はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨全面安の中「ビットコインSV」が逆行高、ビットコインABC(BCH)を上回り時価総額5位まで浮上

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨ビットコインSVがビットコインABCを上回り、時価総額5位に
BSVは仮想通貨市場の全面安をよそに前日比≒19%の上昇を見せたことで、BCH(ビットコインABC)を上回り、時価総額5位まで浮上した。

BSVが時価総額5位獲得

ビットコインをはじめ、仮想通貨市場の暴落を招いた一因とされていたビットコインキャッシュのハードフォーク(及びハッシュ戦争)からおよそ3週間が経過。

ここにきて、劣勢と捉えられていたBSV(BitcoinSV)が注目されはじめた。本日の仮想通貨市場は、最重要ETF延期などの影響により全面安相場になっているが、BSV前日比19%高の上昇を見せたことで、ついにBCH(ビットコインABC)を上回り、時価総額5位まで浮上した。

BitcoinSVとは

BSVとは、マイニングプールCoingeek社とサイエンティストのCraig Wright氏が主力となるビットコインキャッシュ(BCH)から分裂した通貨で、フォーク前のBCHやABCと異なり、ブロック総容量が128MBとなるのが最大の特徴。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

出典:coinmarketcap

出典:coinmarketcap

一方BCH(BitcoinABC)は、前日比16%安の下落を記録し、現在時価総額7位に後退、ハードフォークから長期的な下落に悩まされている。

バイナンスなどを除き、日本の取引所をはじめとする多くの取引所がBitcoinABCに「BCH」のティッカーシンボルを与えており、世界的には粗方BCH=BitcoinABCという形で落ちつている。ある意味で付与通貨とされているBitcoinSVが時価総額で(一時)優位に立ったことで、今後どのような影響が出るかは、業界における大きな注目点となりそうだ。

なお現在仮想通貨で利用されている時価総額の計算方法を元に計算すると、BitcoinABC(BCH)とBitcoinSVは分裂通貨という観点から、多少誤差はあるものの市場供給量は同水準である。このことからも、単純に通貨価格の優位性がそのまま時価総額の優位性に直結する。

BSVの上昇に直接のファンダとしては、BSVの主要マイニングプール企業Coingeekが、カナダの上場マイニング企業Squire Miningによる買収を受け、資金面が充実すると予想されていることが挙げられる。

カナダの大手マイニング企業Squire Mining社、渦中の中CoinGeekを約51億円で買収
カナダ証券取引所に上場するマイニング企業のSquire MiningはCoinGeekの買収に応じた。買収には6030万カナダドル(約51.5億円)の資金が投じられ、同社が保有するマイニング機器や人員もSquire社に引き継がれる予定だ。

ビットコインキャッシュのハードフォークに関する詳細はこちら。

ビットコインキャッシュのハードフォークで通貨分裂を確認|今後の仮想通貨価格と展開は?
ビットコインキャッシュのハードフォーク実行がされた。BitcoinSV側がBitcoinABCのブロックを無効としたことも含め、明確に2つの通貨に分裂したことが確認された。
▶️本日の速報をチェック
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者7,000名突破。

CoinPostの関連記事

英Finderが12月版仮想通貨価格予想を発表|対象はビットコインやリップルなど11通貨
英比較サイトがフィンテック専門家9名による、主要仮想通貨の最新価格予想を発表した。直近の下落の影響か、予想価格の多くは大幅に修正、しかし現価格からは強気予想傾向は継続している。
ビットコイン安値水準継続も、19年以降を見据え続々と大手取引所が機関投資家向け口座提供を発表|仮想通貨市況
ビットコイン相場は、レンジ内で折り返す動きを継続するも、ラインの集束点が近く、注目が集まる。現在下落相場にある仮想通貨マーケットだが、来年以降に予定する巨大金融機関の動きを背景に、大手取引所Binanceなどが機関投資家向け口座サービスを発表した。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/02 水曜日
07:55
NYSE上場DDCが760億円調達完了、ビットコイン準備金戦略を本格始動
アジア食品ブランド運営のDDC EnterpriseがNYSE上場企業として最大規模の仮想通貨専用資金調達を実施。Anson Fundsらから総額5億2800万ドルでビットコイン準備金構築へ。
07:25
XRP戦略推進へ、ナスダック上場のWebusが1億ドル調達合意
ナスダック上場のWebusがリップル・ストラテジー・ホールディングスと1億ドルの資金調達契約を締結。仮想通貨XRPを活用した事業戦略推進により株価が日中130%上昇も最終的には8%反落。
07:15
「ビットコインが25年に20万ドルへ到達するとの予測は維持」Bitwise
仮想通貨運用企業Bitwiseは、2025年の10の予測に対する中間評価を公開。ビットコインが20万ドルに到達するとの予測は維持することなどを記載した。
06:50
ストラテジーのビットコイン循環戦略、NAV超プレミアムを正当化か=TD Cowen分析
ストラテジーの株価は純資産価値(NAV)を大きく上回って推移。継続的な株式発行が1株あたりのBTC保有を押し上げる構造が、投資家の注目を集めている。アナリストはその持続性とリスクに着目している。
06:12
ビットコイン利確が加速 第3四半期は過去最弱の季節性=アナリスト分析
仮想通貨ビットコインの利確が進む一方、市場は方向感に欠ける展開。第3四半期は過去最弱の季節性もあり、アナリストは地政学リスクや米金融政策の不透明感に警戒を示している。
05:50
トランプ大統領の「大きく美しい法案」上院可決も、仮想通貨少額免税案は見送り
トランプ政権が推進する大型予算法案に、仮想通貨の少額免税や報酬課税見直しの修正案は含まれず。ルミス上院議員は今後の再提出を示唆し、業界団体もロビー活動を継続する構え。
05:37
米SEC、ビットコインやXRPに投資するグレースケールの仮想通貨ファンドETF化を承認
米証券取引委員会(SEC)は、グレースケールのバスケット型ファンドのETF転換を加速承認。構成資産の約8割をビットコインが占めており、今後の仮想通貨ETF全体に追い風となる可能性も。
07/01 火曜日
16:00
UXLINKが実現目指すWeb3の大衆化、CEOが語る成長戦略|WebXスポンサーインタビュー
5500万人のユーザーを擁するWeb3成長支援プラットフォーム「UXLINK」。WebX 2025への参加を控え、同社CEOが日本市場への期待を述べた。
14:49
日本初の仮想通貨建てクレジットカード「Slash Card」が登場 β版の事前登録開始へ
日本初の暗号資産建てクレジットカード「Slash Card」がβ版の事前登録を開始する。米ドル連動型ステーブルコインUSDC担保サービスで物理・バーチャル両対応。ソラナやイーサリアムなどマルチチェーン互換性とトークン還元リワードを特徴とし、Web3技術を現実世界の決済に橋渡しする。
13:30
ビットコイン需要減少で市場脆弱性指摘、イーサリアム大口投資家は巨額含み損で売却継続=アナリスト
Cryptoquant分析によると、ビットコインのオンチェーン需要指標がマイナス転換し短期調整リスクが高まる。一方でETH大口投資家は3週間で9万5313ETHを償還、4260万ドルの含み損を抱える状況。
13:05
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、約320億円調達でビットコイン購入とマイニング機器導入へ
エリックとトランプ・ジュニア氏が支援するビットコインマイニング企業American Bitcoinが2億2000万ドルを調達。ビットコイン購入とマイニング機器導入に充当予定。
12:00
金融庁、ステーブルコイン健全発展のための報告書を公表 不正リスクや今後の課題を分析
金融庁が仮想通貨ステーブルコインの健全な発展に向けた報告書を公表した。不正利用の実態と今後の規制課題を分析調査する内容だ。
11:05
取引所BybitとKraken、ソラナ基盤トークン化株式「xStocks」を190カ国で提供開始
世界第2位の仮想通貨取引所BybitがBacked社のトークン化株式サービス「xStocks」を取り扱う。Apple、Amazon、Microsoft等60銘柄超をソラナブロックチェーン上で24時間365日取引可能に。
10:40
トランプ氏関連のミームコイン「TRUMP」、口座開設キャンペーンで配布へ
ドナルド・トランプ氏が公認とされるミームコイン「TRUMP」がもらえるキャンペーンがBITPOINTで7月末まで開催中。特典内容や条件を詳しく解説します。
10:20
国内Web3関連企業BACKSEAT、組み込み型Web3体験でブロックチェーン社会実装目指す
BACKSEAT株式会社が第三者割当増資により累計14億円の資金調達を完了。Spiral CapitalとHeadline Asiaが共同リード投資家として参画し、組み込み型Web3体験の実現に向けサービスローンチを本格化。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧