- バイナンスのDEXに関する新情報
- 仮想通貨取引所バイナンスのCEOが今後ローンチが予定されているDEXについて言及し、ハードウォレットに対応する方針を明らかにした。顧客自身でプライベートキーを管理可能となる点が魅力だ。
- DEXとは
- 分散型暗号通貨取引所(Decentralized EXchange)のこと。 ブロックチェーン上の非中央集権型取引所であることで、高い安全性がメリットになる反面、割高な手数料や法定通貨が使用できない点、流動性や利便性の低さがデメリットとされている。
バイナンスのCZ氏、ローンチ予定のDEXについて言及
大手仮想通貨取引所バイナンスのCEOであるCZ氏が、将来的にローンチが予定されているDex(分散型取引所)において、ハードウォレットの対応を最初から備える方針にあることを明らかにした。
Binance DEX will support hardware wallets from day one of launch. So that you can be sure you private keys never leave your device.
— CZ Binance (@cz_binance) 2019年1月27日
バイナンスのDEXは発足時点からハードウォレットに対応する。これにより、プライベートキーがユーザーのデバイスを離れることはない。
上述のツイッターに投稿されたウォレットはフランスのLedger社が提供するLedger Nano Sウォレットが見られるため、一部ではLedgerのウォレットに対応するのではないかと期待されている。
バイナンス側は以前から分散型取引所のローンチする方針を発表しており、昨年9月時点では、開設の一歩前であるベータ版の公開メドが2018年末から2019年上旬になっていることが報じられていた。
Just had a productive meeting for #Binance #DEX (decentralized exchange), where $BNB will be native gas, and the exchange don't control user funds. Aiming for a public beta end of the year/early next year. Yes, we work on Saturdays, non stop!
— CZ Binance (@cz_binance) 2018年9月29日
….ベータ版公開は(2018年)年末から来年の初めを目指している。我々は土曜日でも休まず働いている!
バイナンスのDEXがハードウォレットに対応した場合、ユーザーはプライベートキーを取引所側に預けず、自分で自己資産の安全性を管理できる点が大きな魅力となっている。
既存の仮想通貨取引所とは違い、分散型の取引所は手数料が高く流動性や利便性の低さ等、課題は多いとされているが、ハッキングなどのリスクから守られる点がデメリット以上のポテンシャルが期待されている。
現在バイナンス側はDEXの始動日や対応ウォレットを発表していないが、仮想通貨バイナンスの新たな取り組みは注目していきたいところだ。
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