はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

中国人民銀行のデジタル通貨部門 通信最大手ファーウェイと提携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

中国人民銀行がHuaweiと提携

中国人民銀行(中央銀行)の「デジタル通貨リサーチ機関」が、最大手通信企業Huawei(ファーウェイ)と提携したことが分かった。人民銀行が公式に大手企業と手を組むのは今回が初事例と見られる。

Huaweiが4日にWeChat公式アカウントで行った発表によると、今回の戦略的提携契約はフィンテック分野の研究が目的だというが、それ以上の詳細は明かされていない。今回の契約は、中国人民銀行の幹部Yifei Fan氏がHuaweiの本社を訪れた際に締結。Fan氏は、分散型データベースやコンピューターチップの開発におけるHuaweiの業績を賞賛したという。

今回の提携がブロックチェーンに特化したものなのかは明確ではない。The BlockはHuaweiにコンタクトをとっており、返事があれば情報をアップデートすると説明している。

Huaweiは活発にブロックチェーン技術に取り組んでいる大手企業だ。昨年はグローバル企業や開発者が速く低コストでブロックチェーンアプリを開発・管理できるサービスをローンチした。

HuaweiのCEO Ren Zhengfei氏は最近、米フェイスブックが主導する仮想通貨リブラに対抗するために、中国政府がデジタル通貨を発行することへの支持を表明した。Ren氏は「中国にもデジタル通貨を発行する力はある。リブラの発行を待つ必要はない。国家の力は民間IT企業よりも強い」と語った。

中国は現在、デジタル人民元「DCEP」をローンチしようと準備を進めていると見られている。研究や開発には5年かけたという。

関連中国人民銀行、デジタル人民元の発行を正式に示唆

中国人民銀行は2017年1月に、ブロックチェーンやフィンテックを研究対象にした「デジタル通貨リサーチ機関」を開設。今年9月に本機関を率いるように任命されたのは技術系官僚のMu Changchun氏だ。Changchun氏は最近、中国のデジタル通貨の設計はリブラに類似しており、WeChat PayやAlipayのような大きな決済プラットフォームでも利用することができると語っている。

直近、中国はブロックチェーン技術に関する取り組みを強化しており、習近平国家主席が先月25日に、中国がブロックチェーン分野で世界を牽引する地位を確立できるよう推進すると発表している。昨日は、スマートシティ間の通信やデータ共有の技術発展のため、ブロックチェーンベースのIDシステムがローンチされたばかりだ

関連人民日報、ブロックチェーン・仮想通貨で社説

CoinPost App DL
記事提供:THE BLOCK
THE BLOCKとは

Cryptoにおける”最初で最後の言葉”であること。
The BlockはCryptoにおける最高クオリティで最重要のシグナルをお届けします。日々、Website、Newsletter、Podcast、イベントを通じて、業界で最も影響力のある人々にリーチしています。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
16:19
ソラナ公式が「XRP登場」を発表 wXRPが同日ローンチ
ソラナ公式が12日、XRP統合を発表。ヘックス・トラストもwXRPのソラナローンチを同日発表し、1億ドル超のTVLを確保。レイヤーゼロ技術を活用したクロスチェーン機能で、ソラナDeFiでのXRP利用が実現へ。
15:10
Animoca Brands Japan、ビットコイン分散型金融「Solv Protocol」とMOU締結
アニモカジャパンはSolv ProtocolとMOUを締結し、企業のビットコイン保有・運用を支援するDAT領域で協力を拡大。BTCFi活用による財務戦略の高度化を目指す。
14:57
米CFTC、ポリマーケットなど4社にデータ規制で柔軟対応
米CFTCが予測市場運営4社にノーアクションレターを発行し、特定の記録保管要件を免除。業界全体の取引高は2025年1-10月で279億ドル(約4兆2000億円)に達し、急成長が続いている。
13:55
コインベース、予測市場とトークン化株式ローンチ予定=ブルームバーグ
米最大手仮想通貨取引所コインベースが12月17日に予測市場とトークン化株式を発表予定。ジェミニのCFTCライセンス取得やDTCCのトークン化承認など、業界の競争激化と規制進展が加速している。
13:20
テラフォームラボのド・クォン創業者に懲役15年の判決 ステーブルコインUST崩壊背景に
テラフォームラボのド・クォン創業者に米国地裁で懲役15年の判決。2022年のアルゴリズム型ステーブルコインUST崩壊により数兆円の被害をもたらしていた。
13:10
YouTube、クリエイター報酬でペイパルのステーブルコイン支払いに対応
フォーチューン誌によると、ユーチューブが動画プラットフォームのクリエイターに対し、ペイパルのステーブルコインPYUSDでの報酬受け取りを選択できるようにした。現在は米国ユーザーのみに適用される。
11:53
ビットコイン9万ドル割れから反発、売り圧力後退も流入資金は半減
12日の暗号資産市場でビットコイン(BTC)はFOMC後に一時9万ドルを割り込んだが米国時間にかけて反発した。ただアナリストは売り圧力減少による反発と指摘し、ステーブルコイン流入が8月比50%減の760億ドルまで縮小した。新たな流動性回復まで上昇は限定的で、週足9万3000ドル確保が強気継続の条件に。
11:35
コインベース、ソラナ系トークンの直接取引を開始 上場審査不要で即時売買
米仮想通貨取引所大手コインベースが、アプリ内でソラナ系トークンをDEX経由で直接取引できる新機能を発表。従来の上場審査なしで数百万種類のトークンに即座にアクセス可能。1.2億ユーザーに順次展開予定。
11:04
国税庁が調査結果を発表、暗号資産取引の追徴税額46億円に
国税庁が令和6事務年度の調査結果を公表。暗号資産取引に対する追徴税額は46億円で前年比31%増、1件当たり745万円と全体平均の2.5倍に。政府は分離課税導入に向け調整を進めている。
10:02
米上院銀行委員会長、仮想通貨「クラリティ法案」で銀行幹部らと協議
米上院銀行委員長がビットコインなど仮想通貨の市場構造を定める法案で銀行業界と協議し、進展があったと報告した。ステーブルコイン利回りやDeFiが法案の争点となっている。
09:49
米CFTC、仮想通貨取引の引き渡し規則を撤廃 規制緩和へ
米CFTCが仮想通貨の「現物引き渡し」に関する2020年ガイダンスを撤回。ファム委員長代行は「時代遅れで過度に複雑」と指摘し、規制簡素化へ。12月には現物取引承認やパイロットプログラム開始など、トランプ政権下で仮想通貨規制の整備が加速。
09:35
コインベース、ラップドトークン向けにチェーンリンクのクロスチェーン技術を採用
仮想通貨取引所コインベースはチェーンリンクのクロスチェーン技術を採用。ビットコインのcbBTCやイーサリアムのcbETHなどラップドトークンの送金に活用する。
09:25
米決済機関DTCCがトークン化サービス開始へ、SECから許可
米預託信託決済機構DTCCの子会社DTCがSECから無措置書簡を取得し、DTC管理下の実世界資産をトークン化する新サービスの提供が承認された。2026年後半にサービス展開を開始する予定だ。
08:20
ビットコイン、年末サンタ・ラリーの可能性低下 FRB利下げ後=アナリスト分析
FRBが25ベーシスポイントの利下げを実施した後、ビットコインが約9万ドルまで下落した。アナリストは年末のサンタ・ラリーが起こりにくいと分析しており、強気の確信は2026年初頭に先送りされている。
07:35
ステート・ストリートとギャラクシー、トークン化キャッシュ運用ファンドをローンチへ
ステート・ストリートとギャラクシーは、トークン化したキャッシュ運用ファンドのローンチ計画を発表。まずは仮想通貨ソラナのブロックチェーンに対応し、将来的にはステラやイーサリアムなどにも拡大するとした。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧