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三重の花火大会、「共同イベント」をメタバースで実施へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

市やテレビ局も参加

Metafrontier株式会社は27日、三重県桑名市で30日に開催される「桑名水郷花火大会」の共同イベントを、メタバース(仮想現実)上で実施することを発表した。

桑名水郷花火大会は、昭和9年(1934年)に始まった催しで、戦時中などを除き、現在まで継続して実施されてきた行事。新型コロナウイルスによって過去2年間は中止されていたが、今年は3年ぶりに開催される運びとなった。

共同イベント「桑名水郷花火大会 2022 in メタバース」は、今週30日の午後19時30分から午後20時25分にかけて開催され、同社と株式会社MetaHeroesのプラットフォーム「MetaEARTH」内で実施。イベントの提供には、桑名市と三重テレビ放送株式会社も参加している。

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アクセスはパソコン、あるいはスマートフォン(Androidのみ)から可能で、来場者には限定NFTも配布される予定。花火大会自体が31日に延期された場合、同イベントも順延される計画だ。

メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使い、様々な楽しみ方ができる。

▶️仮想通貨用語集

Metafrontier社とMeta Heroes社は、新型コロナウイルスの拡大などで、各地の伝統あるイベントが開催できない現状を打破するために、メタバース空間を提供していると説明。今後は全国各地の地域に寄り添った企画を提供していくとしている。

今回、イベントの開催を発表したMetafrontier社は、メタバース製品の研究開発及び導入支援を手掛ける。設立は2022年で、メタバース空間での活性化に向けてNFT事業や暗号資産などの他デジタルコンテンツも展開することなどを目標としている企業だ。

Meta Heroes社は、Web3関連のマーケティング企業でバーチャルインフルエンサー事業なども行っている。

関連:次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは|ブロックチェーンとの関係も解説

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