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COMSA HUBのβ版公開で、日本発の大型ICO「コムサ(CMS)トークン」が高騰

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

COMSA HUBのβ版公開でコムサが高騰
テックビューロは23日、ICO総合プラットフォーム「COMSA」のソフトウェア開発事業であるCOMSA HUBのβ版を限定公開した。これに伴い、Zaifで取り扱いのある仮想通貨「コムサトークン」の価格が上昇している。

COMSA HUBのβ版公開でコムサが高騰

テックビューロホールディングスは23日、関連会社であるテックビューロ株式会社より事業継承したICO総合プラットフォーム「COMSA」のソフトウェア開発事業であるCOMSA HUBのβ版(テストネット)を限定公開した。

COMSA HUBは、パブリックブロックチェーン上の企業アカウントが持つアセットと、企業内mijinプライベートブロックチェーンの勘定とで、双方の残高の整合性を取り、mijinのオプション機能として利用可能だ。

複数の仮想通貨間でそれぞれの価値を、ペッグされたトークンに変換し、その総量をコントロールする「COMSA CORE」のテストネットは、昨年12月に公開されており、今後のロードマップとして、COMSA CORE、及びCOMSA HUBの正式版ローンチ予定も公開している。

出典:COMSA公式サイト

<COMSA COREの開発>

 2019年夏 正式版リリース予定

<COMSA HUBの開発>

 2019年冬 正式版リリース予定

これに伴い、2017年12月4日に上場した国内取引所Zaifでコムサ価格が上昇している。

出典:Zaif

COMSAは、企業とICOを繋ぐためのトークンであり、実ビジネスにおけるブロックチェーン技術の導入を支援する「ICO総合プラットフォーム」だ。

ICOとは
Initial Coin Offering(イニシャル・コイン・オファリング)の略。企業等が電子的にトークン(デジタルアセットや仮想通貨などの総称)を公衆に販売することで資金調達を実施すること。ICO において発行されるトークンは日本においては資金決済法上の仮想通貨に該当するものとして取り扱われ、有価証券(特に集団的投資スキーム)とみなされる場合には金融商品取引法が適用される。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

企業のICOによる資金調達と企業の持つアセットのトークン化技術、プライベートブロックチェーン「mijin」による内部勘定技術をワンストップのソリューションとして提供する、世界でも唯一の総合プラットフォームとなる。

COMSAは、既存のビジネスとXEM、ETH、BTCのパブリックブロックチェーンをつなげることを目的の一つとしている。

COMSAで発行されたトークンは、今後COMSA COREを通してNEMとEthereumのブロックチェーン間で自由に行き来できるようになるため、流動性が得ることができ、海外からの注目を得やすいというメリットが挙げられる。

背景

日本でもICOを導入したい企業は多数存在しているが、あらゆる規制に準拠した入念な設計の必要性に加え、ブロックチェーン技術に特化した専門家や技術者の不足、暗号通貨のボラティリティの大きさが障壁となり、なかなか導入することが難しいという現状がある。

COMSAは、このような現状を解決するため、ICOによる資金調達の請負、IPOでいう株の部分にあたる暗号通貨トークンの発行、コントラクト実装、トークンの新規上場を目的としている。

そのために、テックビューロが手がける「mijinプライベートブロックチェーン」による内部勘定技術を、ICOソリューション、トークンソリューション、コントラクトソリューションとして提供している。

COMSAは、これらの課題をまとめて解決すべく、企業のICOによる資金調達と、既存アセットのトークン化技術、Zaif取引所、そしてmijinプライベートブロックチェーンによる内部勘定技術をワンストップのソリューションとして提供し、実ビジネスへのブロックチェーン技術導入を一からサポートしている。

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