はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

投資ファンドGrayscaleが大量のビットコインキャッシュの売却を終える

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Grayscale Investmentsがビットコインキャッシュを換金
Grayscale Investmentsが付与された大量のビットコインキャッシュトークン(172501BCH)を投資者に直接支給せず、一度ドルに換金しました。
ビットコインキャッシュの今後
今回のGrayscale Investments「大換金」が終了したことにより、ビットコインキャッシュの価格高騰が期待されています。

ハードフォーク初期では反対する人が多かったビットコインキャッシュは、比較的多くの団体やユーザーに支持されています。

ビットコインキャッシュ投資者にとって、このGrayscale Investmentsのニュースは大ニュースに値するでしょう。

Grayscale Investmentsは、ビットコインの投資ファンドですが、BCHハードフォーク時ファンドとして保有するBTCに対して付与されたビットコインキャッシュトークンを投資者に直接返さず、一度売って現金の形で返すことを発表していました。

過去5週間の間に合計172501BCH(ビットコインキャッシュトークン)が公開市場上で売れましたが、上記の売却過程は正式に終了したことを報告しています。

ある意味では、この「換金」は正解でした。売却が実行されずただ一つのファンドに管理されているトークンが多いことがわかっている状態が続くと、Grayscale Investmentsは市場を暴落させることもできるという懸念点に繋がりかねません。

今回のGrayscale Investmentsは暴落をさせない安定な道を選び、市場に少しずつBCHを投下していきました。

トークンは2017年11月6日まで会社の管理下にありましたが、会社の信託契約に従い、全てのトークンが投資者のために換金されました。換金後、現金は適宜に会社の株主に支給されます。

Grayscale InvestmentsのBCH売却の影響

より具体的に、各株主は1株につき$113.195042(約1万3千円)が支給されます。

これはGrayscale Investments株主にとってもとても良い知らせであり、中には当初期待していた以上の利益を得る人もいるでしょう。

しかし、この売却が行われている最中ビットコインキャッシュの価値はしばらく前から$1400(約15万8千円)付近で安定しています。

驚くことに今回の「換金」による相場の大きな変動はありませんでした。

しかし売却が終わった本日14日にBCHが再度価格上昇を始めたことを考えると、市場の高騰を抑えていた要因の一つであったことに違いはないでしょう。

ビットコインキャッシュの将来にどのようなことが起きるかを見届けていきたいです。

この「大換金」が終わり、市場はまた安定し、売りの圧力が弱まることは間違いないでしょう。

ほとんどのトークンはここ数日のうちに価値が急増しました。

そしてビットコインキャッシュもまた例外ではありません。

しかし、今回の「換金」により仮想通貨界全体にどのような影響が与えられるかはまだ不明です。

Grayscale Investmentsが立ちはだかる脅威でなくなったため、ビットコインキャッシュのこれからに期待できます。

2017年は全暗号通貨にとってなかなかおもしろい一年でした。

最初から反対する人が多かったにもかかわらず、ビットコインキャッシュは比較的多くに支持され生き残っています。

Grayscale Investmentsはビットコインキャッシュから手を引き、一つの障害物がなくなりました

2017年の終わりにはまだ何かが起こりそうです。しかし、どのようにことが運ぶかは今のところまだ未知のままです。

Grayscale Investments Completes Bitcoin Cash Liquidation

Dec. 13, 2017 by JP Buntinx

参考記事はこちらから
仮想通貨 ビットコインキャッシュ(BCH)ニュースまとめ
ビットコインキャッシュ(BCH)に関するニュースのまとめ記事です。価格変動に関わってくる情報や今後のプロジェクトの予定等を随時更新していきます。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/16 日曜日
16:22
金融庁、暗号資産105銘柄の「金融商品」扱いを検討 金商法適用へ=報道
金融庁は暗号資産に金融商品取引法を適用し、交換業者が取り扱う105銘柄に情報開示とインサイダー取引規制を導入する方針。税率は最大55%から株式と同じ20%への引き下げを検討。2026年の通常国会で改正案提出を目指す。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、XRP現物ETFの米上場や世界初のZcash保有企業の91億円調達など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナ、ジーキャッシュといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン、下値余地残すも反発は時間の問題か|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTC相場は1530万円周辺で推移。米政府機関閉鎖解除後もハイテク株軟調で上値重い展開。12月FOMC前の経済指標不足が懸念材料に。一方、STH損失レシオが95%超となり売られ過ぎの水準。オプションOI分析では9.5万ドルがターゲットに。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|米史上最長の政府閉鎖終了に高い関心
今週は『金持ち父さん貧乏父さん』著者ロバート・キヨサキ氏によるビットコイン・金・銀の価格予想、堀田丸正のBitcoin Japanへの社名変更、米政府の閉鎖終了に関する記事が関心を集めた。
11/15 土曜日
13:55
続落するイーサリアム、長期保有者が1日4.5万ETH超を売却=グラスノード
グラスノードによると、イーサリアムの3年から10年保有者が1日あたり平均4万5000ETH超を売却している。イーサリアム現物ETFも13日に2億6000万ドルの純流出を記録し売圧を高めている。
13:20
リミックスポイント決算発表、仮想通貨評価益で売上高が大幅増加
リミックスポイントが2025年4~9月期決算を発表した。仮想通貨評価益で売上高が大幅増加している。同社はビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨を財務資産として蓄積している。
13:00
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者、ステーブルコインの展望を語る|CoinPostインタビュー
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者ニシント・サンガヴィ氏がCoinPostの独占インタビューに応じ、ステーブルコイン決済戦略の拡大、CBDCとの共存、米国ジーニアス法の影響について詳しく語った。4つのステーブルコインと4つのブロックチェーンをサポートし、2億2,500万ドル超の決済を実現。今後5年間のアジア太平洋地域におけるデジタル通貨の展望と、Visaが果たす役割について解説。
11:15
テクノロジー大手アリババが預金トークン決済を開発 中国当局のステーブルコイン懸念に対処か
中国アリババが預金トークン決済システムを開発している。当局によるステーブルコイン規制を回避することも背景とみられる。AI活用サービスも発表した。
10:30
ビットコイン急落、45日ルール通過とFOMC利下げ見送り観測で売り圧力が最大化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは足元で強い売り圧力に晒されているが、ヘッジファンドの45日ルール通過により解約売りの終了が期待される。ビットコイン長期保有者が直近1カ月で12兆円相当のBTCを売却したことは心理を悪化させていた。
09:50
トランプ一族関連のアメリカン・ビットコイン、売上高99億円に増加 決算発表 
トランプ一族の仮想通貨マイニング企業「アメリカン・ビットコイン」が2025年7~9月期決算を発表した。前年同期比で黒字転換し、ビットコイン保有量は4,090BTCに到達している。
09:35
ジャック・ドーシーのCash App、ステーブルコイン決済機能を導入
決済アプリのキャッシュアップがステーブルコインの送受信機能を含む11の新機能を発表した。ライトニングネットワークを使用したビットコイン決済機能も拡充している。
08:50
ソニー銀行の米銀免許申請、通貨監督庁にICBAが否認を要求
ソニー銀行が米国で信託銀行の国家免許を申請したことについて、米組織ICBAが強く反対すると表明。通貨監督庁に書簡を送付して反対理由を説明し、ソニー銀行の申請を認可しないように要求した。
07:45
バイナンス、ブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」を取引担保として受け入れ
仮想通貨取引所バイナンスがブラックロックの「BUIDL」を取引所外担保として統合した。BUIDLはBNBチェーンで新シェアクラスも立ち上げる。
06:50
ビットマイン、45億円相当のイーサリアムを追加購入 新CEOにHSBC元幹部を任命
ビットマインが3000万ドル相当の仮想通貨イーサリアムを追加購入した。同社は新CEOにHSBCアジアTMT投資銀行部門の元責任者を任命した。
06:25
ビットコイン長期保有者が1カ月で12兆円相当BTCを売却、初期投資家も2400BTCを取引所へ送金
ビットコインの長期保有者が過去1カ月で約81万5,000BTCを売却し、2024年1月以来の高水準となった。初期保有者のオーウェン・ガンデン氏も2400BTC以上を売却している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧