
ステーキング10銘柄に対応
株式会社セレス(東証プライム上場)の連結子会社である株式会社マーキュリーは6月11日、同社が運営する暗号資産販売所「CoinTrade」およびステーキングサービス「CoinTrade Stake」において、新たに暗号資産の積立サービスおよび積立ステーキングサービスの提供を開始したと発表した。
新サービスでは、ユーザーが毎日または毎月、一定金額(500円から)を設定することで、対象の暗号資産を自動的に購入できる仕組みを採用している。いわゆる「ドルコスト平均法」によって価格変動リスクを抑えながら、長期的かつ計画的な資産形成を支援するものだ。現在CoinTradeで取り扱う18銘柄すべてが対象となる。
複利運用まで自動化
加えて、CoinTrade Stakeで提供される積立ステーキングサービスでは、積立購入された暗号資産が自動的にブロックチェーンネットワークへステーキングされ、報酬の受け取りまでを一括で自動化。対象となる10銘柄すべてで対応しており、積立から複利的な運用までをワンストップで完結できるのが特長だ。
ステーキングとは、暗号資産をブロックチェーンネットワークに預け入れ、その運用に貢献することで報酬を得る仕組みである。個人でも直接ステーキングを行うことは可能だが、ノード運用など高度な技術や継続的な管理が求められる。一方、取引所を通じたステーキングは手続きが簡便で、自動化された運用が可能なことから、高い人気を集めている。
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CoinTradeでは、ステーキング報酬を手続き不要で受け取れる設計となっており、報酬は自動的に元本に組み入れて再運用することも、利用者の口座に入金することも可能となっている。こうした仕組みにより、積立から複利運用までの一連の流れを完全に自動化している点が、他社サービスとの差別化ポイントとなっている。
CoinTrade Stakeでは、イーサリアム(ETH)やテゾス(XTZ)など、比較的高い利回りが期待される10銘柄を対象にステーキングサービスを展開。長期保有を前提としたユーザーにとって、資産の成長が期待できる手段として注目を集めている。
また、CoinTradeはステーキングにとどまらず、資産運用機能の拡充を図っており、三井物産デジタルコモディティーズと提携したレンディングサービス「CoinTrade Lending」では、金に連動したジパングコイン(ZPG)や、銀・プラチナに連動するトークンの取り扱いを開始している。
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