- コインチェック、国際的に人気のある仮想通貨の新規上場も視野=ロイター報道
- コインチェックの勝屋社長は、ロイターのインタビューに対し、今年6月のモナコイン新規上場に続く新規コインの取り扱いを検討していることを明かした。日本の取引所が扱っていない仮想通貨でも、グローバルに人気のあるコインが候補に上がるという。
コインチェック、国際的に人気のある仮想通貨の新規上場も視野
コインチェックの勝屋社長は、ロイターのインタビューに対し「新規で取り扱う仮想通貨は、グローバルに人気のあるコインについては検討していきたい。日本のユーザーが海外の取引所に行かなくても、日本の取引所で安心な環境で取引していただくのは非常に良いことだ」と述べた。
コインチェックは、今年1月に金融庁公式の業登録を受け、今年6月よりモナコインの新規上場を実現。新規顧客獲得に繋がった経緯がある。
新規通貨の上場については、日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)の承認が必要となるものの、国内取引所トップの前向きな姿勢が伝わった格好だ。フェイスブックが発行を計画する「リブラ」に関しても、資金決済法上の仮想通貨に該当するなら取り扱いたいとしている。
仮想通貨の種類は2000種類ほどあるとされるが、日本の多くの取引所で取り扱っているのは、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)などメジャーアルト数種類に留まる。2018年1月のコインチェックハッキング事件を発端に金融庁が監督姿勢を強めて以来、新規コイン上場の機運が閉ざされてきたが、2019年以降はルール整備や態勢強化に目処が立ち、当局の姿勢も軟化し始めている。
日本仮想通貨市場では品揃えが限定的で、証拠金取引倍率なども他国より厳しく規定されており出来高が激減。個人投資家の海外取引所への資本流出に加え、金融庁の管轄外で言語の壁のある海外取引所ならではのトラブルなども懸念されていた。
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— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年7月18日
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