WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

SECとブラックロック、ビットコイン・イーサリアムETFの現物償還方式移行を協議

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

効率性向上とコスト削減に向けて協議

ブラックロックと米国証券取引委員会(SEC)は今週、仮想通貨上場投資信託(ETF)の運用手法における潜在的な変更、特にファンドの現物償還方式への移行について協議を行った。4月1日月曜日に開催された非公開会議では、SECの新設された仮想通貨タスクフォースとともに、仮想通貨現物ETFの構造とメカニズムに焦点が当てられた。

ブラックロックのチームは、現物償還モデルの可能性について詳細な議論を展開したとされる。このモデルは同社が既に現物ビットコイン(BTC)ETFで申請しているものだ。ナスダックによるブラックロックの現物償還モデルの申請書によれば、このような構造は仮想通貨ETFを従来の商品ベースのETFにより近い形で整合させるものとなる。

関連:ブラックロック、英で仮想通貨事業者認可を取得、ビットコインETF提供へ

現物償還方式では、認可された参加者(AP)がETF株式を現金ではなくビットコインやイーサリアム(ETH)などの原資産と直接交換することができ、効率性の向上とコスト削減が見込まれる。今回の会議は、このような償還方式が規制当局から支持を得つつあることを示唆している。ブラックロックの規制、商品、ETFチームの上級代表者らは、現物システムをサポートするための既存のETP(上場投資商品)ワークフローの適応について議論に参加した。

この動きは、ブラックロックの仮想通貨エクスポージャーが拡大を続ける中で起きている。同社のIBITファンドでは574,000BTC以上、イーサリアムETFでは110万ETH以上を保有している。1年以上前の米国での現物ビットコインETF承認に先立ち、各発行体は商品の償還プロセスに関する技術的詳細について協議を重ねていた。しかし、当時(バイデン政権下の)SECは、発行体がビットコインを保管場所から取り出して即座に売却し、投資家に現金を返還する現金モデルを推奨していた。

SECは2024年1月に現金償還方式での現物ビットコインETFを初めて承認し、5月には同じ償還方法による現物イーサリアムETFも認可した。市場関係者によると、今回検討されているプロセス変更は、認可された参加者のみが現物での償還・設定を行えるようにするもので、個人投資家には適用されないとされる。

現物方式への移行により、ETF運営の効率性が向上し、コスト削減や市場への影響を抑制することが期待される。現物ビットコインやイーサリアムを直接受け渡すことで、現金化に伴う価格変動リスクも軽減できると考えられる。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/20 火曜日
13:51
JCBA、暗号資産の委託先管理で347項目を整理 鍵管理を独立領域に 
暗号資産業界の団体JCBAが、ウォレット運用や鍵管理を担う委託先向けのセキュリティ対策「プラクティス集」のドラフト版を公表した。全347項目を10領域で整理し、秘密鍵の扱いに応じて提供形態を5つに区分。狙いと背景を解説する。
11:40
ビットマイン、1.2万イーサリアムを買い増し 5%目標達成へ残り約6万ETH
ビットマインが1万2,535ETHを買い増し、ETH保有量は604万1,481ETHと供給量の4.9%に達した。仮想通貨と現金等の総額は151億ドル。トム・リー会長はAI株安や地政学リスクによるリスク回避が仮想通貨に波及したと説明した。
11:34
サム・アルトマン氏の「ワールド」、AI時代背景に「World ID」銀行向けバージョン発表
仮想通貨関連企業ワールドが銀行・金融機関向けの「World ID」を発表。送金承認やアカウント復旧などで、個人情報をその都度集めずに本人確認を行えるとしている。
11:00
JPモルガンのJPMコイン、イーサリアム上でローンチ
JPモルガンは、米ドル預金トークンのJPMコインを仮想通貨イーサリアムのブロックチェーン上でローンチしたことを発表。JPMコインの対応はベースに続き2チェーン目である。
10:38
ブラックロック、下落緩和型のビットコインETF「PBIT」を申請
ブラックロックが下落リスクを抑えるビットコインETF「PBIT」をSECに申請した。IBIT連動のオプションと短期債券を組み合わせ、上昇益の一部と引き換えに損失を和らげる。同社3本目の申請の設計と上場までの手続きを整理する。
10:00
トランプ一族関連の『USD1』、巨額償還で供給量が9%減少=レポート
トランプ一族WLFIのステーブルコインUSD1の供給量が10月6〜15日に8.71%減少した。償還によるものでイーサリアムとBNBチェーンに集中したが、ペッグは維持している。
09:36
給付金にステーブルコイン活用も 金融庁会合で各省が検討状況を報告
金融庁は、9月30日に開いた「AI時代を見据えたオンチェーン金融フォーラム」初会合の議事録を公表した。デジタル庁が給付金へのステーブルコイン活用を技術面から検討するほか、財務省は国債のオンチェーン対応を議論する研究会を10月8日に始動させた。
09:07
米スーパーリーグ株主、メタプラネットからの2100ビットコイン出資案を承認
米スーパーリーグは、仮想通貨ビットコインのトレジャリー企業メタプラネットからの出資に関連する全ての議案を株主が承認したことを発表。両社間の取引完了は2026年4Qを予定する。
10/19 月曜日
21:16
ストラテジー、先週34億円相当ビットコインを追加購入 5週連続買い増し
ストラテジーは19日、10月12日から18日にかけて267BTCのビットコインを取得したと発表した。購入は5週連続で、保有量は848,517BTCに達した。証券買い戻し枠も30億ドルに拡大した。
15:05
9組織が「量子アライアンス」設立、ブロックチェーンの耐量子暗号基準を策定へ
9つのブロックチェーン関連組織が「量子アライアンス」を設立した。量子耐性の定義や耐量子暗号への移行基準を策定する。ビットコイン供給量の約30%が量子攻撃のリスクにさらされる中、4つの作業部会で標準化を進める。
14:50
セイラー氏、ビットコインは強気相場へ BTC裏付けステーブルコインにも言及
ストラテジーのマイケル・セイラー会長は講演で、ビットコインは強気相場に戻りつつあると述べた。銀行のカストディと与信の拡大を主な追い風に挙げたほか、優先株STRCの買い戻しや利回り付きステーブルコイン構想にも言及した。
11:38
7~9月の仮想通貨被害額は約1870億円、8割弱は直近の監査範囲外の経路=レポート
Hackenの報告で、2026年7~9月のハッキングや不正操作などによる仮想通貨被害は約1,870億円に上った。損失の多くは直近の監査が及ばない経路を通じて発生している。
10:54
ソラナ中国幹部が代表の上海法人を6月に設立 本体との資本関係は見当たらず
Wu Blockchainによると、Solana China共同責任者の堵燕菁氏が代表を務める法人が6月に上海で設立され、8月に合弁会社へ45%出資した。ソラナ本体との直接の資本関係は見当たらない。開発者イベント延期の経緯もまとめた。
09:39
Pacific Meta、チェーンリンクと提携拡大 機関向けトークン化
Pacific Metaが16日、Chainlink Labsと戦略的提携を締結。チェーンリンクの相互運用性プロトコルCCIPを優先採用し、コンプライアンスを自動化するACEも導入支援サービスに加えた。機関向けトークン化金融の国内導入を狙う。
09:32
コアウィーブら9社、OKXICEでの自社株トークン取引に異議
コアウィーブやブロードコムなど9社が、OKXICEでの自社株のトークン化取引に異議を申し立てた。SECのイノベーション免除制度に基づくものだ。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧