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ビットコインの生みの親「サトシ・ナカモト」の銅像、ハンガリーで公開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

サトシ・ナカモトの銅像

欧州の国ハンガリーで暗号資産(仮想通貨)ビットコインの生みの親「サトシ・ナカモト」の銅像を制作するプロジェクトは16日、完成品を披露した。

ビットコインを考案したことは素晴らしい偉業であるとし、サトシ・ナカモトに敬意を表することが制作の目的。サトシ・ナカモトは正体不明であるため、顔の部分を鏡のようにして見た人の顔が映るようにし、「我々は全員がサトシである」という考えを反映させた。

サトシ・ナカモトとは

2008年、サトシ・ナカモト名義で『ビットコイン:P2P電子通貨システム』という論文が発表されたことがビットコインの始まり。そのため、サトシ・ナカモトはビットコインの生みの親とされている。

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今回の制作については公式ウェブサイトも作成されており、6月にはスケッチが公開されている。サトシ・ナカモトの銅像を作るプロジェクトは、ハンガリーの仮想通貨領域における著名なプレイヤー4名によって開始されており、2021年初めに取り組みを開始して、今年の夏には銅像が一般公開される予定となっていた。

サトシ・ナカモトは個人名なのか団体名なのか、また性別や人種、年齢や身長も明らかになっていない。そのため、銅像は抽象的な人間の姿をしており、パーカーを着せて、ビットコインのロゴを胸に入れるように設計したという。

銅像が公開されたブタペストの「Graphisoft Park」には、多くの人々が集まった。今回のプロジェクトのウェブサイトでは、サトシ・ナカモトの銅像が作られたのは世界初だとしている。

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