ビットコイン出来高急増
仮想通貨データサイトskewによると、ビットコインの先物出来高の計上金額は1日あたり(10〜11月)、50億ドル以上に及ぶ。
出来高を主に占めている主要先物取引所は、BitMEX、OKEx、Huobi、Binance Futures、bitFlyerだ。
なお、11月22日や25日、27日あたりでは、150億ドルを超えた。
Bitcoin Futures market trading at least $5bln on a daily basis pic.twitter.com/lSovIZDQrR
— skew (@skewdotcom) November 28, 2019
BTCデリバティブ市場の規模は日々拡大している。11月14日のCoinGeckoのデータでは、仮想通貨デリバティブ取引における出来高において、元中国三大取引所OKcoinが運営するOKExが1位にランクインしたことを報告した。BitMEXが2位、HuobiDMとBinance Futuresがそれに続く。
当時の記録では、OKExの24時間出来高が20億ドルに達した。
また、9月より開始したBakktではビットコイン相場の乱高下を受け、27〜28日のBTC先物出来高は計5671BTCが取引された。前回の最高記録(22日〜23日:2728BTC)より105%との大幅更新で、過去最高の取引高を記録した。
ICYMI: Wednesday's Bakkt Bitcoin Monthly Futures:
— Bakkt Volume Bot (@BakktBot) November 28, 2019
📈 Traded contracts: 5671 ($42.52 million, +148%) (New ATH 🚀)
🚀 All time high: 5671 (11/27/2019)
💰 Open interest: $4.16 million (+6%)@Bottlepay this bot: https://t.co/MJaZ58oPiu 🤖 pic.twitter.com/3qpbBPgmt3
Bakktは12月9日に2つの重要な商品のローンチを控えている。
- 「月間現金決済ビットコイン先物」=ICE Futuresシンガポールに上場
- Bakktの月間BTC先物取引を基にしたビットコインオプション取引=ICE Futures U.Sに上場
BTCは現状、グローバルマイナス金利になる環境において注目を集めている。先物取引やオプション取引は現物のヘッジ手段としての需要も多様化しつつある。