ビットコインSV上場廃止相次ぐ 3企業が対応方針|仮想通貨市場への影響も懸念

仮想通貨BSV、バイナンス上場廃止から相次ぐ発表
バイナンスのビットコインSV(BSV)上場廃止発表後、複数企業が廃止運動に参加する動きが確認。上場廃止の流れが相次ぐことでの混乱やクレイグ氏などとの対立懸念が出てきている。

仮想通貨ビットコインSV、相次ぐ上場廃止

大手仮想通貨取引所バイナンスの仮想通貨ビットコインSV上場廃止に関する発表に伴い、他の取引所やウォレット提供企業も追随する動きが確認された。

上場廃止を表明、または検討している取引所やウォレット企業は以下の通りである。

  • クラーケン
  • ShapeShift
  • Blockchain.com

なお本稿執筆時点でビットコインSVは前日比-14%の下落を見せており、時価総額は13位に後退。上場廃止の流れで流動性減少を危惧する売りが相次いだ。

上場廃止の流れが相次ぐことでの混乱だけでなく、クレイグ氏などと仮想通貨取引所の対立などが起こり得る状況にあるなか、仮想通貨市場への影響も懸念される。

仮想通貨取引所クラーケンもBSVの上場廃止か

バイナンスがビットコインSVの上場廃止を日本時間15日深夜に発表したのち、欧州でも定評のある大手取引所であるクラーケンもBSVの上場廃止に関するユーザーの意見を募集。本稿執筆時点では、ユーザー回答者の74%(他20%が結果を見るであるため大多数)が上場廃止に賛成の意見を示している結果となった。

なお、仮想通貨取引所のみならず、ウォレットやトレードを提供するか仮想通貨企業もビットコインSVの対応停止を検討していることが判明。業界全体へビットコインSVの上場廃止の流れが波及しつつある。

大仮想通貨企業のShapeShift社のCEOであるEric Voorhees氏はバイナンスのCZ氏と共に立ち、今後48時間以内にビットコインSVを上場廃止すると述べたほか、仮想通貨ウォレットのBlockchain.comもビットコインSVの対応を今後30日間で停止する方針を発表した。

上場廃止の背景

大手取引所バイナンスのCEOであるCZ氏は先日、仮想通貨ビットコインSVの開発者であるクレイグ・ライト氏は本物のサトシナカモト(ビットコインの考案者)でないと批判。ライト氏が仮想通貨界隈の人物に対して訴訟も辞さない発言をしていたことからCZ氏が異論を示す形としてライト氏が携わる通貨(BSV)の上場廃止を行う意向を示していた。

実際に上場廃止の発表が行われたのち「正しい行いを行なった」などとツイートしたCZ氏の投稿には10000イイね近い反響が寄せられており、業界全体で注目する動きに繋がっている。

また先日コインポストも独占インタビューを行なったモルガン・クリーク・デジタル社のCEOであるAnthony Pompliano氏は同時期に業界全体が責任を持ってビットコインSVの上場廃止運動を促進。バイナンスが上場廃止に至った経緯は仮想通貨取引所の持つ影響力が明らかとなった事例でもあると言えるだろう。

CEOの鶴の一声で通貨価格に影響を与えかねない重要判断が感情的に行われていることを疑問視する意見も少なくない。

日本の対応は?

なお日本国内の取引所もビットコインSVに対する対応方針を示す動きが続いているが、その多くが取り扱いを行うわけではなく、付与通貨相当の金額を対象者に日本円で支払うと発表している。

4月15日に対応方針を発表した「BITPoint」も同様の対応方針を示し、仮想通貨交換所として今後、BSVを取り扱う可能性は低いとしている。

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