中国のスタバ、サブウェイなどでデジタル人民元
最新の中国地元ニュースによると、中国のマクドナルドやスターバックス、サブウェイなど19の小売企業が中国中央銀行が開発する『デジタル人民元』の試運転対象店舗として招待された。
習近平主席が指定した中国のスマートシティ=河北省の「雄安新区」で、政府関連の改革発展局が水曜日の会議で発表した内容だ。会議に参加したのは、4大国有銀行のほか、デジタル人民元の開発に携わっているアリババのAnt Financialやテンセント、そして上記19小売企業の代表だったと報じられた。
会議報告では、いつ、どのようにデジタル人民元の試用を実施するかまでは言及されていない。
デジタル人民元のテスト運用に関する進捗情報では、東南部の蘇州市で5月に公務員が受け取る手当の一部(交通費手当)をデジタル人民元で支給されることなどが、中国のテックメディアに報道された。
中国中央銀行は先週金曜日、試運転に関連した業務を進めていると明かし「正式にローンチしたわけではない」としている。
参考:chainnews