はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

本人確認なしで仮想通貨取引 ポロニエックスが一部解禁

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

KYC不要のアカウント制度を導入

仮想通貨取引所Poloniexが、本人確認手続き(KYC)を行わなくてもアカウントが作成できる制度を新たに導入した

世界的に仮想通貨取引所への規制が強まる中で、KYCを義務付けないアカウントの作成を再び解禁する事例は異例だ。一部の業界関係者からは、批判する声も上がっている。

身分証明を必要としないアカウントは「レベル1」と呼ばれ、メールアドレスの認証とパスワードの設定だけ行えば登録手続きが完了する。1日につき1万ドル(約110万円)まで引き出しができ、入金と現物取引には制限がない仕組みだ。

これらKYCを一定の範囲で義務付けていない取引所は、グローバル取引所の一部で確認できる。

具体的には、最大手仮想通貨取引所バイナンスは、KYCを行わなくても2ビットコイン(BTC)までなら引き出しを認めているほか、中華系大手仮想通貨取引所OKExも同様のルールを設けている。一方で、直近の中国政府による仮想通貨取引取り締まりの強化を受け、本人確認を手続きを行っていないユーザーは、引き出しができなくなったケースも見られたとの報道もあり、KYC義務化への可能性も指摘されていた。

Poloniexの事例では、レベル1のユーザーは、ステーキングを初めとする他のサービスも利用者に解放するとしており、匿名化で一定の報酬を受け取ることができるサービスに需要が集まる可能性もある。

また、過去に本人確認が行われていないために凍結されたアカウントを再度利用できるようにして、レベル1にアップグレードするとしており、匿名化を利用して取引を活性化させる事が狙いと見られる。

Poloniexは今年10月、親会社である米Circle社に売却され、その際、米国の向けの取引サービスを終了すると発表。以降、Poloniexの市場占有率は回復の兆しを見せており、現在ではグローバルシェア2%を超える日もある。

関連Circle社がPoloniexを売却 米国サービス停止へ

CoinPost App DL
記事提供:THE BLOCK
THE BLOCKとは

Cryptoにおける”最初で最後の言葉”であること。
The BlockはCryptoにおける最高クオリティで最重要のシグナルをお届けします。日々、Website、Newsletter、Podcast、イベントを通じて、業界で最も影響力のある人々にリーチしています。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/28 木曜日
10:14
ビットポイント 完全無料の「ビットコイン積立」を開始 初回期限は9月16日
ビットポイントは国内暗号資産交換業者として日本初となる積立時のスプレッド・手数料を完全無料にしたビットコイン積立サービス「ゼロつみたて」を開始。投資金額の100%がそのまま購入資金に充当される画期的なサービスで、初回積立日は2025年10月10日予定。
09:25
タイ財務省がトークン化国債発行へ 仮想通貨取引所クーコインらと提携
タイ財務省が初の政府発行トークン化国債「Gトークン」を発行する計画だ。仮想通貨取引所クーコインらと提携し一般投資家の参入障壁を大幅に削減する。
08:52
メタプラネット、新株の海外募集による増資を発表
メタプラネットは海外募集による新株式発行を行うことを決議したと発表。主な目的は、仮想通貨ビットコインを大規模に短期間で購入して、ビットコイン純資産価値を飛躍的に拡大することである。
08/27 水曜日
18:20
「Web3と日本のセキュリティトークンは融合するのか?」レポート|WebX 2025
WebX2025で行われたセキュリティトークンのパネルディスカッション。日本市場は累計2,230億円規模に成長する一方、グローバルではトークン化MMFが270億ドル市場に急拡大。DeFiとの融合など今後の展望を業界リーダーが議論した。
17:56
Bitwise責任者が語る「米国のビットコインETFと既存金融への影響」|WebX2025
WebX 2025でBitwise Asset ManagementとGalaxy Digitalの専門家が米国ビットコインETF承認後の市場変化、規制環境の転換、ステーキング等の次世代機能、日本市場の課題を議論。
16:38
「Tokyo Hash」が「HashKey Japan」に社名変更 日本市場での事業拡大を加速
HashKey Group傘下のTokyo Hashが「HashKey Japan」へ社名変更。日本市場を戦略拠点に、取引に加え資産運用やオンチェーン機関サービスへ事業拡大を加速。
13:40
Gemini、XRPクレカ発行でアプリ順位急上昇 コインベースを追い抜く
米取引所GeminiがXRP報酬付きクレジットカードを発表し、AppStoreランキングでコインベースを抜いて11位に浮上した。最大4%のXRPキャッシュバック、年会費無料などの特典で、ユーザーの大きな注目を集めている。
13:05
グーグル、金融向けL1ブロックチェーンGCULを開発中
グーグルが金融向け独自L1ブロックチェーンGCULを開発していることが判明した。パイソン基盤のスマートコントラクトを特徴とし、数十億ユーザーへの展開を計画している。
11:25
SBIとチェーンリンク、RWAとステーブルコインで戦略的パートナーシップ締結
SBIグループが仮想通貨チェーンリンクとの戦略的提携を発表。トークン化資産、規制対象ステーブルコイン事業などを日本・アジア市場に焦点を当てて展開していく計画だ。
10:55
「ETHは5400ドル台まで上昇の可能性」トム・リー引用の価格分析
ビットマインの会長のトム・リー氏は、仮想通貨イーサリアムの価格分析をXで引用。この分析によるとイーサリアムは4,300ドル付近で底を打ち、5,450ドル近くまで上昇する可能性がある。
10:35
カナリーキャピタル、初のトランプコイン(TRUMP)現物ETFを申請
カナリーキャピタルがトランプ大統領のミームコイン「TRUMP」の現物ETFを申請した。完全直接投資型は初となる。SEC承認のハードル、他社との違いを解説する。
10:06
トークン×金融: メガバンクと証券会社が牽引する金融の近未来|WebX2025
WebX2025でメガバンク・証券会社幹部がトークン化金融を議論。2000億円市場の実績、T+2決済の課題、ステーブルコイン活用戦略を詳報
09:55
クジラ売却後のビットコイン相場、再び強気転換の兆しか=Bitcoin Vector分析
ビットコイン大口投資家が先週日曜日に2万4000枚を売却し価格が4000ドル急落したが、ビットコイン・ベクターの分析では構造転換指標が再び強気転換を示している。アルトコイン・ベクターはイーサが5000ドル突破を目指すと分析した。
09:15
金融トークン化の現状、Bitwise・Visa・DigiFT責任者が討論|WebX2025
2025年のWebXで金融トークン化の専門家パネル実施。マネーマーケットファンドから始まる段階的普及戦略、規制課題、決済インフラ整備について議論。米SEC規制緩和の動向も解説。
08:40
AI駆動型ヘッジファンドNumerai、JPモルガンから5億ドル投資獲得 
AI駆動型ヘッジファンドのヌメライが、JPモルガン・アセット・マネジメントから5億ドルの投資を獲得。2024年に25.45%のリターンを記録し運用資産4億5000万ドルに拡大。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧