はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

CryptoCompareの最新取引所ランキング、バイナンスがTop10陥落 その理由は?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスが取引所ランキングTop10から陥落

仮想通貨リサーチ企業CryptoCompareが、セキュリティや信頼性など複合的な評価を基準とした取引所のランキングを改訂。ランキング結果から、世界最大の取引量を誇る取引所のバイナンスがトップ10から陥落したことがわかった。

今回リリースされた新たなランキングによると、同ランキングの順位は1位から順に上位3取引所にはGemini、Paxos、itBitが。4位以下には、Coinbase、Kraken、Bitstamp、Liquid、OKEx、Poloniex、bitFlyer、Bitfinexが続く。

今年6月に初めてリリースされたCryptoCompareの取引所ランキングではバイナンスが8位にあったが、現在は12位だ。

CryptoCompareの共同創立者兼CEOであるCharles Hayterは、バイナンスがトップ10から省かれた理由について、「バイナンスは最近ハッキングされ、セキュリティカテゴリで大きく評価を下げたため、取引所ランクを下げた。」とThe Blockに語った。

今年5月、バイナンスは歴史上6番目に大きなハッキングに苦しんだ。このハッキングでは、7,070ビットコイン(当時で4100万ドル相当)が盗まれた。しかし、取引所が盗まれた資金を全てカバーするために緊急保険基金であるSAFUを使用したため、ユーザーは影響を受けなかった。

同氏はまた、CryptoCompareは取引量水増しなどの不当な操作に対処するべく、ランキングを決める分析では集計取引高に依存せずにいくつかの定性的および定量的指標に基づいてランキングを決定していると述べた。

160を超える取引所の分析

今回CryptoCompareで更新されたランキングには、160を超えるアクティブな取引所が含まれており、初回のランキング発表時の100社から比較してランク付けされる取引所が大幅に増えた。Hayter氏が述べたように、新たに「セキュリティ」カテゴリと、フラッシュクラッシュ、顧客情報漏洩、異常な清算イベントなどのイベントをカバーする「ネガティブレポート」カテゴリも合わせて評価の一つとして追加されたという。

改訂されたランキングによると、ユーザー資産を保管するために安全な保管プロバイダーを使用しているのは取引所の8%のみであり、ハッキングが発生した場合に第三者の保険を提供している取引所は4%にも及ばない。具体的には、Bitstamp、itBit、Coinone、Geminiが保管プロバイダーの利用をしており、GeminiとIndependent Reserveが第三者保険を提供していることが確認されている。

「セキュリティはGeminiの主要な柱であり、顧客の仮想通貨を保護することはお金の未来を築く上での優先事項だ」とGeminiのオペレーション担当役員であるJeanine Hightower-Sellitto氏が述べているように、Geminiは高いセキュリティ生を評価されランキングの1位の座を占めた。

なお、ランキングでは最上位の取引所(グレードAA-B)はグローバルボリュームの33%を占め、下位の交換(グレードC-E)はグローバルボリュームの67%を占めている。

記事提供:THE BLOCK
THE BLOCKとは

Cryptoにおける”最初で最後の言葉”であること。
The BlockはCryptoにおける最高クオリティで最重要のシグナルをお届けします。日々、Website、Newsletter、Podcast、イベントを通じて、業界で最も影響力のある人々にリーチしています。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/18 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、企業のETH大量購入やアーサー・ヘイズのBTC100万ドル到達予測など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:49
UPCXが2025 Tokyo E-Prixスポンサーに 次世代決済とFanlinkの可能性を解説
UPCXが「2025 Tokyo E-Prix」のスポンサー契約を発表。世界標準決済を目指すブロックチェーンプラットフォーム「UPCX」と、ファン支援サービス「Fanlink」の特徴をCEO中野誠氏が解説した。秒間10万件の処理能力やグローバル展開の展望とは?
11:00
週刊仮想通貨ニュース|メタプラネット株価1340円到達の可能性に高い関心
今週は、仮想通貨ビットコインの専門家アダム・バック氏によるメタプラネットの株価試算、資産運用会社によるイーサリアム価格急騰の要因分析、空売り投資家ジム・チェイノス氏の投資戦略に関するニュースが最も関心を集めた。
05/17 土曜日
14:00
アブダビ政府系ファンド、ビットコインETF買い増しで保有額750億円突破
アブダビのムバダラ・インベストメントが第1四半期にブラックロックのビットコインETFを49万株追加購入。ゴールドマン・サックスは最大保有者として3000万株を保有。
13:05
ビットコインETFフェイクニュース事件、犯人に懲役14か月の判決
米SEC公式Xアカウントを乗っ取り、ビットコインETFについてのフェイクニュースを流した26歳の被告に懲役14か月の判決が下りた。偽情報で仮想通貨市場を混乱させたことが重大視された。
12:43
史上最高値を試すのは時間の問題か、米中貿易緩和も上値トライ失敗|bitbankアナリスト寄稿
米中関税115%引き下げ合意やインフレ指標下振れもビットコイン上値を抑える展開。アリゾナ州知事の暗号資産準備金法案への拒否権行使も影響。短期筋による損切り送金増加で売りをこなした可能性。史上最高値トライは時間の問題か。bitbank長谷川アナリストが週次相場分析を解説。
11:00
ビットコイン長期保有数1437万BTCに到達も、利確売り強まる=アナリスト分析
ビットコインの長期保有者が3月から5月にかけて利益確定を加速。支出利益率は71%増加し227%の平均リターンを記録。長期保有量は1437万BTCに達するも、市場サイクルの分配フェーズへの移行を示唆。
10:10
トランプ家のWLFI、民主党議員による調査要請を正式拒否
トランプ一族の金融企業WLFIが上院による調査を拒否した。政治的動機と批判し、同社は説明責任や米ドル優位性を指針としていると主張。倫理規定違反の疑惑なども否定している。
09:02
ETH・BTC比率が5年ぶり急騰、アルトシーズンの到来示唆か
イーサリアム/ビットコイン(ETH・BTC)価格比率が過去5年最低水準から38%急反発。ETFによる買い増し、取引所流入減少などの指標から需要増加・売却圧力低下が鮮明に。「極端な過小評価ゾーン」からの回復が示すアルトコインシーズン到来の可能性を分析。
07:50
ビットコインで利回り獲得、Solvがアバランチ基盤の新トークン発表
仮想通貨ビットコインの保有者にRWAの利回り獲得手段を提供するため、Solv Protocolはアバランチ上にSolvBTC.AVAXをローンチ。ローンチの目的や仕組みを説明した。
07:30
10億ドルのビットコイン投資を検討、米上場のシンガポール医療企業
シンガポールの医療企業バーゼル・メディカル・グループが10億ドル規模のビットコイン投資に関する交渉を開始。ストラテジー社に続く大規模企業BTC投資の新事例として注目される中、「革新的な株式交換契約」を通じてアジア医療企業最強の財務体質構築を目指す。
06:45
米裁判所、SECとリップルの和解案を「手続き上不適切」として却下 再申請へ
米連邦地裁がSECとリップルの和解申請を「手続き上不適切」として却下。民事訴訟規則違反が原因で、両者は適切な手続きでの再申請を迫られる状況に。
06:25
イーロン・マスクの『Kekius Maximus』切り替えでミームコインが2倍以上急騰
イーロン・マスク氏がツイッターのプロフィール画像とユーザー名をミームトークン「Kekius Maximus」に変更し、関連トークンが2倍以上急騰。昨年の900%上昇・急落事例に続くマスク氏のSNS活動による仮想通貨市場への影響力を示す展開に。
06:05
サウジ中央銀行、15億円相当のストラテジー株保有でビットコインに間接投資
サウジ中央銀行がセイラーのストラテジー社の株を25656株取得し仮想通貨ビットコインへの間接投資を開始したことが確認された。
05/16 金曜日
17:00
マスクネットワークとは?仮想通貨MASKの買い方・取引所まで徹底解説
Mask NetworkはSNS×Web3をシームレスに接続するSocial-Fiプラットフォーム。本記事では特徴とMASKトークンの買い方を初心者向けに解説します。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧