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大幅続落のビットコイン(BTC)、本日ステラがコインチェック上場|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン(BTC)市況
大幅続落したビットコイン(BTC)は一時8600ドルを割り込んだ後、やや反発。Binance Futuresで存在感を増すバイナンスでは、明日13日、4-5時間のメンテナンスが予告された。先物市場は停止されない。

仮想通貨市況

マネックスグループの国内大手取引所コインチェックは1日、仮想通貨「Stellar Lumens(XLM)」が新規上場することを発表。本日より取り扱いを開始した。

コインチェックの紹介にあるように、ステラルーメンは、リップルの共同設立者であるJed McCalebが2014年にJoyce Kimと共に発行した仮想通貨で、リップルが大手金融機関や法人間での送金を目的としているのに対し、ステラルーメンは個人、モバイルマネー、マイクロペイメント等を目的としている。

ハッキング事件のあった2018年以来長らく実現しなかった、金融庁のホワイトリストに新たなアルトコイン「ステラ」が加わったことは意味のあるメッセージだ。金融庁による「規制最優先フェーズの終焉」と「市場拡大ステージの再開」を示しており、これを皮切りに、第二・第三の新規コイン上場が期待できる。

市場は歓迎ムードで、ステラ(XLM)価格は前月比35.9%高、前週比8.4%高の9円台(0.081ドル)で推移している。上場発表後に大量バーン(焼却)を発表したことも追い風となった。運営ファンドから50億XLM、エアドロップに利用するために確保していたトークン数から500億XLMをバーンしたという。

関連:ステラ(XLM)が総供給量の約半数をバーン、価格急騰

ビットコイン(BTC)市況

12日の仮想通貨ビットコイン(BTC)は、前日比3.56%安の95.4万円(8,740ドル)で推移。 短期的に下げすぎた反動で8,570ドルから反発。10月に揉んだラインを背に、日足雲下限と4h200MAもサポートした。

問題はその持続性だ。

ここ数ヶ月の下落トレンドでは、一時反転の兆しを見せてもすぐに売り叩かれるような展開が続いており、下げ相場を脱却できずにいる。このまま上昇した場合、 抵抗帯の重なる赤丸付近で強めの戻り売りが想定されるが、いずれにせよ9000ドル奪還が第一関門となるだろう。

バイナンスでメンテ予告

世界最大手の仮想通貨取引所バイナンスで、明日13日UTC2:00(日本時間11:00)より、約4〜6時間のシステムアップグレードが行われることがわかった。メンテ期間中は、預金、引き出し、現物取引および証拠金取引などができなくなるが、Binance Futures(先物)の取引は影響を受けない。

アプデ内容は、以下の通りだ。

  • WebSocketストリームのライブサブスクリプションとサブスクリプション解除
  • データベースのパフォーマンスの改善
  • User Data Streamerのパフォーマンスの改善

Binance Futuresの拡大で、仮想通貨市場での存在感を増し続けるバイナンス。過去にはbitfinexやBitMEXの長期メンテが相場に影響を及ぼした事例もあるため、注意しておくに越したことはない。

採掘難易度について

ビットコイン採掘難易度(ディフィカルティー)について、仮想通貨研究者のPlanB (@100trillionUSD)氏は、以下のように言及した。

マイニングの採掘難易度(ディフィカルティー)にあたって、7%の下方調整は珍しいものではない。 以前この5つ時間軸で下方調整があった。2013、2016、2017年の強気相場と、ATHが過ぎ去った2015、2018年だ。今回の調整が上昇に繋がるかわからないが、ポジティブに捉えている。

これについて、ポッドキャストで人気を博す投資家Preston Pysh氏は、以下のように述べた。

以前の大きなサイクルのフラクタル現象なのかは不確実だが、数値上では興味深い。2018年年末に、ハッシュレートの競争に伴った長期的価格減少がマイナーのパニック売りを引き起こした。

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