CoinPostで今最も読まれています

『仮想通貨投資家に質の高いトレードを』米コインベースが投資活用データを提供へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コインベースが新データの提供を発表
米仮想通貨取引所コインベースは、仮想通貨投資に利用できる4種類の新たなデータ(指標)の提供を開始する。

コインベースでしか利用できない新データ

米最大手仮想通貨取引所コインベースは、コインベースでしか利用することのできない、トレード用の新たなデータの提供を開始したと発表した。

新たなデータ提供の目的は、コインベースの全てのユーザーが新しいデータを活用することによって、より質の高いトレードができるようになることだ。また、信頼できるデータを提供することによって、仮想通貨業界全体における信用度を高める狙いもあると説明している。

今回新しく提供されることが決まったデータは以下の4種類だ。

  • 仮想通貨保有量がトップの投資家の動向
  • ユーザーが売却や送金をするまでの仮想通貨の保有期間
  • コインベースでの人気仮想通貨
  • 仮想通貨の価格の相関性

コインベースは、新たに投資を始めようとする人をナビゲートし、必要に応じた正しいポートフォリオを形成できるように支援することをミッションの1つにしている。今回のサービスはそういった投資家にも、データに基づいた投資戦略を立てる時に活用して欲しいと説明している。

「仮想通貨保有量がトップの投資家の動向」

特定の仮想通貨の残高を基準にして、その多さで上位1割に属するユーザーの売りと買いのポジション傾向を指す。過去24時間の幅でデータを出し、約2時間ごとに更新する。仮想通貨の価格の変動が予測できない場合に参考にしてもらことが目的だ。

「ユーザーが売却や送金するまでの保有期間」

特定の仮想通貨をコインベースのユーザーが、売却や送金をするまで何日保有していたかの平均値だ。

「コインベースでの人気仮想通貨」

特定の仮想通貨を所有しているユーザーの人数を指す。これら2つのデータは約24時間おきに更新される。ユーザー全体の傾向を示すデータを参考にする際は、コインベースが世界最大級の取引所でユーザーの数も多く、その投資傾向も多様であることは留意したい。

「仮想通貨の価格の相関性」

特定の仮想通貨が他の仮想通貨と似た値動きをしているのか、反対の値動きをする傾向にあるのかのデータだ。こちらも約24時間毎に更新される。

値動きが逆に動く相関性が低い銘柄を合わせて購入しておけば、リスクヘッジにもなるため、トレードの際は役に立ちそうなデータだ。しかし、相関性も過去のデータに基づいており、未来の値動きを示したものではないため注意をして欲しいとコインベースは呼びかけている。

コインベースは以前から提供されているものも含め、こういったデータは「投資する際のアドバイスではない」としている。あくまで個人の判断で投資戦略は立てて欲しいという。トップの投資家の動向を提供すると発表することによって、そういった投資家がコインベースを利用しなくなる可能性にも注意が必要だろう。

CoinPostの関連記事

仮想通貨取引所コインベース、英国ユーザーに最低1000ポンドの残高を要求か
米仮想通貨取引所コインベースが、英国での高速決済システムの利用を停止し、なお英国ユーザーはアカウントを保持するために最低1000ポンド(約13万円)の残高が必要になると報じられた。
米仮想通貨取引所コインベース、独自の保険会社の設立を検討か
コインベースが保険ブローカー大手Aon社の協力を受け、自社での保険会社設立を検討していることが報じられた。仮想通貨取引所の「保険の不足」に対する解決策のひとつとなるか注目される。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/26 金曜日
06:50
米Stripe、ソラナやイーサリアムでUSDC決済を導入予定
Stripeは2014年に初めて仮想通貨ビットコインの決済を導入した経緯がある。しかしその4年後の2018年にビットコインのバブル崩壊を受け同社はその取り組みを中止した。
05:50
モルガン・スタンレー、ブローカーによるビットコインETF勧誘を検討
最近の仮想通貨ビットコインETF資金流入状況に関しては昨日、ブラックロックのIBITが1月11日ローンチ以来初めて資金流入がゼロとなり、71日連続の流入記録が終了したことが確認された。
04/25 木曜日
17:42
ワールドコイン、仮想通貨WLDのトークンセールを計画
Worldcoinが個人認証に基づくベーシックインカムプロジェクトの拡大へ、機関投資家限定で暗号資産(仮想通貨)WLDのプライベートセールを計画。市場価格に近い価格で提供し、転売禁止やロックアップ措置を導入する。
15:00
ビットコイン強気相場継続の根拠、アーサー・ヘイズ氏語る
仮想通貨取引所BitMEXの創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、世界各国で法定通貨の供給量が拡大し続ける中、ビットコインをはじめとする仮想通貨の強気相場は今後も継続するとの考えを示した。
13:20
2028年の半減期に向けてビットコイン価格など5つの予測=Bitwise
Bitwiseの最高投資責任者は次の半減期までにビットコインに起こる5つのことを予想。ビットコイン価格は約3,880万円以上になるとする予測も含まれる。
10:25
ビットコインの供給インフレ率、金を下回る=レポート
Glassnodeは4回目の半減期についてレポートを発表。ビットコインの供給インフレ率がゴールドよりも低くなり、希少性が増したと述べた。
08:15
zkSync基盤のWeb3ゲーム企業Tevaera、野村などから7.7億円調達
TevaeraはzkSync上でレイヤー3のゲームチェーンを立ち上げる予定で、年内に200万人のプレイヤーと12人のゲーム開発企業をTevaeraエコシステムに参加させようとしている。
07:00
ジャック・ドーシー率いるBlock、店舗売上をビットコインに変換へ
新たに導入する予定の機能は「Bitcoin Conversions」というもので、Cash Appのアカウントを持つSquareのユーザーは、店舗収益の最大10%を仮想通貨ビットコインで受け取ることができるようになる。
06:10
米司法省、バイナンス創業者CZ氏に懲役36ヶ月求刑
仮想通貨取引所バイナンスの元CEOのCZ氏は自分の「不適切な決断」を謝罪し、自分の行動の全責任を受け入れる内容の手紙を2月に提出した判事へ提出したことが明らかになった。
04/24 水曜日
17:00
「BTCは上昇トレンドに入る可能性」SCB銀
仮想通貨ビットコインは再び上昇トレンドに入る可能性があるとスタンダードチャータード銀行が分析。今回もビットコインとイーサリアムの価格予想をしている。
16:23
Block社(Square)、ビットコイン採掘産業の分散化に向けて高性能チップを開発完了
デジタル決済企業ブロック(旧Square)が、3ナノメートル技術を採用した最新のビットコインマイニングチップ開発を完了。このプロジェクトはオープンソース化され、ビットコインマイニング業界の分散化を推進することを目指している。
15:09
WebX2024、最大73%割引の「開幕セール」終了まで残り1週間
株式会社CoinPostが主催する日本最大のWeb3カンファレンス「WebX2024」にて、チケット販売を開始しております。2024年4月30日まで、最大73%割引のお得な開幕セールを実施中です。
14:35
米ブロックチェーン協会ら、仮想通貨業界の声をまとめSECを提訴
米ブロックチェーン協会とテキサス州暗号資産自由同盟は、米証券取引委員会が新たに制定したディーラー規則の阻止を求めて、SECを提訴した。
13:00
香港の現物ビットコインETF 4月30日にも発売かー報道
香港でボセラとハッシュキーキャピタルが提供するビットコインETFが取引を開始すると報じられた。2社の現物ビットコインETFは、価格安定性が高く、投資家に直接的な市場価格連動のメリットを提供する。
12:09
半値戻しのビットコイン、投資家心理改善で買い先行
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが66000ドル台まで反発し、50MA手前で一服した。イランとイスラエルを巡る中東リスク後退で米国株式市場でも買い戻しが先行しており、投資家心理が改善した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧