はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

VanEck版「ビットコインETF」延期ではなく却下の可能性も|米弁護士が解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

VanEck版ビットコインETF,弁護士が認可の可能性を予想
21日までに可否判断下される予定のVanEck版ビットコインETFに関して、米弁護士が見解を述べた。最近の市場動向も考慮した上でSECの判断を延期75%、却下(取り下げ)24.9%、認可0.1%と予測した。

VanEck社のビットコインETF、米弁護士が現状を解説

米国における仮想通貨・ブロックチェーン企業に係る、規制に詳しいJake Chervinsky弁護士が、米国時間21日と可否判断の期限が間近に迫るVanEck版のビットコインETFの現状を解説した。

Chervinsky弁護士は、昨年から米SEC(証券取引委員会)が仮想通貨のETFに関する発表は、複数企業をまとめて行なっていた傾向があったにも関わらず、先週BitWise社の申請のみが先に延期されていたことについて疑問視している。

2019年3月、SECはBitWise社とVanEck社のビットコインETFに関する延期発表を同時に行なっていた。また昨年も、複数企業のETF申請を却下することを発表した際も同時に行なっている。

さらに同氏は、BitWise社とVanEck社の申請時期は5日以内に行われ、可否判断の期限が近いにも関わらず同時に発表が行われなかったのは珍しいケースだと指摘した。

CoinPost関連記事

米SECがビットコインETF判断を再び延期へ|BitWise社の次期判断期限は8月
米SECが投資運用企業BitWise社の申請した仮想通貨ETF商品に関する最終判断を再び延期した。米SECは申請に関するコメントを募集している。

>今回、ETF申請の延期発表が同時に行われなかったことを受け、今後2日以内に判断が発表される予定のVanEck社は却下される可能性が大きいかもしれないと予想している。その理由として以下の要因を挙げた。

  • 時間をとるメリット
  • 好ましくない仮想通貨情勢
  • BitWise社の延期発表に記述された疑問点
  • 両社のETFにおける違い

Chervinsky弁護士は米国の規制当局であるSECの立場上、大きな前例となり得るビットコインETFを承認する場合は可能な限り多くの時間を費やすことで十分に検討を行ったことを示すことができると説明。

単純に延期を行うのであればBitWise社と行えたはずである上、認可である場合は10月まで判断を遅らせるべきだと踏んでいることから残される選択肢は却下なのではないと予想している。

また、最近の仮想通貨市場がビットコインを筆頭に大きく乱高下を見せていること、そしてTether社やBitfinex社の親会社に対するニューヨーク州司法長官との騒動も、仮想通貨に対する懸念を再燃していると述べた。

CoinPost関連記事

騒動の渦中にあるテザー発行企業の最新動向、米NY州司法長官から「再通知」を受ける
Tether社に関する950億円相当の裏付け資金を投資家の許可無しでBitfinexに発行したことが問題視され、米NY州の司法長官から裁判所命令が発令されていた親会社iFinex。最新の動向を掲載。

さらにBitWise社の申請判断が先週発表された際、SECの発表には4ページにおよぶ業界関係者などから仮想通貨に関する見解やデータを求める箇所が含まれていた。

このような質問には仮想通貨市場の健全性や市場操作に対する堅牢性、取引所の出来高水増しに関する見解など、業界にとって前向きではない質問が多い。そのため、Chervinsky弁護士はこのような流れは、VanEck社の申請にとっても好ましい状況ではないと説明した。

しかし同時に、単純にVanEck社の発表に時間がかかっただけである可能性もあると指摘。現状では延期されなかった場合、申請が却下される可能性が高いと予想した上で、以下のような割合だと独自の持論を展開した。

SECの発表に関する確率

延期:75%

却下:24.9%

認可:0.1%

仮に米時間月曜日以降に延期が発表された場合、次回の可否判断の期限は、8月19日以降となる。

価格への影響

またChervinsky弁護士がこのような持論を公開した数時間後、ビットコイン価格は90万円を突破した直後に下落して現在は87万円まで下落している。

仮想通貨市場は中長期的にはトレンド転換を果たし、上昇相場に突入していると認識され始めているが、短期的には米規制の専門性に定評のある同氏がVanEck社のビットコインETFに対して悲観的な予想を述べたことが、下落要因となった可能性もある。

何れにせよ、今後2日以内にVanEck社のビットコインETFに関する発表は行われる予定である為、米SECからの動向を注視しながら相場を伺っていきたいところだ。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/22 金曜日
17:14
JPYC、シリーズBで累計約50億円の調達完了へ 日本円ステーブルコインの社会実装を加速
JPYC株式会社がシリーズBラウンドで累計約50億円の資金調達を完了予定。発行7ヶ月で総取引高350億円超を達成し、日本円仮想通貨の社会実装を加速する。
15:58
グラスノード分析、ビットコイン供給量の30%超で公開鍵露出を確認 量子リスクへの備えを提言
グラスノードの分析によると、ビットコイン発行済み供給の約30%にあたる604万BTCがすでに公開鍵露出状態にあり、量子コンピュータによる将来的なリスクにさらされている。
15:06
世界最大級マイニングプールF2Pool共同創設者、スペースXの火星ミッションへ
この記事のポイント ステーブルコインの法定通貨変換推進へ 競合ビザとのWeb3決済競争が加速 有人惑星間飛行に臨む2年間のミッションに挑む スペースX(SpaceX)は21日、…
14:10
LINEウォレット「Unifi」がJPYCに対応、新アプリ不要でステーブルコイン決済へ
JPYC株式会社は、LINE NEXT社のweb3ウォレット「Unifi」に日本円ステーブルコイン「JPYC」が正式採用されたと発表。LINEアプリ上でのKaiaネットワーク経由のJPYC利用は国内初の事例となる。
13:30
【速報】ポリマーケットが日本参入目指す、2030年までの承認に向けロビー活動開始=報道
海外予測市場大手ポリマーケットが日本で代表者を任命し、2030年の省庁承認取得を目標に活動を開始した。日本は現在、同社の地理的制限リストに含まれている。
11:58
仮想通貨の少額取引免税検討・マイナー報酬5年繰り延べ、米税制改革法案を提出
米超党派議員が仮想通貨初の包括税制法案「PARITY法」を提出。少額取引免税の検討指示、マイナー報酬の最大5年課税繰り延べ、損出し節税の封鎖などを盛り込む。
11:45
スイ、ガス代無料のステーブルコイン送金を提供開始
仮想通貨スイがメインネットでガス代不要のステーブルコイン送金機能を開始した。USDCなど様々な銘柄に対応し、高頻度送金の商業利用や企業・AIエージェントの採用促進を狙う。
11:25
「ETHの成功には10億ドルの資金を持つ新組織などが必要」元リサーチャーが提案
仮想通貨イーサリアムの元リサーチャーのダンクラッド・フェイスト氏は、イーサリアムに対して提案を行った。イーサリアムの成功には10億ドルの資金を持つ新組織が必要であることなどを主張している。
10:35
ビットコインの需要が縮小傾向、2022年3月の弱気相場に類似か=クリプトクアント分析
クリプトクアントが仮想通貨市場週間レポートを発表。ビットコインは反落し、先物・現物・ETF需要が縮小していると分析。調整継続時の主要サポート水準を提示した。
10:25
仮想通貨ウォレット「Lock.com」とは?使わなくなったスマホをハードウェアウォレット代わりに、耐量子暗号も完備
手元のスマホをオフライン署名機に変える仮想通貨ウォレット「Lock. com」が2026年Q2ローンチ。ハードウェア不要かつNIST標準の耐量子暗号を採用し、自己管理の選択肢を再設計する。
10:00
ポリマーケットUS、スポーツの複合予測契約をCFTCへ申請 
ポリマーケットUSは5月20日、スポーツ複合アウトカム契約をCFTCへ自己認証提出した。同日SECのアトキンス委員長は予測市場連動型ETFについてパブリックコメントを求める方針を表明している。
09:40
ピザ2枚が1228億円に、『ビットコインピザの日』16年目の現実=アナリスト
2010年に10,000BTCで購入されたピザ2枚が、現在約1228億円相当に。『ビットコインピザの日』を機に、BTCの劇的な購買力の変化を振り返る。
08:45
米財務省、800億円相当のイラン関連仮想通貨を凍結
米財務省はイラン関連仮想通貨の凍結を加速し、総額約5億ドルに達したと財務長官が明らかにした。イランはホルムズ海峡通過船舶向けにビットコイン決済の海上保険基盤を新設し、制裁網の迂回を図っている。
08:00
マネーグラムがテンポのバリデータに、ステーブルコインを決済に活用へ
マネーグラムは、決済向けブロックチェーンのテンポとの提携を発表。テンポのバリデータになったり、ステーブルコインをベースにした決済を促進したりすることなどを説明した。
07:25
米商務省が量子コンピュータ開発に約3200億円投資、IBM・グローバルファウンドリーズなど9社と覚書締結
米商務省は5月21日、CHIPS法に基づき量子コンピュータ関連9社に総額20億ドルの連邦助成を行う意向書を締結した。IBMは10億ドルを受給し、量子ウェーハ製造専門の新会社「アンデロン」をニューヨーク州に設立する方針だ。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧