有戦略を開始し、ブラックロックのETFを購入。機関投資家の仮想通貨投資最新動向は。
10:00
欧州保険・年金機構(EIOPA)、保険会社が仮想通貨を100%裏付ける義務提案
EIOPAが保険会社の仮想通貨保有に100%の資本要件を提案。高リスクに対応するためとしている。欧州では特にルクセンブルクで保険会社の仮想通貨エクスポージャーが確認されている。 。
09:30
SEC、イーロン率いる政府効率化省(DOGE)と連携開始
米証券取引委員会(SEC)がイーロン・マスク氏の政府効率化省(DOGE)との連携を開始。トランプ政権下での規制機関改革と仮想通貨政策転換の最新動向を解説。
08:30
ビットコイン80万円下落、BTCメジャーSQ通過で需給悪化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは前日比で一時80万円の下落となった。アルトコイン市場も、ビットコインの急落に連動するかたちでほぼ全面安の展開となった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧