- 6月29日付で組み入れが確定
- 指数連動ファンドによる自動買いが発生する見通し
イーサリアム(ETH)トレジャリー戦略を採用する米ナスダック上場企業シャープリンク(SBET)と、ソラナ(SOL)を主要保有資産とするフォワード・インダストリーズ(FWDI)が、FTSE RussellのRussell 2000およびRussell 3000への採用決定を発表した。
FTSE Russellが5月22日に公表した半期見直しの予備リストに両社が掲載されており、6月29日の取引終了後に正式組み入れとなる。
Russell US Indexesには現在、約12.2兆ドルの資産が連動している。組み入れが確定した銘柄は指数連動型ファンドやETFによる機械的な買い付けが自動的に発生するため、仮想通貨関連小型株にとっては流動性向上と機関投資家への露出拡大を意味する重要なイベントとなる。
関連記事:ETH保有企業ビットマイン、米大型指数『Russell 1000』予備リストに掲載 パッシブ資金流入の可能性
米上場のイーサリアム・トレジャリー企業ビットマイン(BMNR)がFTSE Russellの大型株指数「Russell 1000」予備リストに掲載された。時価総額は最低基準の57億ドルを上回っており、パッシブ指数連動ファンドによる数十億ドル規模の強制買いが発生する可能性がある。
両社の戦略と現状
シャープリンクはETHを874,351枚(約18億ドル相当)保有する世界有数の法人ETHホルダーで、2026年2月にスポーツベッティング事業から転換し現社名に改称した。
CEOのジョセフ・シャロム氏は「Russell 2000・3000への採用は機関グレードのETHトレジャリー戦略の証明であり、株主基盤の拡大と資本市場へのアクセス強化につながる」とコメントしている。
一方、フォワード・インダストリーズは医療機器設計会社からソラナトレジャリー企業へと転換した経緯を持つ。同社は2025年に平均約232ドルで15.8億ドル相当のSOLを購入したが、現在のSOL価格は約84ドルと購入時から約64%下落しており、含み損を抱えた状態での指数採用となる。
ビットマインらも含め仮想通貨関連株の採用相次ぐ
今回の半期見直しでは両社に加え、ETHトレジャリー企業ビットマイン(BMNR)が大型株指数のRussell 1000への採用が予定されている。仮想通貨財務戦略を掲げる上場企業が指数採用の射程に入りつつある流れが鮮明になっており、機関投資家からの受動的な資金流入経路の整備が進んでいる。



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