シンガポール、仮想通貨のデリバティブ取引を解禁へ
シンガポールの金融通貨庁(MAS)が、ライセンスを有するデリバティブ取引所で、仮想通貨のデリバティブ取引を解禁する規制案を発表した。
証券先物法のデリバティブ規制対象に仮想通貨を組み込むことで、シンガポール取引所(SGX)やその他の認可取引所で仮想通貨のデリバティブ取引が可能になる。
MASは、主な取引参加者として、資産運用会社やヘッジファンドといった機関投資家を呼び込みたい考え。個人投資家保護の観点からも、必要証拠金を1.5倍に設けるなどの対応を行う。
規制案はパブリックコメントを行なった上で、2020年内にも試行を予定する。