はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

海外仮想通貨取引所2社にハッキング被害 ビットコインやイーサリアム、XRP(リップル)等が19種類が流出

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨取引所DragonEX、ハッキング被害を受け
「DragonEX(ドラゴンEX)」と「BiKi.com」が、ハッキング被害を受けたことをユーザーに報告した。BTCやETHの他、数多くのアルトコインも流出被害にあったことがわかっている。なお、DragonEXは出来高基準で世界31位の取引所となる。

仮想通貨取引所DragonEX、ハッキング被害を受け

CoinMarketCap上で取引高31位の仮想通貨取引所「DragonEX(ドラゴンEX)」は、25日に公式テレグラムにて、24日にハッキング被害を受けたことを明らかにした。

出典:Telegram

同取引所の管理スタッフの主張によれば、

24日、DragonEXがハッキング被害を受け、ユーザーの仮想通貨資産と取引所側の資産が不正流出した。

盗難に遭った一部の資金は取り返せたが、残りの分も取り返そうと尽力している。

すでにエストニア、タイ、シンガポール、香港などの警察側に知らせ、捜査協力をしている。

現在取引所のサービスは全て一時的に停止しており、正確な盗難資金とその復旧に関しては一週間以内に報告する。

なお、ユーザーの損失に関しては、DragonEX側が全ての責任を取る。

DragonEXは、多くのアルトコインを取り扱っている取引所で、仮想通貨データサイトCoinMarketCapによると、中ではEOSによる取引高が最も多い。

また、同取引所の管理スタッフであるJoanne Long氏は、テレグラム上で、同社の調査で判明した、盗難の資金の銘柄とその送り先となる一部のアドレスを公開し、他の取引所の協力を呼びかけている。

流出した一部銘柄は、以下の通りだ。

  • BTC
  • ETH
  • XEM
  • XRP
  • ETC
  • NEO
  • ABBC
  • LTC
  • BCHABC
  • XLM
  • XMR
  • ADA
  • ONT
  • TRX
  • BTM
  • XAS
  • ICX
  • QTUM
  • USDT

出典:Telegram

Long氏の話によれば、不正流出した一部のETHが取引所Huobi、Binanceに、一部のUSDTはBittrexなどに送金されたが、該当の取引所へ連絡を取っており、現在HuobiとGate.ioによって資金の入金はブロックされている。

執筆時点では、被害送金額に関しては、まだ明らかにされていない。

取引所のハッキング事件は、未だ絶えない状況にあり、1月にはニュージーランドの仮想通貨取引所Cryptopiaがハッキング攻撃を受け、現在もその全てのファンドが回収されておらず、先日同取引所はサービスを再開した。

もう一つの取引所の被害に関して

なお、BiKi.comというシンガポール本拠地の仮想通貨取引所も、ハッキング被害を受けた。

同取引所の公式発表 によると、「26日の早朝(0時〜7時)ユーザーのアカウントパスワードが改ざんされ、ハッカーによって仮想通貨の資金が盗まれた」と明かし、「被害総額およびその弁償プランを後日に発表する」と述べている。

なお、現在ハッキングの原因および盗まれた仮想通貨の銘柄に関して調査中とのことである。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

北朝鮮、日韓の仮想通貨取引所へハッキングで550億円相当を不正取得|国連報告の内容を日経新聞が報道
北朝鮮は、厳しい経済制裁を逃れるべく、外貨を取得するサイバー攻撃を強化、2017から18年にかけて、日本や韓国などアジア圏の仮想通貨取引所へサイバー攻撃を仕掛けていたことがわかった。約5億ドル(555億円相当)の被害がでているという。日経新聞がスクープとして報じた。
仮想通貨取引所Cryptopiaで再びハッキング発覚 被害総額は17億円以上に
今月15日にハッキング被害が報道されていた仮想通貨取引所Cryptopiaが28日、再びハッキング被害を受けていたことが調査企業Elementusの最新報告により明らかとなった。前回影響されたウォレットから再度1900万円分の1675ETHが盗まれた。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/01 火曜日
14:49
日本初の仮想通貨建てクレジットカード「Slash Card」が登場 β版の事前登録開始へ
日本初の暗号資産建てクレジットカード「Slash Card」がβ版の事前登録を開始する。米ドル連動型ステーブルコインUSDC担保サービスで物理・バーチャル両対応。ソラナやイーサリアムなどマルチチェーン互換性とトークン還元リワードを特徴とし、Web3技術を現実世界の決済に橋渡しする。
13:30
ビットコイン需要減少で市場脆弱性指摘、イーサリアム大口投資家は巨額含み損で売却継続=アナリスト
Cryptoquant分析によると、ビットコインのオンチェーン需要指標がマイナス転換し短期調整リスクが高まる。一方でETH大口投資家は3週間で9万5313ETHを償還、4260万ドルの含み損を抱える状況。
13:05
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、約320億円調達でビットコイン購入とマイニング機器導入へ
エリックとトランプ・ジュニア氏が支援するビットコインマイニング企業American Bitcoinが2億2000万ドルを調達。ビットコイン購入とマイニング機器導入に充当予定。
12:00
金融庁、ステーブルコイン健全発展のための報告書を公表 不正リスクや今後の課題を分析
金融庁が仮想通貨ステーブルコインの健全な発展に向けた報告書を公表した。不正利用の実態と今後の規制課題を分析調査する内容だ。
11:05
取引所BybitとKraken、ソラナ基盤トークン化株式「xStocks」を190カ国で提供開始
世界第2位の仮想通貨取引所BybitがBacked社のトークン化株式サービス「xStocks」を取り扱う。Apple、Amazon、Microsoft等60銘柄超をソラナブロックチェーン上で24時間365日取引可能に。
10:40
トランプ氏関連のミームコイン「TRUMP」、口座開設キャンペーンで配布へ
ドナルド・トランプ氏が公認とされるミームコイン「TRUMP」がもらえるキャンペーンがBITPOINTで7月末まで開催中。特典内容や条件を詳しく解説します。
10:20
国内Web3関連企業BACKSEAT、組み込み型Web3体験でブロックチェーン社会実装目指す
BACKSEAT株式会社が第三者割当増資により累計14億円の資金調達を完了。Spiral CapitalとHeadline Asiaが共同リード投資家として参画し、組み込み型Web3体験の実現に向けサービスローンチを本格化。
10:02
ロビンフッド、トークン化した米国株やETFの取引サービスを欧州で提供
仮想通貨などの投資アプリを提供するロビンフッドは、トークン化した米国の株やETFの取引サービスをEUユーザー向けにローンチしたと発表。独自ブロックチェーンを開発していることも明かした。
09:55
テキサス州、戦略的ビットコイン準備金設立に続き「金・銀」を法定通貨として認可
テキサス州のアボット知事が金・銀を日常取引の法定通貨として認可する法案に署名。戦略的ビットコイン準備金設立法案も成立し、米国初の大規模な貴金属・仮想通貨政策を実現。
09:40
ビットコインマイニング難易度が7.5%低下 米テキサス州猛暑が影響か
仮想通貨ビットコインのマイニング難易度が約7.5%低下した。米テキサス州の猛暑による電力制限が主要因と指摘されている。6月中旬にハッシュレートも下落していたところだ。
09:15
ナスダック上場企業SRM、140億円のトロン財務戦略完了でTRXをステーキング
フロリダのテーマパーク向け記念品製造企業SRM Entertainmentが、1億ドルのTRON財務戦略の一環として3.65億TRXをJustLendにステーキングした。年率最大10%のリターンを目指す。
08:55
ドイツ最大手銀行グループ『シュパーカッセ』、2026年夏に個人向け仮想通貨取引開始へ=報道
ドイツ最大の銀行グループSparkassenが方針転換し、個人顧客向けビットコインなど仮想通貨取引サービスを2026年夏に開始予定。EU規制整備を背景に3年ぶりの決定となる。
08:10
SEC、ビットワイズ・イーサリアムETFのステーキング承認判断を延期
米証券取引委員会がビットワイズ社申請のイーサリアムETFのステーキング機能追加提案の承認判断を延期。投資家保護と公正な市場慣行への適合性について追加審査を実施中。
07:45
サークル、米国でナショナル・デジタル通貨銀行設立を申請
米ステーブルコイン発行企業サークルが米通貨監督庁にナショナル・トラスト銀行設立を申請。承認されればUSDC準備金の自己管理と機関投資家向け仮想通貨カストディサービス提供が可能に。
07:25
仮想通貨税制改正案、ルミス議員が「大きく美しい法案」へ修正提案
シンシア・ルミス上院議員がトランプ大統領一推しの予算調整法案に仮想通貨税制改正修正案を提出。300ドル未満取引免税とマイニング・ステーキング報酬の二重課税解消を目指す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧