はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン・イーサリアム先物で強気姿勢拡大、売り圧リスクも=クリプトクアント分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ファンディングレートがプラス転換
  • 取引所への大口流入も増加

先物市場で強気姿勢を観測

暗号資産(仮想通貨)分析企業のクリプトクアントは17日、週間市場レポートを発表。ビットコイン(BTC)のトレーダーは短期的な上昇を見込んでおり、先物市場でロングポジションを積み上げていると指摘した。

一方で、売り圧のリスクもありビットコインは75,000ドルから85,000ドルの間で抵抗に直面する可能性があると分析している。

米連邦準備制度理事会(FRB)による3月18日の金利決定を前にして、永久先物トレーダーは強気姿勢を強めているところだ。ビットコインが70,000ドルを突破したことで、ショートトレーダーは清算され、73,000ドル以上で新たなロングポジションを構築している。

ファンディングレートと先物取引量も強気姿勢を裏付けている。

出典:クリプトクアント

ビットコインのファンディングレートは、強いマイナスからプラスの傾向に転じ、イーサリアムのファンディングレートもマイナスからプラスに戻ったところだ。これは、トレーダーがロングポジションを維持するために手数料を支払うことを厭わなくなっていることを示すものだ。

ファンディングレート(資金調達率)とは

仮想通貨の「無期限先物取引」において、現物価格と先物価格の乖離を是正するため、ロング(買い)とショート(売り)のポジション保有者間で定期的に発生する手数料のこと。プラスの場合はロングが支払い、マイナスの場合はショートが支払う。

さらに、永久先物市場では3月中旬以降、ビットコイン、イーサリアムとも買い注文が売り注文を上回る傾向にある。特に3月12日以降に買い注文が急増し、2025年10月以降で最高水準に達した。トレーダーがここ数週間で強気になり、少なくとも短期的には価格上昇を見込んでいることを示す。

関連:BTC一時1200万円台、原油急反落で強気相場再燃|仮想NISHI

しかしクリプトクアントは、価格が上昇したことで、直近でビットコインの取引所への資金流入が急増していると指摘。売り圧力が高まる可能性があると続けた。

3月16日、取引所へのビットコインの1時間当たり流入量は6,100BTCに急増し、2月20日以来の最高値を記録している。さらに、大口流入(大口保有者による一度に多量の送金)の割合も総流入量の63%に達しており、2025年10月15日以降の高水準だ。

過去データを見ると、取引所への大口入金の急増は、売り圧力の高まりと関連してきた。

クリプトクアントは、仮にビットコインが上昇を続ける場合は、まず75,000ドルで抵抗線に直面する可能性があると分析している。

出典:クリプトクアント

この水準は、トレーダーのオンチェーン実現価格(点線の青線)の下限であり、歴史的に弱気相場における価格抵抗線として機能してきた。なおオンチェーン実現価格とは、市場参加者の平均BTC取得価格のことだ。

そこを超えると、次の抵抗線は85,000ドル付近で、トレーダーのオンチェーン実現価格ゾーンの上限(紫線)に対応している。実際、この水準は今年1月と昨年10月の上昇局面で抵抗線になっていた。

関連:レイ・ダリオが警告「ホルムズ海峡を失えば米覇権崩壊」、 歴史的帝国衰退パターンと重なる現在

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/18 水曜日
16:40
イラン戦争下のUAE、仮想通貨業界は分散型の業務体制で混乱を最小化=報道
米国・イスラエルによるイランへの軍事攻撃が3週間続く中、UAEの仮想通貨業界はクラウドインフラとリモート体制を活用し、おおむね通常通りの業務を継続していることが分かった。
13:51
ビットコイン現物ETF保有者、機関需要回復も平均約75万円の含み損=分析
CryptoQuantのAxel Adler Jr.氏は、ビットコインETF保有者の平均含み損が5,174ドルと指摘。3週連続の資金流入が続く中、80,000ドルが当面の重要な関門となっている。
13:50
ヴィタリック提案、イーサリアム高速確認が12秒へ 「Lean Ethereum」構想を推進
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が、1スロット(12秒)で取引の非リバート保証を得る新たな高速確認ルールを提案した。バリデータの誠実性とネットワーク遅延3秒未満が前提となる。
13:20
米民主党、予測市場のインサイダー取引規制法案を提出 戦争・政府行動を禁止対象に
米民主党のマーフィー上院議員らが予測市場を規制する「BETS OFF法」を提出した。政府の行動・戦争・暗殺など結果を事前に知る立場の人物が関与する予測市場への賭けを禁止する。ポリマーケットやカルシなどを念頭に、決済遮断や刑事罰で規制を執行する。
11:50
ロビンフッドのベンチャーファンド、StripeとElevenLabsへの出資完了を発表
ロビンフッドのベンチャーファンドRVIが、決済大手StripeとAI音声企業ElevenLabsへの出資完了を発表。StripeはステーブルコインのBridgeを傘下に持ち、仮想通貨分野とも深く関わる。
11:25
シティ銀、ビットコインとイーサリアムの一年後価格目標引き下げ
シティグループがBTC・ETHの一年後価格目標を下方修正した。米クラリティ法案の停滞とETF需要鈍化が背景にある。強気・弱気シナリオも示している。
10:50
PayPalのステーブルコイン、世界の70市場に拡大へ
ペイパルは、ステーブルコインPYUSDを世界の70のマーケットで利用できるようにしていると発表。より包摂的でグローバルな商取引のエコシステムを構築していくと述べている。
10:26
ビットコイン・イーサリアム先物で強気姿勢拡大、売り圧リスクも=クリプトクアント分析
クリプトクアントのレポートによると、仮想通貨BTC・ETHの先物市場で短期的な上昇期待が観測されている。今後の抵抗線も分析している。
09:47
サム・アルトマン支援のWorld、AIエージェント向け本人確認ツール「AgentKit」を発表
サム・アルトマン共同創業のWorldが、AIエージェントに本人確認機能を付与する開発者ツールキット「AgentKit」のベータ版を公開。コインベースのAI決済プロトコル「x402」と統合し、ゼロ知識証明で個人情報を守りながら人間の存在を証明できる。
08:00
米カンゴ、マイニング事業進出後初の年間決算は約720億円の純損失
仮想通貨ビットコインの米マイニング企業カンゴは、2025年の決算を発表。マイニング事業進出後初となる2025年は約720億円の純損失だった。
07:30
500超のDAOを支えた「タリー」、6年で事業終了を発表 DAO普及の前提が崩れたと総括
ユニスワップやアービトラムなど500超のDAOを支えたガバナンス基盤『Tally』が事業終了を発表した。CEOのデニソン・バートラム氏は、トランプ政権の規制緩和がDAOの存在意義を失わせたと分析。
06:40
「仮想通貨ETF導入はまだ初期段階」モルガン・スタンレー分析
モルガン・スタンレーのデジタル資産戦略責任者が仮想通貨ETFの採用がまだ初期段階にあるとの認識を示した。アドバイザーを通じた正式なポートフォリオへの組み込みが次の成長フェーズとなる。
06:25
米クラリティー法案、8月が成立期限に 2027年持ち越しリスクも=TDコーエン分析
米投資銀行TDコーエンは、仮想通貨市場構造法「クラリティー法案」の成立に関する実質的な期限は8月の議会休会前だとの見方を示した。成立を逃せば2027年以降への持ち越しリスクがあると分析。
06:00
アルゼンチン、Polymarketを全国でアクセス遮断
アルゼンチン当局が全国で予測市場プラットフォーム「ポリマーケット」へのアクセスを全面的に遮断するよう命じた。不審なインフレ予測取引や未成年の利用が問題視されている。
05:45
「大半のトークンは有価証券に非該当」、米SECとCFTCが仮想通貨分類指針を公開 
米SECとCFTCが68ページの共同解釈指針を発行し、デジタルコモディティやステーブルコインなど複数の仮想通貨カテゴリが有価証券に該当しないとの分類基準を初めて明文化した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧