グローバル決済戦略を強化
米上場のブロックチェーンインフラ企業バクト(Bakkt)は1月12日、ステーブルコイン決済インフラプロバイダーのディストリビューテッド・テクノロジーズ・リサーチ(DTR)の買収に合意したと発表した。
バクトはDTR株主に対し、クラスA普通株式約912万8682株を発行する。同社は、この株式対価がDTRの技術と資産の戦略的価値を適切に反映していると説明した。買収によりステーブルコイン決済の市場投入時期が加速し、第三者への依存が減少し、決済と銀行業務における将来の収益創出を支援する見通しだ。
取引の完了は規制当局の承認とバクト株主の承認を含む通常の条件が満たされることが前提となる。取引はコリーン・ブラウン氏とマイク・アルフレッド氏で構成されるバクト取締役会の独立特別委員会によって交渉、評価、承認された。
注目すべき点として、アクシェイ・ナヘタ氏はDTRの創業者であり、現在のバクトの共同CEOでもある。バクトは2025年3月にナヘタ氏を共同CEOに任命し、DTRとの戦略的提携を発表していた。ナヘタ氏は声明で、今回の取引が単一の一貫した戦略の集大成であると述べている。
バクト株式の約31%を保有するニューヨーク証券取引所の親会社インターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE)は、買収に賛成票を投じることに合意した。特別委員会メンバーのアルフレッド氏は、買収によりステーブルコイン決済インフラの重要な部分を統合し、複数の流通パートナーとネオバンキング戦略を立ち上げる準備が整うと説明した。
バクトは近年、従来型金融機関が仮想通貨に参入するためのターンキーオペレーターとして事業を転換。昨年はロイヤルティリワード事業を売却し、全米50州で仮想通貨取引、送金、決済を可能にする送金業ライセンスを取得した。ビットコイン(BTC)の財務保有も開始している。
関連:Bakkt決算、黒字転換で売上高27%増 事業再編が完了段階に
また、バクトは1月22日付で社名を「Bakkt, Inc.」に変更する予定だ。ニューヨーク証券取引所での取引は引き続きティッカーシンボル「BKKT」で行われる。
関連:ビットコインを保有する上場企業ランキング|日本・米国の注目企業を解説



はじめての仮想通貨
TOP
新着一覧
チャート
学習
WebX




















































