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Pudgy Penguins、日本で大型イベント開催|MEXC Venturesとの連携で世界展開を加速

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

WebX2025で大型イベント開催

2025年8月25日、人気NFTプロジェクトPudgy Penguinsが東京都内で大型イベント「;SOLID」を開催。同イベントは、アジア最大級のブロックチェーンカンファレンスWebX2025のサイドイベントとして実施され、仮想通貨取引所MEXCの投資部門であるMEXC Venturesと共催した。

NOX Galleryがプロデュースした本イベントは、音楽、アート、仮想通貨文化を融合した新しい形のWeb3体験として注目を集めた。会場には国内外のクリエイター、インフルエンサー、テクノロジー関係者が集結し、日本のミーム集団「YABAI」「RETARDIO」「NUBCAT」「BERABADDIES」なども参加した。

Pudgy Penguinsが目指す今後の展開

Pudgy Penguinsは、Web3プロジェクトとしての成功事例を確立している。2021年にイーサリアム(ETH)上で8,888体のユニークなペンギンNFTとして始まったプロジェクトが、2022年に「デジタル所有×物理収益」モデルを実現した。

現在、米国内3,100店舗以上でPudgy Toysを展開し、売上総額は1,300万ドル(約20億円)を突破。NFTホルダーに物理商品売上から5%のロイヤリティを支払うモデルを確立している。

Pudgy PenguinsのCEOであるLuca Netz(ルカ・ネッツ)氏は、2025年の売上が5,000万ドル(約77億円)に達する見込みであることを発表した。

Netz氏は「2年以内にIPOを実現したい。もし2027年までに上場できなければ、自分自身に失望するだろう」と野心的な目標を掲げている。同社は既に資産運用会社Canary Capitalと協力してPENGUとPudgy Penguins NFTを追跡するETF(上場投資信託)の提案を進めており、今後3ヶ月以内に公開企業がPENGUを財務諸表に保有する案件の結果が出る可能性もある。

MEXCとの戦略的連携が示すアジア市場拡大

Pudgy Penguinsは世界展開の一環としてアジア市場への進出を進めており、アジアコミュニティも既に展開している。今回のMEXCとのパートナーシップは、日本展開を支援する役割を担っている。同ファンドは300以上のプロジェクトに投資し、米国、アジア、シンガポール、香港において1億ドル以上の資産を運用する実績を保有している。

MEXC Venturesは「Pudgy Penguinsコミュニティはファミリーのような結束力がある。今回のイベントは純粋に魔法的な体験だった」とコメントし、継続的な協力関係の構築を示唆した。

日本市場での成功は、IPO実現に向けたグローバル戦略の重要な要素となる可能性がある。物理商品との連携モデルは日本の製造業やコンテンツ産業との親和性が高く、今回のMEXCとの協力関係を通じて新たなビジネスモデルの創出が期待される。

参考記事:PENGUとは?将来性と特徴をわかりやすく解説│ミームコインの仕組みと今後の動向

関連:MEXCとは?3,200万ユーザー数を誇る仮想通貨取引所|特徴・サービス・アプリを解説

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