- ライトコイン、今年で440%上昇
- 2019年以降、約440%もの高騰を見せるライトコイン。この話題に言及した米経済番組CNBC司会者は、冗談交じりに「家を売れ、車を売れ、子を売れ。ライトコインを買え!」と叫んだ。
ライトコイン、今年で440%上昇
ライトコイン価格が今年に入り、約440%の成長を見せている。
CNBCの番組「Fast Money」が今日放送され、同番組内で好調なライトコインについて言及された。
Will #Bitcoin sizzle or fizzle this summer after racing 130% higher so far this year? Our traders discuss. pic.twitter.com/LYEDSKfVJd
— CNBC's Fast Money (@CNBCFastMoney) May 28, 2019
同番組の司会者は、冗談交じりに叫んだ。
Sell the house, sell the car, sell the kids. Buy Litecoin!
(家を売れ、車を売れ、子供を売れ。ライトコインを買え!)
ライトコインが好調な理由の1つとして、今年の8月前後に予定している「半減期」が挙げられる。
ライトコインは以前にも2015年8月に半減期が起きており、当時はマイニング報酬が50LTCから25LTCに減少した。
今年の夏頃に想定されるLTCの半減期後、マイニング報酬は現在の25LTCからさらに12.5LTCとなる予定だ。カウントダウンサイト上では「8月6日」頃に半減期到達が見込まれている。
一般的にPoWのコンセンサスアルゴリズムを採用し、マイニングが必要となる仮想通貨において、増加する流通量による価格低下とインフレを抑えるために半減期というシステムは存在する。
供給の部分である発行量を制限することで、需要と供給の関係上価格が上がっていくこととされているが、ビットコインや多くの通貨では半減期の半年前から上昇が起きる傾向が見られる。
ライトコイン財団の理事を務める Franklyn Richards氏は、ライトコインの急騰理由を以下のように語る。
価格は実態からかけ離れている。成長を見せてはいるが持続性はなく、いつか元の価格に戻るリスクもある。そうでなければ、2回目のバブルを経験することになるだろう。
ライトコインの快進撃はどこまで続くのか。今後の動向に注目が集まる。