プレイボーイ、アーティストと提携でNFT参入
主に男性向けの雑誌として世界中で知られる米「Playboy(プレイボーイ)」は、NFTマーケットプレイスのNifty Gatewayと提携したことを発表した。
同誌のこれまでの膨大な写真やアートのアーカイブを活用したNFTアート作品をアーティストとのコラボで生み出していくとしている。
「プレイボーイ」は米国で1953年に創刊された雑誌で、成人向け娯楽雑誌として世界的な知名度を誇る。雑誌としては2020年の春に紙媒体の発行を停止し、デジタルへの移行を行ったことが話題を呼んだ。
今回の発表に当たり、プレイボーイはツイッター上で以下のようにNFTに参入する理由を説明。
アーティストに創造的な自己表現のためのプラットフォームを提供してきたという、プレイボーイの長きにわたる歴史のもと、NFTアートへの参入を行った。
また、「ブロックチェーンがもたらす全てのイノベーションやアクセスに期待している」と語り、今後も助成金やコレクターの立場として、アーティストを支援していくと表明した。
最初のNFTアートは、アーティストのslimesundayとコラボしたものが発表される予定だ。同氏はこれまでにNFTアートを手掛けた経験がある。
Slimesunday X @Playboy coming soon to @niftygateway ☺️ pic.twitter.com/1GXG0z8udY
— slimesunday (@grimemonday) April 6, 2021
NFTは分割不可能で固有の価値を持つトークンであり、デジタル形式の美術品や音楽、スポーツ選手の収集カードなど様々な分野で活用されている。