Bakktビットコインオプション
インターコンチネンタル取引所(ICE)傘下のBakktが最近開始したビットコインオプション取引の取引高が振るわない。
ICEのウェブサイト上で確認できるBakktの取引高は、先週(1月20~24日)1週間を通じてゼロだった。直近の取引は1月17日で、20ロット(20BTC)の取引が発生していた。
一方、Bakktの競合であるCMEグループでは、ビットコインオプション取引の市場が活性化している。CMEグループによると、Bakktでの取引高がゼロだった先週には、59ロット(295BTC)の取引高を記録している。
Bakktのビットコイン先物オプション取引は2019年12月9日に開始。CMEグループがこれに続き、2020年1月13日にサービスを開始した。初日の取引高で見ても、Bakktの取引高の約1.3億円と比較し、CMEグループの取引高が約2.4億円と、好調な推移を記録している。
なお、ICEの広報担当者は、ビットコイン先物とオプション取引には依然「力強い」関心が寄せられていると語っており、「継続的に、ヘッジなどのできる先物とオプションに対する顧客の高い関心度が見られている」とThe Blockに対しコメントした。
CMEとBakktのオプション関連では、マネックスグループの米国投資仲介子会社『トレードステーション』は米時間27日、自社のオンライン証券仲介「TradeStation Securities」を介して、BakktとCMEが提供するビットコインオプションへの対応を発表している。
関連:マネックスの米投資仲介企業、CMEとBakktのビットコインオプションに新規対応
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