- ビットコイン利用の新決済サービスが発表
- BTC決済サービスの開発を行う米スタートアップが、ライトニングネットワークを利用した決済アプリを発表した。アマゾンやスターバックスなどの人気小売店で利用できる。
ビットコイン利用の高速決済サービスが発表
BTC決済サービスの開発を行う米スタートアップ「Fold」が、ライトニングネットワークを利用した決済アプリを発表。米国にて、複数の大手小売業者での利用も可能になっている。
ライトニングネットワークとは、オフチェーン上のセカンドレイヤーペイメントプロトコルのことで、同技術を導入することで高速な取引や手数料の削減、少額決済が可能になるという。
ビットコイン決済システムを提供するFoldによれば、この決済システムの特徴として、KYCや契約の必要性がなく、アルトコインの取り扱いもないことを挙げている。また、完全なノンカストディとのことだ。なお、サービス利用時のBTC決済は、支払い先の企業がビットコインを直接受け付けることでなく、米ドルに変換し受け取る仕組みだ。
同決済システムの利用が可能な企業として、主に以下の企業を挙げている。
- アマゾン
- スターバックス
- ホールフーズ
- ウーバー
- ターゲット
- AMC(映画館)
同社は、「決済手段としてのビットコイン」というビットコイン本来の目的を尊重したとし、ビットコインを決済利用することについて、以下のように述べている、
プライバシー保護や検閲耐性に優れ、世界中で使えることから、ビットコインは根本的に、決済に優れたものだと考えている。
先日には、福岡市に本社を置く、株式会社Nayutaが、ビットコインのセカンドレイヤーペイメントプロトコル「Lightning Network」を用いたリアルタイム決済サービスを、福岡市内のバーで試験的に導入した。
このように、最近ではライトニングネットワークを利用した決済手段の開発及び採用が以前より進んでいる。