はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

リップル社は3つの大送金企業が2018年度XRPを使用する見通しを公言

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

XRP利用に大きな一歩
リップル社はTwitterで、今年世界規模の5大送金企業のうち3つの企業が、リップルのXRPトークンを会社の支払いシステムで使用することを明らかにしました。
Ripple=XRPの誤解
リップル(XRPやリップル社の技術を合わせたすべて)の話題が日常的に流れる度に、新規投資家の『Ripple=XRP』という誤認識が、多くの懸念に繋がっています

リップル社はTwitterで、今年世界規模の5大送金企業のうち3つの企業が、リップルのXRPトークンを会社の支払いシステムで使用することを明らかにしました

詳しいパートナー企業は明かされないツイートですが、反響はとても大きく、大きな話題となりました。

反響が大きかった理由としてXRPトークンが実際に利用されると明言されていたことが言えるでしょう。

またこの当時XRPの価格は最高値を更新し、イーサリアムを抜かして2位に君臨しています。

新規投資家がリップル社技術に対する誤認識をしていると懸念されていた

毎週提携などのニュースが続き、このXRPが正式に利用されることが明言されたことでの、反響の大きさに疑問を持つ新規投資家も多くいることと思います。

リップル社は100以上の金融機関を獲得したことや、内外為替一元化コンソーシアムのRippleNet利用など、現在金融機関のブロックチェーン採用の最前線に立っている企業と言っても過言ではありません。

しかしブロックチェーンや仮想通貨メディアだけでなく日刊紙などでリップル(XRPやリップル社の技術を合わせたすべて)の話題が日常的に流れる度に、新規投資家が『Ripple=XRP』という誤認識をしているのでは、と懸念されてもいます

現在多くの金融機関でメインで利用発表されているのは、リップル社が提供するブロックチェーンソリューションの中の1つ『xCurrent』です。

『xCurrent』の他にもリップル社が提供するプロダクトのラインナップには『xRapid』や『xVia』があり、仮想通貨XRPが利用されるのは『xRapid』となります。

もちろんこの『xCurrent』という素晴らしいプロダクトの採用が進むことが、XRPに良い影響を与えるのは間違いはありません。

これについてRipple社チーフ暗号作成者David Schwartz氏も以前から以下のように明言しています。

『国際送金をリップル社のソリューションで提供しつつ、安価なXRP利用の送金システムも選択肢として柔軟に対応できる』

これらの複数の送金ソリューションが一つの選択肢となり、金融機関が利用できるプラットフォームの提供へと繋がるのでしょう。

銀行がリップルプラットフォームのみを採用、XRPを利用しなかったら価格はどうなるか?
銀行によってXRPが直接的に使われなかったとしても、支払いをする企業にとって、XRPは活動をより低コストで迅速にするための非常に魅力的な通貨です。今後銀行にどのような形で取り入れられても需要は上がっていき、結果価値も上昇していくのではないかと考えています。

しかしこのような技術採用ニュースの誤認識は、正しい投資理由へと繋がらない恐れもあり、より厳格な内容を伝える事が必要になってきています。

内外為替一元化コンソーシアムを主導する SBI Ripple Asia CEO 沖田 貴史氏に、CoinPost編集部も直接お話させていただく機会がありました。

その時、『多くの人に正しいリップル社の提供プロダクトを把握してもらうためにも、メディアでの表記について』を強く語られている印象を受けました。

また沖田氏は最近このようなツイートも行なっています。

XRP利用に関する明言の重要さ

このようにリップル社に関するニュースが多くある中で、今まで数が少なかったXRPという通貨自体に関する報道の増える兆しが見えてきています。

リップル最高経営責任者 Brad Garlinghouse氏(以下、ガーリングハウス氏)は、ニューヨーク・タイムズ紙の記事で、 XRPの使用についての疑問を投げかけられ、仮想通貨を分析した銀行や決済業者からのコメントを述べました。

Twitterでも、ガーリングハウス氏は、このように述べています。

『過去数カ月において、私は銀行や決済業者と話をしてきました。彼らは、確かにxRapid(リップルのXRP流動製品)を使用することを本格的に視野にいれています』  

2018年、仮想通貨市場だけでなく、XRPを始めとしたリップル社の躍進がより日常的な報道で目立つこととなるかもしれません。

その報道を正確に捉えるためにも、Ripple社の技術とXRPについてを正しく認識することで、より根拠立てた投資に繋がるのではないでしょうか。

2018年もCoinPostはRipple社が目指すブロックチェーン革命の軌跡を追っていきたいと思います。

リップルニュース一覧
CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
02/16 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、企業のビットコイン購入やXRP・SOLのETF審査開始など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|金融庁の送金決済規制見直しに高い関心
今週は、金融庁による仮想通貨・ステーブルコインの送金決済規制見直し、アーサー・ヘイズ氏への独占インタビュー、VanEckによる米20州のビットコイン準備金法案分析に関する記事が最も関心を集めた。
02/15 土曜日
13:20
SECの仮想通貨規制方針に転換の兆し 、コインベース訴訟延期で銘柄分類を再検討へ
SECが、仮想通貨タスクフォースによる作業を理由にコインベース控訴への回答を延期した。証券性判断の見直しに注目が集まる。
11:35
ミームコイン熱狂でビットコインオンチェーン活動低迷に、ピーク時から55%減少の実態
ミームコイン熱狂で仮想通貨ビットコインのオンチェーン活動が直近7日間で55%減少。12ヶ月最低の動向と市場転換の背景は?
10:22
ソラナ基盤のミームコインプラットフォームPump.fun、モバイルアプリを公開
仮想通貨ミームコインのローンチパッドPump.funがiOS/Androidアプリ版をリリース。一方で英国などで法的懸念も浮上している。
08:50
金価格が史上最高値2942ドル到達 その背景は
金価格が今月史上最高値の2,966ドルを記録。米関税拡大懸念や脱ドル化が加速させた。中央銀行の金購入も過去10年で最高水準に到達。一方、仮想通貨ビットコインは9.7万ドル台で推移。
08:05
機関投資家のイーサリアム現物ETF保有率が急増、ゴールドマンなどが購入
2024年第4四半期の13F報告書から、機関投資家のイーサリアム現物ETF保有率が前四半期比で4.8%から14.5%に上昇。ビットコイン現物ETFは機関投資家比率21.5%で横ばいであった。
07:25
ETHのアップグレード「ペクトラ」、3月5日に最終テスト実施へ
イーサリアム財団が、仮想通貨ETHの次期大型アップグレード「ペクトラ」のテスト実施時期を公表。メインネットで4月に実施できるか注目が集まっている。
06:50
アブダビ政府系ファンド、昨年4QにブラックロックのビットコインETFに665億円投資
アブダビの政府系ファンド「ムバダラ」が、ブラックロックのビットコイン現物ETFに665億円を投資。2024年第4四半期の投資実施が明らかになった。
06:40
Jito Labsなど、米SECとの会議でステーキングをETFに組み込む方法を解説
Jito LabsとMulticoin Capitalは、米SECの仮想通貨規制タスクフォースとの会議で、ステーキングをETFに組み込む可能性について議論した。会議では、ステーキングが投資家に与える利益や、ETF内でのステーキングモデルについての提案が行われた。
06:20
XRP価格が10%高、現物ETF実現への期待高まる
仮想通貨XRPの価格が15日に前日比10%上昇し、2.72ドルを記録した。市場では、米証券取引委員会による現物XRPのETF承認への期待感が高まっている。
02/14 金曜日
17:55
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の使い方│特徴から注意点まで
BNBチェーン上で最大規模のDEX、PancakeSwap(パンケーキスワップ)の基本機能と特徴を解説。低コストな取引手数料、豊富な収益機会、NFT取引など多彩な機能を備え、メタマスクで簡単に利用可能。使い方から注意点まで詳しく紹介。
15:00
GETプロジェクト×web3アイドル独占インタビュー エンタメ業界のグローバル展開を目指す
ブロックチェーン技術を活用し、アジア発のエンターテイメント革新を目指すGETプロジェクト。PR Director齊藤成芳氏とアイドルグループWHITE SCORPION、Rain Treeのメンバーへのインタビューを通じて、NIDTとの相乗効果、海外展開への展望、ファンとの新たな関係性構築など、次世代エンターテイメントビジネスの可能性に迫る。
15:00
ステーブルコイン「USDC」とは?Circle社のIPO計画から国内取扱いの展望まで
ステーブルコインの一種、USDCoin(USDC)の市場規模が拡大しています。 2023年末に約240億ドルまで落ち込んだ供給量は、1年間で徐々に回復。2025年2月時点には約…
14:00
【調査結果】国内取引所への上場期待が高い仮想通貨、トップ3は?
国内最大の仮想通貨メディアCoinPostで実施した「国内取引所への上場期待が高い仮想通貨銘柄調査」で、ソラナ(SOL)が48票、スイ(SUI)が37票を獲得し上位を占めた。RWA関連のONDOやミームコインへの期待も。技術力と将来性を重視する投資家の声が顕著に。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧