はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米VISA社が「仮想通貨チーム」を立ち上げへ|ブロックチェーン製品新開発に向け人材募集

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米VISA社、仮想通貨業界に精通した人材求める
米金融サービス大手のVISA社が、仮想通貨業界に精通したテクニカルプロダクトマネージャーの求人を開始した。自社の仮想通貨専門チームの立ち上げを目指している模様。

米VISA社、「仮想通貨チーム」を新規立ち上げ:ブロックチェーン製品新開発に向け人材求める

米多国籍金融サービス大手のVISA社が、仮想通貨エコシステム専門の新しいチームを構築しているようだ。

同社が発表した、テクニカルプロダクトマネージャーの新しい 採用情報 によると、VISAは仮想通貨の知識を備えた人材を採用することによって「VISA仮想通貨チーム(VISA Crypto Team)」を構築し、強化していく。

出典:Visa

あなたは支払いと仮想通貨の交わりに情熱を抱いているか?

あなたはプライベートブロックチェーン技術に深く精通していて、急速に変化する仮想通貨とフィンテックエコシステムの専門家の密接なネットワークを持っているか?

仮想通貨を支援している技術者に価値を提供するための新製品を開発するというVisaの挑戦に興奮しているか?

「VISA仮想通貨チーム」のプロダクトマネージャとして、仮想通貨エコシステム内でVisaの製品戦略を実行する責任があり、VISAリサーチチームと密接に協力して、Fintech業界に新製品を提供する。

さらに当該者には、仮想通貨がこれからの個人の支払いにどのような影響を与える可能性があるか、深く理解することが求められている。

VISA、本格的にブロックチェーン進出か

VISA社のブロックチェーン及び仮想通貨業界への進出は今に始まったことではない。

ほんの1ヵ月前、同社の「フィンテックファストトラックプログラム」を中央・東ヨーロッパ、アフリカ、そして中東に拡大したと発表している。

このプログラムにより、様々なフィンテック企業及びサービスは長期間待たずに、VISAの決済ネットワークに接続し利用できる。プログラムの実行にあたりVISAは、InstaRem社などのリップルのパートナーを支援することによって、間接的に仮想通貨業界へ進出していた。

シンガポールのFintechのスタートアップで、RippleNetのメンバーであるInstaRem社との連携について、VISAのアジア太平洋地域におけるデジタルパートナーシップの責任者であるHamish Moline氏は以下のように述べた。

InstaReM社を我が社の「フィンテックファストトラックプログラム」に招待し、顧客の支払い経験に革新をもたらす機会がまだたくさんあるこの分野に、彼らと協力して取り組めることに興奮している。

さらに先週には、リップルのパートナーである越境決済プラットフォームの英Earthport社を198億英ポンド(約290億円)で買収することが発表された。

これらの動向を考慮すると、VISA社はすでにブロックチェーン及び仮想通貨時代にその翼を広げている。 しかし、同社からの直接の公式発表としては、まだ何も出されていない。採用情報に記載のある、独自のVISA Cryptoチームを立ち上げる旨の公式発表は、人材が見つかり次第近日期待できるかも知れない。

いずれにしろ、VISA社の本格的なブロックチェーン進出は始まったばかりである。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

米最大手スーパーチェーンがVisa決済の停止を発表|代替案として仮想通貨ビットコインのライトニング採用の可能性を示唆
米最大手スーパーチェーンKroger社は、高い手数料を理由にVisa決済サービス提供を停止すると発表。代替案としてビットコインライトニング決済の導入の可能性が浮上しているという。実現すれば、仮想通貨決済普及への急加速材料となる。
米SEC仮想通貨部門トップ「ステーブルコインは有価証券に該当する可能性がある」と指摘
米SECに所属する仮想通貨専門部門の最高責任者は、大型カンファレンスに登壇し、仮想通貨ステーブルコインの法的ステータスについて、あるタイプのステーブルコインは「証券法に抵触する可能性がある」と言及した。仮想通貨に対する立場とは?
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者13,000名突破。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/20 土曜日
13:22
イオレがビットコイン追加取得、累計保有量101BTC超に
日本上場企業イオレが約1億6640万円分のビットコインを追加取得。ネオクリプトバンク構想の初期トレジャリー運用の一環として実施され、2026年3月期中に120億円から160億円規模の取得を目指している。
11:55
ブラックロックのビットコイン現物ETF、年初来リターンはマイナスも流入額6位入り
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が年初来のETF流入で6位にランクインした。一方でリターンはマイナスとなっており背景にある投資家心理が注目される。
10:50
メタプラネット、米国預託証券プログラム設立
ビットコイン保有企業メタプラネットがドイツ銀行を預託銀行とする米国預託証券プログラムを設立し、19日より米国店頭市場で取引を開始する。米国投資家の利便性向上と流動性拡大を目指す。
10:33
ビットコイン提唱者ルミス米上院議員が再選不出馬、仮想通貨法案成立に注力へ
仮想通貨推進派として知られるシンシア・ルミス上院議員が2026年の再選不出馬を表明した。任期終了までに包括的な仮想通貨規制法案や税制改革の成立を目指す方針を示している。
10:05
「ビットコイン価格は2035年に2億円に到達」CF Benchmarksが強気予想
CF Benchmarksが2035年の仮想通貨ビットコインの価格を基本シナリオで142万ドルと予想した。ゴールド市場のシェアを獲得することなどを前提とし弱気・強気シナリオも算出している。
09:10
イーサリアム、Glamsterdamの次のアップグレード名は「Hegota」
仮想通貨イーサリアムでGlamsterdamの次に実施されるアップグレードの名称がHegotaに決定。2025年と同様、イーサリアムは2026年に2回アップグレードを行う可能性がある。
08:15
ビットコイン、弱気相場入りか クリプトクアントが需要減速を指摘
クリプトクアントが仮想通貨ビットコインの需要成長鈍化を指摘し、弱気相場への移行を指摘。ETFの純売却や大口保有者の需要縮小、デリバティブ市場のリスク選好低下などが要因として挙げられている。
07:10
コインベース、2026年の税制変更で予測市場がギャンブルより有利になると指摘
コインベースが2026年の見通しレポートで、トランプ大統領が署名したワン・ビッグ・ビューティフル・ビル法により予測市場が従来の賭博より税制面で有利になる可能性があると指摘した。
06:50
アーサー・ヘイズ、FRBの新資金供給策RMPでビットコイン4年サイクル論が終焉と再度主張
著名トレーダーであるアーサー・ヘイズ氏がFRBの準備金管理購入プログラムを分析し、実質的な資金供給(QE)により仮想通貨ビットコインの従来の4年サイクルが崩れたとの見解を示した。ビットコインは2026年に20万ドルに向かうと予測。
06:20
仮想通貨の冬到来か、フィデリティ責任者がビットコインの2026年底値を6.5万ドル付近と予測
フィデリティのグローバルマクロ責任者ジュリアン・ティマー氏がビットコインの強気サイクル終了の可能性を指摘し、2026年の底値を6.5万ドルから7.5万ドルと予測した。機関投資家の参入により従来のサイクル論が変化しているとの見方が広がっている。
05:45
米FRB、仮想通貨企業向け「簡易版マスターアカウント」開設に進展か
米連邦準備制度理事会が仮想通貨関連企業を含む適格機関に決済サービスへの限定的なアクセスを提供する「ペイメントアカウント」案についてパブリックコメントを募集開始。
12/19 金曜日
17:38
税制改正大綱で仮想通貨税制が大きく前進、申告分離課税20%と3年間の繰越控除を明記
政府・与党が2026年度税制改正大綱を決定。暗号資産取引に申告分離課税を導入し、税率は株式と同じ一律20%に。3年間の繰越控除制度も創設される。金商法改正を前提とした条件付きで、2028年施行の見通し。昨年の「検討」から具体化が進み、web3業界の発展に向けた重要な一歩として評価されている。
15:33
米国法銀行初、SoFiがステーブルコイン「SoFiUSD」を発行
米ソーファイ・テクノロジーズが完全準備型の米ドルステーブルコイン「ソーファイUSD」を発表した。パブリックブロックチェーン上でステーブルコインを発行する米国法銀行として初の事例となる。
14:15
2025年の仮想通貨盗難被害額5300億円突破、北朝鮮関連グループの犯行目立つ=チェイナリシス
チェイナリシスが2025年の仮想通貨盗難事件についてレポートを発表。総額5300億円規模であり、Bybitハッキングなど北朝鮮関連グループによる犯行が目立っている。
14:13
サークル、インテュイットと提携 USDC で税金還付や企業決済に対応
ステーブルコイン大手サークルが金融テクノロジー企業インテュイットと複数年の戦略的提携を締結。TurboTaxやQuickBooksなどでUSDCを活用した税金還付、送金、決済サービスを展開し、年間15兆円超の取引に対応へ。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧