- 米著名投資家がBTCのボラティリティに言及
- 米国の著名投資アナリスト、トム・リー氏がビットコイン(BTC)のボラティリティについて言及。その高い価格変動率に肯定的な見解を示した。
米著名投資家がBTCのボラティリティに言及
米国の著名投資アナリスト、トム・リー氏がツイッター上で、ビットコインのボラティリティについて言及を行なった。
ブルームバーグが先日公表した記事内で、「ビットコインが39%上昇し13,852ドルに達し、10分以内で1,800ドル価格を落とした」と記され、それについてリー氏が反応を示した形となっている。以下がそのツイート文だ。
ビットコイン(BTC)は、ボラティリティがかなり高い資産だが、だからこそ熟練トレーダーにとって魅力的に映る面もある。
大半の人は、中・長期的視点で見る方が適切だろう。
reminder, Bitcoin is a hypervolatile asset.
— Thomas Lee (@fundstrat) 2019年6月27日
This is great for volatility and other dedicated traders.
For most, taking a long-term view is more appropriate https://t.co/NX5FruWVEx
ビットコインの価格変動の激しさに関してはさまざまな評価があるが、リー氏はそのボラティリティの高さに肯定的だ。
ビットコイン市場は反落も
仮想通貨市場では、ビットコインが連日の上昇による過熱感への警戒などから9日ぶりに反落した。
eToroの投資アナリスト・Mati Greenspan氏がビットコインの状況について、「マーケットは落ち着きを取り戻した」とする一方で、BKCM社のCEOであるBrian Kelly氏のように下落要因としてレバレッジ過多の相場を懸念する声もあり、価格調整、または買い場とみる見方が交錯している。
そうした状況下でのトム・リー氏の発言は、投資家の注目を集めそうだ。