はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

グローバル開発コミュニティのために「IOTA Ecosystem」が実装

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

IOTA Ecosystemとは?
IOTA EcosystemはIOTAコミュニティのために教育材料などの資源を作るために実装されたプラットフォームです。
成長とその代償
IOTAはここ数ヶ月で様々な前進(新たなパートナーシップなど)をしたと同時にいくつかの問題(ウォレットの使いやすさなど)にも直面しました。

2月7日、IOTAは公式ブログ投稿にて、「誰もが熱望する分散型未来の創造に努力している世界中の開発者、スタートアップ、愛好家、そしてイニシアチブの宿るプラットフォーム」の実装について投稿しました。

「IOTA Ecosystem」と名付けられたそのプラットフォームは「IOTAコアプロトコル上に作られたオープンソースDLTアプリケーション用の」developers.google.comと例えられていました。

そのようなイニシアチブに対し一部のトークン所持者は肩をすくめるかもしれませんが、技術とトークン価値が仮想通貨の長期的価値上昇において切っても切り離せないものであることは認めなければなりません。

IOTA Ecosytemの出現によるIOTA価値の短期的上昇は見込めません。

しかしIOTA Foundationが開発者のグローバルコミュニティと連動および成長を促進し続けているため、より早いIOTAネットワークの実社会採用が予想できます。

IOTA Ecosystem

システムの一部となるため、教育資源、IOTA開発者と組織およびスタートアップの「縁結び」、ハッカソン、そして博愛イニシアチブが選出されます。

さらに、コミュニティメンバーが個々の貢献度および他の開発者の信用性を決めるために利用する評価システムが実装されます。

IOTA Ecosystemは(21.7 TI(TIはIOTAトークンの大きい単位)の寄付から始まった)Ecosystem Development Fundによって資金供給されます。

当時は1TIの価値は約20万ドル(約2190万円)でしたが、今では3700万ドル(約40.5億円)まで上昇しています。

IOTAはもともと2017年5月のIOTA Ecosystem Fundの実装により、開発コミュニティを育てるつもりでした。

当時Ecosystem Fundは1000万ドル(約11億円)の価値があり、「 エコシステムの拡大および形作りへの参加の動機付けを通したIOTAの成長」を目的としていました。

開発者は今でもEcosystem Fundを通した資金供給申請ができます。

多くの出来事があったIOTA

IOTAにとってここ数ヶ月は多くの出来事があるタームでした。

自動推進分野のIoTツール開発用テストベッドネットワーク作成を理由とした、インターナショナル・トランスポテーション・イノベーション・センター(International Transportation Innovation Center – ITIC)とのパートナーシップなどを発表しました。

ほかにも詐欺ウェブサイト(偽ウォレットサイト)を通したIOTAウォレットの秘密鍵作成および盗難による400万ドル(約4.4億円)相当のIOTA損失についても反応を強いられました。

さらに一般的なトークン保持者にとってウォレットが複雑すぎると非難されたため、現在より使いやすい新たなウォレットを開発しています。

また最近では、台湾の首都である台北市、IoTを推し進めるTangleテクノロジーを有し、ベルリンの非営利団体でもあるIOTA Foundationとの提携、ブロックチェーンスタートアップであるBiiLabsとも提携し、アプリケーション重視のスマートシティに移行させるために協力して取り組んでいます。

台北市がIOTAと提携を組みスマートシティ移行を目指す
台北市は、IoTを推し進めるTangleテクノロジーを有し、ベルリンの非営利団体でもあるIOTA Foundationとの提携や、ブロックチェーンスタートアップであるBiiLabsとも提携し、アプリケーション重視のスマートシティに移行させるために協力して取り組んでいます。

$37 Million ‘IOTA Ecosystem’ Launched for Global Development Community

Feb. 8, 2018 by Rachel McIntosh

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/30 火曜日
14:00
米カリフォルニア州の超富裕層への「5%資産税」に業界猛反発 仮想通貨起業家流出の懸念も
米カリフォルニア州で純資産10億ドル超の富裕層に5%課税する提案が行われ、Kraken創業者やBitwise CEOをはじめとする仮想通貨・テック業界リーダーが強く反発し、警告を発した。株式、不動産、仮想通貨などを対象とし、未実現の含み益にも課税される点が問題視されている。
14:00
コインベース・ベンチャーズが注目する2026年の仮想通貨4大トレンドとは
米最大手コインベースの投資部門コインベース・ベンチャーズが2026年に積極投資する4分野を発表した。RWA永久先物、専門取引所、次世代DeFi、AIとロボット技術など、次のブレイクアウトが期待される仮想通貨領域について紹介。
12:32
ビットマイン、イーサリアム買い増し 独自のステーキング・インフラも準備中 
ビットマインの仮想通貨イーサリアム保有量が411万枚に到達した。年末の価格下落を好機と捉え買い増しを行っている。2026年には独自ステーキング基盤も公開予定だ。
10:00
2025年の仮想通貨市場を重要ニュースから振り返る
2025年は仮想通貨を支持するドナルド・トランプ氏が米大統領に就任し、相場は米国の動向から大きな影響を受けた。本記事では、ビットコインの最高値更新など1年間の重要ニュースを振り返る。
09:50
仮想通貨投資商品、先週700億円超の純流出 XRP・ソラナは好調維持=CoinShares
仮想通貨投資商品から先週700億円超が流出した。CoinSharesは投資家心理がまだ完全に回復していないと分析した。一方で資産別ではXRPとソラナへの流入は好調だった。
12/29 月曜日
14:23
ビットコインは持続的上昇局面に?4年サイクル論争と機関投資家の影響力
Bitwise CIOマット・ホーガン氏が「ビットコインの4年サイクルは終焉し、持続的上昇局面に入った」と主張した。ハーバード大学など大手機関がBTCを保有し、個人投資家から機関への資産移転が進行。ボラティリティ低下の理由と、「階段を上りエレベーターで降りる」値動きパターンを専門家2人が詳しく解説。
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
12/27 土曜日
14:00
ジーキャッシュのシールドプール供給シェアが23%で安定、プライバシー採用が定着
仮想通貨ジーキャッシュのシールドプール供給の市場シェアが2025年初頭の約8%から23%前後で安定している。プライバシー採用指標は依然として安定しておりプライバシー保護取引への持続的な関心を示している。
13:25
金融庁、仮想通貨ETFの導入に向けた税制改正──暗号資産取引の課税見直しと新たな可能性
金融庁が2026年度税制改正の資料を公開した。暗号資産取引を総合課税55%から申告分離課税20%へ変更することに加えて、ETF解禁や繰越控除などについても挙げられた。
11:10
KLab、ビットコインとゴールドを購入開始 「岐路に立つBTC」と分析
東証プライム上場のKLabが25日にビットコインとゴールドの購入を開始。AIを活用した市場分析レポートの不定期発刊も開始した。
10:05
ミームコイン市場は2025年に60%下落、「TRUMP」発行から始まった一年を振り返る
ミームコイン市場は2025年に60%下落した。トランプ氏による独自仮想通貨「TRUMP」発行や、ドージコインETF誕生など変化の激しかった一年を解説する。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧