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米パンテラのビットコイン投資戦略 1万倍の上昇率が示すBTCの未来

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

1ビットコイン65ドルから投資

米仮想通貨VC大手Panteraの創設者であるダン・モアヘッド氏は、最近のブログ投稿でビットコイン(BTC)が740,000ドルに達する可能性があると予測。同氏は、Panteraビットコインファンドが2013年の立ち上げ以来、131,165%の全体的リターンを達成したと明らかにしている。

モアヘッド氏によると、ビットコインはこれまで毎年ほぼ倍増し、Panteraの投資開始以来、約88%の複合成長率を維持している。この成長パターンが続く場合、2028年4月までにビットコイン価格は740,000ドルに達する可能性があるとし、これは500兆ドル規模の世界金融資産全体と比較しても「非現実的な数字ではない」と述べた。

Panteraは2013年、ビットコイン価格が65ドルという「過去11年間の最安値」の時期に投資を開始。モアヘッド氏は当時、ビットコインを「金以来の初のグローバル通貨」および「初の国境を超えた決済システム」と評価し、「11年経った今もなお、ビットコインは力強い成長を続けている」と語っている。

出典:Pantera

現在、ビットコインの時価総額は約280兆円に達し、米メタ社を上回り、世界で6番目に大きな企業に匹敵するまでに成長。モアヘッド氏は、金融資産の95%がまだブロックチェーン技術に十分対応していない現状を指摘し、今後の大きな成長余地を強調している。

さらに、規制の明確化がビットコイン市場の次の成長を促進する重要な触媒になると予測。ブラックロックやフィデリティなどの大手機関投資家が提供する、証券口座から簡単にアクセス可能な投資手段が、業界の転換点になると評価した。

元ゴールドマン・サックスのトレーダーでもあるモアヘッド氏は、ブロックチェーンを新たな資産クラスと見なし、今後すべての投資会社がブロックチェーン専門チームと継続的な投資枠を持つようになると確信を示した。

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