- 日常支払いには仮想通貨、特にXRPを使いたい
- ペイメント・レース主催者がツイッターアンケートで、どの支払い手段を選んだ参加者が勝利するか尋ねたところ、スマホ、クレカ、現金、仮想通貨の選択肢の中から65%以上が仮想通貨を選択。日常支払いに使用する仮想通貨では、XRPが高い支持を集めた。
ペイメント・レースとは
グローバルでオープンな決済エコシステムの提供を目指すドイツの金融サービス企業AEVIが、今年2018年の「ペイメント・レース」に勝利するのは誰かとツイッターでフォロワーに尋ねている。
投票者のプロファイルや偏りを考慮しなければならないはもちろんだが、投票締め切りまで残り1日の現時点で、以下の4つの選択肢の中で、
- 機器(スマートフォン/QRコード等)
- カード
- 現金
- 仮想通貨
ペイメント・レースとは
「ペイメント・レース」は、フィンテックや金融サービス/決済を提供する事業者向けのグローバル・イベントMoney20/20が、「著名経営層」と協業してオンライン・コンテンツを提供するFintech Financeの協力を得て開催しているもので、初回の2012年から今年で7回目を数える。
Money20/20によるとこのレースは、「日常的な支払いに伴う現実の様々な課題」に関する気付きを促すことを目的とし、どの「金融システム」が最もよく機能するかをテストするために、レースの参加者は、期間内に旅行やその他の様々な支払いに対して自分で決めた1つの支払い手段しか用いることが出来ないルールを採用する。
AEVIの投票結果によると
AEVIの投票結果では、日常の支払いにスマートフォンでのQRコードのスキャンといった機器の使用よりも、クレジットカードやデビットカードのほうが好まれている点も注目される。
17%の人がカードを使うことを選んだのに対し、機器を選んだ人は10%に留まった。
また、全ての支払いに現金を用いると答えたのはわずか7%だった。
Any early guess on who will win the Payments Race this year?#M2020Race #M2020US @money2020 @paymentsrace
— AEVI (@aevidomore) October 19, 2018
– or comment for checks
他の調査でも日常支払いにはXRPが好まれる傾向
これとは別に、手数料無料で180万人の利用者に仮想通貨の売買および資産保有サービスを提供する「Wirex」が10月14日、先日ツイッターでフォロワーを対象に、「支払い手段に仮想通貨選んだペイメント・レースの参加者(@maxmeilleur)が、”ニューヨーク-ラスベガス”間で使う仮想通貨には何がベストか」と尋ねた。
We have a remarkable community in #TeamCrypto & we want your input every step of the way for the @paymentsrace!
— Wirex (@wirexapp) October 14, 2018
Our runner @maxmeilleur can only use crypto to get from NYC – Vegas
Which #crypto should his first purchase be in?#BTC #LTC #XRP #ETH #cryptocommunity #cryptotwitter
結果、81%がXRP、10%がBTC、6%がLTC、3%がETHを選び、日常的な支払いにおけるXRPに対する期待が顕著に示された。
また別の投票ではあるが、同様の傾向は、消費者および企業を対象としたリサーチと分析を提供するWeiss Ratingsが5,000人以上から回答を集めたツイッター投票にも表れた。
「現在の下落傾向の市場で仮想通貨をどれか1つを購入するとしたら」という質問に対し、本記事執筆時点で74%がXRPを、13%がADAを、10%がBTCを、3%がEOSを選んでいる。
If you were only going to buy one coin in the current down market, what coin would it be? #BTC #Bitcoin #XRP #ADA #EOS #Cardano
— Weiss Crypto Ratings (@WeissCrypto) October 19, 2018
理想を言えば、利用者は、コストのかからない、早くて使いやすい支払い手段を選ぶものだ。
その意味では、著名投資家でTechCrunchの創設者Michael Arrington氏が先日5,000万ドル(約56.3億円)相当のXRPを送金、処理にわずか2秒しかかからなかった結果は、注目されていいだろう。