はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨ネムの「カタパルト」 6つ以上の主要取引所が上場を検討=マイグレーション委員会

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「カタパルト」 新通貨の上場に関して

仮想通貨NEM(XEM)に関連した新たなブロックチェーン「Catapult」と新通貨CATトークン(仮)について、取引所の対応や新規上場に係る新たな提案内容をマイグレーション委員会が提出した。

提案書の内容では、委員会が進めているプログラムとして、「カタパルト」がローンチする初日に、6つ以上の中〜大規模の取引所が対応、新通貨を上場する方向で検討することがわかった。対応が決定すれば、これらの取引所が新チェーンへの対応を行うことになる。

新通貨の付与方式に関して、委員会は通貨受取の申請が必要な「オプトイン」を支持していることが判明しており、多くのユーザーが個人資産の預け入れを行う取引所の対応は極めて重要だ。

オプトイン方式が最終的に採択された場合、新トークンの付与に伴い、通貨受け取りに関わる対応をユーザー自身が行う必要性が生じるが、取引所に預けられる資産の対応は取引所に委ねられるためだ。

取引所が対応することで、ユーザー側の負担は軽減されることになる。対応を表明する取引所へ預け入れることで、その取引所の言語下で対応が行えることや、ユーザーへのアナウンスを行うことができる。

オプトイン

従来のネム(XEM)所有者が、自主的にCATトークンを受ける意思表明を行うこと。意思表明を行わない場合、CATトークンを受けないことになる。 オプトインの選択は、Catapultのローンチ前・後の期間において可能。

国内取引所では、Zaifがカタパルトへの対応を発表したほか、コインチェックもカタパルトの移行への対応を検討することを明かしている。新規銘柄の上場については、現時点でわかっていないが、19年に入り国内市場でも新規銘柄の追加事例が確認されており、新規銘柄上場へのハードルは過去に比べると下がっている。

また、「トークンの価値が上昇することは、エコシステムにとってポジティブなことである」との記述が提案内容で確認されており、トークン価格の重要性について言及されている。これらの内容も注目ポイントにあがる。

カタパルトのメインネットローンチ予定日は前回発表された通り、2020年2〜3月の間と予定する。

追記:ネム財団のTinsman理事長からのコメント

ネム財団のTinsman理事長に取引所上場検討について確認したところ、すでに複数の取引所が新通貨の上場に対応すると応じたことがわかった。

そして、「今回の提案は非常に重要なもので、来週木曜日には、コミュニティおよびデベロッパーによる投票が行われる予定だ」と説明した。

参考:NEM Ecosystem Tokenomics Proposal Catapult

CoinPostの注目記事

仮想通貨NEMの「カタパルト」 新通貨の付与方式で委員会が支持表明
新ブロックチェーン「Catapult」の新通貨CATトークン(仮)の付与方式でマイグレーション委員会が、「オプトイン」を支持していることが判明。委員会が最新ブログで伝えた。
仮想通貨NEMの「カタパルト」 メインネットの予定日程を正式公開
仮想通貨NEM(XEM)に関連した新たなブロックチェーン「Catapult」のメインネットローンチ予定日が決定。ネムの「マイグレーション委員会」が15日に発表した。
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/01 火曜日
07:00
ビットコイン、S&P500との相関性低下か クジラ数は3ヶ月ぶりの高水準
仮想通貨ビットコインはS&P500が下落する中でプラス推移し相関性の低下を示唆。1,000BTC以上保有のクジラウォレットは3月から11増加し1,991に到達。Cryptoquantアナリストは2020年の強気相場と類似したパターンを指摘した。
06:30
2880億円規模のビットコイン買い増し、ストラテジー社
米ストラテジー社は3月31日、22,048の仮想通貨ビットコインをさらに追加購入したことを公表した。今回の購入規模は2880億円相当のもので、このニュースが好感されビットコイン市場は一時83,757ドルまで反発。
06:05
USDC発行のサークル社、4月下旬IPO申請へ JPモルガンとシティを起用
ステーブルコイン大手サークル社が4月下旬にIPO申請予定。USDCの時価総額が1年で倍増し600億ドルを突破、テザーとの競争激化。JPモルガンとシティが上場支援へ。
05:40
トランプ一族、DeFiプロジェクト「WLFI」の支配権を強化 ロイター報道
トランプ一族が開発中のDeFiプラットフォーム「World Liberty Financial」の経営権を強化。共同創設者が離脱し、トランプ家が収益の75%を獲得できる新体制に移行。これまでに5.5億ドルを調達し、約4億ドルがトランプ家に渡る見込みである。
03/31 月曜日
17:51
SBI VCトレード、gumi株主向けにビットコイン1,600万円分を抽選配布キャンペーン
SBI VCトレードがgumi株主向けに総額1,600万円相当のビットコインを抽選配布する。口座開設とエントリーで参加可能な注目の株主優待キャンペーン。
15:07
イーロン・マスク、連邦政府DOGE省と仮想通貨ドージコインの関連性を否定
イーロン・マスク氏が米ウィスコンシン州のタウンホールミーティングで、トランプ政権の連邦政府効率化局(D.O.G.E)と暗号資産(仮想通貨)ドージコイン(DOGE)の間に関連性はないと明言した。今年2月のドージコインのマスコット表示で生じた市場の思惑は誤りだったことが改めて確認された。
14:10
メタプラネットがビットコイン購入へ 総額20億円の第10回普通社債を発行
株式会社メタプラネットは総額20億円の第10回普通社債を発行し、調達資金をビットコイン追加購入に充当。24日時点の保有量は3,350BTCとなり、積極的な買い増しを継続する方針だ。
13:03
米バンカメ「貿易戦争の資産逃避先ではゴールドが圧倒的優位」
バンク・オブ・アメリカのファンドマネージャー調査で、トランプ関税を背景とした貿易戦争時の避難資産として、金(ゴールド)が仮想通貨ビットコインより圧倒的に好まれていた。投資家の避難先として注目されているのが、パクソス社が発行するPAXG(Pax Gold)やテザー社が発行するXAUT(Tether Gold)、国内では三井物産デジタルコモディティーズ株式会社が発行するジパングコイン(ZPG)がある。
11:16
仮想通貨市場など全面安 命運を左右するトランプ関税発表が4月2日に迫る
4月2日に迫るトランプ米大統領の関税発表が株やビットコイン(BTC)市場に大きな不確実性をもたらしている。著名投資家は今年最大の市場イベントと位置づけ3つのシナリオを提示した。一方、ピーター・ブラントはビットコイン(BTC)の65,600ドルへの下落リスクを警告している。
09:51
金融庁、仮想通貨のインサイダー取引規制導入か 「金融商品」に分類する法改正案提出へ=報道
日本経済新聞の報道によれば、金融庁が2026年を目途にビットコインなど仮想通貨を金融商品とする金商法改正案を提出予定。暗号資産(仮想通貨)のインサイダー取引規制も新設する見込み。
03/30 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、米州政府や企業のBTC投資動向やリップル社のSECへの追加上訴撤回など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン週次市況:1300万円台で揉み合う展開と今後の見通し|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリスト長谷川氏による週次分析。トランプ政権の相互関税懸念と米経済指標の動向を背景に、1300万円台で揉み合うビットコイン相場。現物ETFへの資金流入が続く中、今後の展望を詳細に解説
11:00
週刊仮想通貨ニュース|トランプ関税の影響分析に高い関心
今週はSBI VCトレードによるステーブルコインUSDCの取引開始、トランプ関税の影響分析、世界最大級のオンライン証券会社によるトランプ氏言及の仮想通貨4銘柄追加に関するニュースが最も関心を集めた。
03/29 土曜日
13:45
イーサリアム創設者ヴィタリック、L2セキュリティの進化と「2-of-3」証明システムを提案
ヴィタリック・ブテリン氏が新たなブログで、L2セキュリティの現状と将来展望を公開。ブロブスペース拡張、ZK・OP・TEEを組み合わせた「2-of-3」証明システム、証明集約レイヤーの必要性について詳細に解説。
12:55
南カロライナ州で新たにビットコイン準備金法案提出 対コインベース訴訟取り下げも
米国サウスカロライナ州が、コインベースへのステーキング関連訴訟を取り下げた。また同日には州がビットコインなど仮想通貨の準備金を持てるようにする法案が提出されている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧