
平均購入単価は約1,291万円
株式会社メタプラネットは7日、ビットコイン・トレジャリー事業の一環として、新たに555BTCを追加購入したと発表した。平均購入価格は1BTCあたり1,382万4,064円、購入総額は約76億7,200万円となる。
今回の追加購入により、同社の累積保有枚数は5,555BTCに達し、これまでの平均購入価格は1BTCあたり1,291万8,667円、購入総額は約717億6,300万円となった。

メタプラネットのBTC保有量推移 データ:Metapnanet(IR)
メタプラネットは2025年1月に公表した「2025-2026年ビットコイン計画」で、2025年末までに1万BTC、2026年末までに2万1,000BTCの保有を目標に掲げている。
独自の資金調達戦略で購入資金を確保
同社はビットコイン購入資金の調達に、EVO FUND向けのゼロクーポン社債と新株予約権の行使資金を活用する独自の財務戦略を採用している。4月16日に第11回普通社債(1,000万米ドル、約15億円)を発行して調達した資金を活用し、ビットコインを追加購入したものとみられる。
また、5月1日までに第10回、第11回普通社債の早期償還を完了し、5月2日には第12回普通社債(36億円)の調達も実施している。
同社は今後も市場動向を見極めながら、目標達成に向けた積極的なビットコイン蓄積を続ける方針だ。
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