高まる仮想通貨需要に対応
ロシア最大の銀行スベルバンクが分散型金融(DeFi)商品のテストを開始したとロシアメディアRBCが報じた。顧客の仮想通貨取引・保有への関心が高まっていることが背景にある。
スベルバンク経営委員会の副会長は、規制当局と協力してデジタル資産サービスを開発していると述べた。同氏は従来の銀行業務と分散型金融が融合すると確信を示した。
スベルバンクの時価総額は約830億ドルで、約1億900万人の個人顧客と300万社以上の法人顧客を抱える。ロシア政府が2026年の規制整備に前向きな姿勢を示したことで、銀行の仮想通貨導入計画が加速している。
競合大手のVTBも今月、顧客がデリバティブではなく実際の仮想通貨購入を望んでいると表明した。今年はロシアの主要企業が仮想通貨関連ファンドや債券、ビットコインやイーサリアムの価格連動型インデックスを相次いで立ち上げている。
スベルバンクは5月30日にビットコイン仕組債の発行を開始した。投資家はビットコインのドル建て価格とルーブル安ドル高の為替変動から収益を得られる。全取引はロシアの法的枠組み内でルーブル建てで決済される。
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