はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

夏枯れ相場のビットコイン(BTC)、海外著名アナリストは8000ドル台までの落下を警戒|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン(BTC)市況
海外著名アナリストは「今後数日のうちに買い圧力が見られない場合」のBTC展望を予測、厳しい局面にあるとの見解を示した国内取引所も小康状態にある中、「米国版バイナンス」のローンチが18日に決定した。

ビットコイン(BTC)市況

米トランプ大統領が、中国への関税発動を10月1日から10月15日に延期すると発表したことで、日経平均株価は7日続伸、ドル円も107円台後半まで回復した。香港でもでも政府が一部譲歩したほか、米中貿易摩擦では10月に閣僚級交渉が控えていることも市場の懸念を和らげた。

日本時間明日、13日に本家バイナンスが米国ユーザーへのサービス提供を停止することを受け、サンフランシスコを拠点とする「Binance.US」が、9月18日午前8時からアカウント登録および「仮想通貨の入金受付」を開始する。「ビットライセンス」規制の都合上、米ニューヨーク在住者は対象外となるが、世界最大の仮想通貨取引所が、米国に進出する影響は決して小さくない。

サービス停止における米国マネーの流入減や出来高減少が危惧されるアルト市場において、その影響が注視されている。

速報 米国版バイナンス、9月18日から登録と入金の受付開始|最初はBTC・ETH・XRPなど6銘柄を提供
「Binance.US」が9月18日の午前8時から、アカウント登録と仮想通貨の入金の受付を開始する。日本時間13日には本家バイナンスが米国ユーザーへのサービス提供を停止する。

サポートするのは、以下の6銘柄だ。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ライトコイン(LTC)
  • テザー(USDT)

バイナンス関連では、9日にオープンしたばかりのバイナンスの仮想通貨先物取引が、招待客への限定公開でありながら、早くもBTC/USDTの24時間出来高が1億5000万ドルを突破したことが判明している。

オープン直後のバイナンス先物取引、24h出来高が1億5000万ドル/日を突破
9日にオープンしたばかりのバイナンスの仮想通貨先物取引所。限定公開でありながら、早くもBTC/USDTの24時間出来高が1億5000万ドルを突破するなど、人気の高さを示した。

ビットコイン(BTC)テクニカル分析

ビットコイン(BTC)は、1万ドルから反発を見せた。12日11時現在、bitFlyer109万円、BitMEX10100ドル台で推移している。

下降ウェッジ上抜けで4hMACDがゴールデンクロスすれば、8月中旬と8月末のような大幅続伸(短期トレンド転換)も見られるかもしれない。(下図:bitFlyer)

一方、ディセンディングトライアングル上限が下がり続けており、約3ヶ月に渡ってレンジを狭め、収束点に向かいつつある。(下図:BitMEX)

4h雲の覆いかぶさる10200ドル(110万円)台は売りの強い価格帯であり、リバウンド挟みつつ急落を繰り返す直近の相場から脱却する術は、現時点では見つかっていない。

なお、7月の仮想通貨相場の乱高下を経て、8月の夏枯れ相場では、仮想通貨取引所GMOコインやTAOTAOの売買代金が前月比で大幅減少していることも明かされている。(「GMOフィナンシャルHDの開示速報」)

海外アナリストの見解

なお、海外人気アナリストJosh Rager氏は、最新のチャート分析(11日)で最新の相場観について解説した。

朝5時ごろの相場:日足でみると、過去3回機能したサポートエリア=9375ドル〜9620ドルから回復し、20日平均線を上回った状態に戻っている。なお、月足レジスタンスを10,775ドルと設定している。

Rager氏は、「今後数日のうちに”買い圧力”が見られない場合、先日の9,000ドル台の支持線を再び試すことになるだろう。もし9,300ドル台を明確に割り込めば、8,000ドル台まで落下する可能性も考えられる」と見ている。

CoinPostの関連記事

『日本の仮想通貨市場復活のために』業界最先端のトレーディングツール、デコチャート開発秘話
仮想通貨業界の有志が共同開発する、最先端の仮想通貨トレーディングツール「DECOCHART」プロジェクト。CoinPostの取材で、開発の舞台裏や今後のビジョンが明らかとなった。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/12 金曜日
15:10
Animoca Brands Japan、ビットコイン分散型金融「Solv Protocol」とMOU締結
アニモカジャパンはSolv ProtocolとMOUを締結し、企業のビットコイン保有・運用を支援するDAT領域で協力を拡大。BTCFi活用による財務戦略の高度化を目指す。
14:57
米CFTC、ポリマーケットなど4社にデータ規制で柔軟対応
米CFTCが予測市場運営4社にノーアクションレターを発行し、特定の記録保管要件を免除。業界全体の取引高は2025年1-10月で279億ドル(約4兆2000億円)に達し、急成長が続いている。
13:55
コインベース、予測市場とトークン化株式ローンチ予定=ブルームバーグ
米最大手仮想通貨取引所コインベースが12月17日に予測市場とトークン化株式を発表予定。ジェミニのCFTCライセンス取得やDTCCのトークン化承認など、業界の競争激化と規制進展が加速している。
13:20
テラフォームラボのド・クォン創業者に懲役15年の判決 ステーブルコインUST崩壊背景に
テラフォームラボのド・クォン創業者に米国地裁で懲役15年の判決。2022年のアルゴリズム型ステーブルコインUST崩壊により数兆円の被害をもたらしていた。
13:10
YouTube、クリエイター報酬でペイパルのステーブルコイン支払いに対応
フォーチューン誌によると、ユーチューブが動画プラットフォームのクリエイターに対し、ペイパルのステーブルコインPYUSDでの報酬受け取りを選択できるようにした。現在は米国ユーザーのみに適用される。
11:53
ビットコイン9万ドル割れから反発、売り圧力後退も流入資金は半減
12日の暗号資産市場でビットコイン(BTC)はFOMC後に一時9万ドルを割り込んだが米国時間にかけて反発した。ただアナリストは売り圧力減少による反発と指摘し、ステーブルコイン流入が8月比50%減の760億ドルまで縮小した。新たな流動性回復まで上昇は限定的で、週足9万3000ドル確保が強気継続の条件に。
11:35
コインベース、ソラナ系トークンの直接取引を開始 上場審査不要で即時売買
米仮想通貨取引所大手コインベースが、アプリ内でソラナ系トークンをDEX経由で直接取引できる新機能を発表。従来の上場審査なしで数百万種類のトークンに即座にアクセス可能。1.2億ユーザーに順次展開予定。
11:04
国税庁が調査結果を発表、暗号資産取引の追徴税額46億円に
国税庁が令和6事務年度の調査結果を公表。暗号資産取引に対する追徴税額は46億円で前年比31%増、1件当たり745万円と全体平均の2.5倍に。政府は分離課税導入に向け調整を進めている。
10:02
米上院銀行委員会長、仮想通貨「クラリティ法案」で銀行幹部らと協議
米上院銀行委員長がビットコインなど仮想通貨の市場構造を定める法案で銀行業界と協議し、進展があったと報告した。ステーブルコイン利回りやDeFiが法案の争点となっている。
09:49
米CFTC、仮想通貨取引の引き渡し規則を撤廃 規制緩和へ
米CFTCが仮想通貨の「現物引き渡し」に関する2020年ガイダンスを撤回。ファム委員長代行は「時代遅れで過度に複雑」と指摘し、規制簡素化へ。12月には現物取引承認やパイロットプログラム開始など、トランプ政権下で仮想通貨規制の整備が加速。
09:35
コインベース、ラップドトークン向けにチェーンリンクのクロスチェーン技術を採用
仮想通貨取引所コインベースはチェーンリンクのクロスチェーン技術を採用。ビットコインのcbBTCやイーサリアムのcbETHなどラップドトークンの送金に活用する。
09:25
米決済機関DTCCがトークン化サービス開始へ、SECから許可
米預託信託決済機構DTCCの子会社DTCがSECから無措置書簡を取得し、DTC管理下の実世界資産をトークン化する新サービスの提供が承認された。2026年後半にサービス展開を開始する予定だ。
08:20
ビットコイン、年末サンタ・ラリーの可能性低下 FRB利下げ後=アナリスト分析
FRBが25ベーシスポイントの利下げを実施した後、ビットコインが約9万ドルまで下落した。アナリストは年末のサンタ・ラリーが起こりにくいと分析しており、強気の確信は2026年初頭に先送りされている。
07:35
ステート・ストリートとギャラクシー、トークン化キャッシュ運用ファンドをローンチへ
ステート・ストリートとギャラクシーは、トークン化したキャッシュ運用ファンドのローンチ計画を発表。まずは仮想通貨ソラナのブロックチェーンに対応し、将来的にはステラやイーサリアムなどにも拡大するとした。
06:55
米大手銀バンク・オブ・アメリカ、ビットコイン担保融資の準備進める=報道
資産規模1.7兆ドルのバンク・オブ・アメリカがビットコイン担保融資商品の準備を進めていると報じられた。主要米銀行による仮想通貨担保融資の提供は、仮想通貨と伝統金融の統合における重要な一歩となる。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧