はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

カナダの大手マイニング企業Squire Mining社、渦中の中CoinGeekを約51億円で買収

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

カナダの上場企業がCoinGeekを買収
カナダ証券取引所に上場するマイニング企業のSquire MiningはCoinGeekの買収に応じた。買収には6030万カナダドル(約51.5億円)の資金が投じられ、同社が保有するマイニング機器や人員もSquire社に引き継がれる予定だ。
Squire社の狙いは
同社のCEOは、今回の買収を経てSquire社は大きなブランドを手にし、世界で最も大きなマイニング関連の上場会社になると述べている。また、同社の成長戦略であるASICチップの開発などにおいても両社の知見を統合していく意向だとしている。

カナダの上場企業がCoinGeekを買収

カナダ証券取引所(Canadian Stock Exchange)に上場するマイニング企業のSquire Miningは、CoinGeekが保有する仮想通貨マイニング用の資産やその関連会社を含めて買収することで合意した。

先月30日、CoinGeekのHPによって伝えられた。

CoinGeekの買収には6030万カナダドル(約51.5億円)の資金が投じられ、Squire側はその一部の資金として自社株を充てた。

また、この発表を受けてSquire Miningの株式は前日比28.33%の価格上昇を遂げている。

TradingViewのSquire株価チャート

この買収によって、SquireがCoinGeekの資産を取得する。CoinGeekが保有する62440のASICマイニングリグもその一つであり、このリグは960000TH/sのハッシュパワー、90MWの電力消費量にも上ると推定されている。

これらのマイニングリグの多くはアメリカのホストユーザーによって稼働されており、35940のリグがその対象となっている。また、同様にしてカナダ、カザフスタンのホストユーザーがそれぞれ6000、20500のリグを稼働している。これらの稼働コストは、平均してキロワット時あたり0.073ドルであると推定されている。

買収の合意に当たって、CoinGeekの従業員やCoinGeek.comのウェブサイト、ドメインはすべてSquireに引き継がれる予定だ。また、CoinGeekの名を冠したマーケティング、広告資産なども全てSquireが所有することになる。

さらに、CoinGeekが保有するASICチップ、リグのグローバルな販売店契約ネットワークも同社に帰属する。今年初旬には、Squire社の新しいASICチップ製品やマイニングリグを広告・販売する専有権をCoinGeekに付与していることから、両社の関係性は以前から良好なものであった

SquireのCEOを務めるTaras Kulyk氏は以下のように述べている。

CoinGeek.comとCoinGeekの買収により、Squireは大きく認知されたブランドを手に収め、世界で最も大きな上場マイニング企業としての地位を確固たるものにするだろう。また、チップ設計および製造事業においてSquireとCoinGeekを垂直統合することにより、大幅に株主価値が上昇することを期待している。

CoinPostの関連記事

Coingeekがビットコインキャッシュの1TBブロック開発に約4億9千万円の資金供給
CoingeekはNchainとLokadとともにビットコインキャッシュブロックチェーンのブロックサイズをテラバイト(100万MB)までスケールアップすることを目指しています。これにより毎秒700万取引が可能になる、としています。
韓国最大手サムソン電子、仮想通貨マイニング企業SquireとASICチップ製造で提携を発表
サムソン電子とGaonchipsがカナダの仮想通貨採掘企業SquireとASICチップ製造で提携した。SquireのASICチップは今後、設計をGaonchipsが、製造をサムソン電子が受け持つことになる。仮想通貨採掘用ASICでは長くBitmainと台湾TSMCの牙城が続いてきた。今回の提携により切り崩しがなるか注目される。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/04 金曜日
10:00
ビットコイン、クジラによる売却と機関投資家の需要が拮抗=報道
仮想通貨ビットコインの大口保有者が過去1年で50万BTCを売却する一方、機関投資家の需要増加により価格が膠着している。今後のビットコイン価格については様々な見解がみられる。
09:30
ロビンフッドCEO OpenAI株式トークン化を「革命の種」と表現も、提携否定で波紋広がる
ロビンフッドがOpenAI株式トークン化サービスを欧州で開始したが、OpenAIは提携を否定。テネフCEOは「トークン化革命」と強調するも、未上場株式の権利問題が浮き彫りに。
09:16
仮想通貨SEI、国内取引所OKJに新規上場へ
国内暗号資産取引所OKJが2025年7月8日からセイ(SEI)の取扱いを開始。ゴールドマンサックス・Robinhood出身者が開発した高速ブロックチェーンで、米国でETF申請も話題。入出庫は7月8日、売買は7月11日17時開始予定。
09:00
ビットコイン今年4度目11万ドル超え、株価相関強まり最高値更新も視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは3日に今年4度目となる一時11万ドル突破を記録した。7月3日から4日にかけて、トランプ政権の大きく美しい法案が可決されたことに加え、米雇用統計が底堅い推移を示したこと、さらにシンシア上院議員が暗号資産の減税法案を提出したことが追い風となった。
08:05
ETF購入減速でビットコイン価格上昇に陰りか、ETHは蓄積量が過去最高に=Cryptoquant分析
仮想通貨ビットコインETFとMSTR(ストラテジー)の購入は大幅減速、全体需要の縮小で価格上昇が鈍化。一方、イーサリアムは6月に蓄積アドレスが史上最高を記録、機関投資家による大量保有が続く。
07:45
米下院、7月14日の週を「仮想通貨週間」と指定 3つの主要法案を審議
米下院指導部が7月14日の週を「仮想通貨週間」に指定し、GENIUS法、CLARITY法、反CBDC監視国家法を審議すると発表。
07:25
IMF、パキスタンの仮想通貨採掘などへの補助金提供提案を却下
IMFは、パキスタン政府による仮想通貨マイニングなどのための電気代補助提案を却下。同国は、ビットコインのマイニングとAIのデータセンター向けに2,000MWの電力を割り当てる計画を発表している。
07:20
ビットコイン今後の価格、9.5万ドルまで下落の可能性も=アーサー・ヘイズ分析
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏は、8月のジャクソンホール会議まで市場が横ばいか軟調な展開を予想。TGA補充の影響でビットコインが9万~9.5万ドルまで下落する可能性があるという。
06:30
米国初のソラナ現物ETF、取引開始初日で出来高約48億円の好スタート
「REXオスプレイ・ソラナ・ステーキングETF」が7月3日に取引開始。米国初のステーキング機能付き仮想通貨現物ETFとして約100万ドルの運用資産で滑り出し。
06:10
米上場ナノ・ラボ、72億円で仮想通貨BNB追加購入
ナスダック上場のナノ・ラボが74,315BNBを約5000万ドルで購入。総額5億ドルの転換社債プログラム第1弾として、BNB流通量の5-10%保有を目指す。
05:50
上場企業の仮想通貨トレジャリー戦略に警鐘、F・テンプルトンが「負の連鎖」リスク指摘
フランクリン・テンプルトンのアナリストが流行する企業の仮想通貨トレジャリー戦略について分析。プレミアム維持の困難さと市場下落時の負の連鎖リスクに警告。
05:35
ルミス議員、仮想通貨税制改正法案を再提出 300ドル未満取引の免税など盛り込む
ルミス上院議員が仮想通貨税制改正法案を再提出。300ドル未満の小額取引免税、マイニング・ステーキング報酬の二重課税解消など包括的な改正を提案。
07/03 木曜日
18:23
Aptos LabsがYellow Cardと提携、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金開始 
Aptos LabsとYellow Cardが提携し、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金サービスを開始した。USDT・USDC対応で即時決済を実現し、数百万人のユーザーがステーブルコインをより迅速かつ手頃な価格で利用できるようになった。
18:10
ストラテジー社のビットコイン財務戦略:価値創造と潜在リスクの両面
米国のストラテジー(マイクロストラテジー)などビットコイントレジャリー企業の財務モデルを軸に、株式を通じた投資の仕組みやレバレッジ効果、税務上のメリットなどを解説。日本のメタプラネットなど類似上場企業の動きも取り上げ、再現性の条件やリスク要因を多角的に考察する。
17:26
スイスFINMA規制のAMINA銀行、リップル社RLUSDを世界初サポート
スイス金融監督局(FINMA)規制下のAMINA銀行が、リップル社の米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」の取扱いを開始。時価総額660億円超のRLUSDをサポートする世界初の銀行として、機関投資家向けに保管・取引サービスを提供。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧