
345億円分を追加購入
株式会社メタプラネットは7日、344億8,700万円で暗号資産(仮想通貨)ビットコイン2,205BTCを追加購入したと発表した。平均購入価格は1BTCあたり1,564万253円だった。
今回の買い増しにより、同社のビットコイン保有量は累計15,555BTCに到達した。通算での平均購入単価は1BTCあたり1,451万7,416円、総取得額は2,258億1,800万円となっている。
メタプラネットは、ビットコインを財務準備資産の中核に据えた長期戦略を採用しており、株主価値の最大化を目指して積極的な資金調達と運用を行っている。
執筆時点、15,555BTCという保有量は、世界の上場企業の中でもトップ5の保有量となる。上位にはライオット・プラットフォーム(RIOT)やマラソン・デジタル(MARA)などのビットコイン採掘会社のほか、トゥエンティワン(XXI)やストラテジー(MSTR)など、メタプラネット同様にビットコイン財務戦略を進める企業が名を連ねている。
メタプラネットは6月に発表した「555ミリオン計画」において、2026年末までに10万BTC、2027年末までに21万BTC以上の保有を目指す中長期戦略を明示している。
同社は7月4日、EVO FUNDに対して発行した第19回普通社債(総額300億円)のうち60億円相当分を早期償還するなど、資本市場での機動的な資金調達と運用を継続している。
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