イスタンブール後も正常稼働
仮想通貨イーサリアム(ETH)のイスタンブールのアップデートから1日、ネットワークは正常かつ安定して稼働していることが確認された。
日本時間7日9時に実行ブロック高#9069000に達したイーサリアムブロックチェーンは、ETH1.0の重要アップデート「イスタンブール」を実装した。
イスタンブールに対応したノードはすでに96.7%に達しており、チェーンのフォーク自体も現時点で確認されていない。
国内取引所でもbitFlyerやbitbankなどが、イーサリアムの出金再開を発表している。
イーサリアム(ETH)のハードフォークに伴い、一時的に停止していた ETH のお預入/ご送付サービスを日本時間 12 月 9 日(月)午後 0 時頃(正午)に再開いたします。その他の注意事項は当社サービスへログイン後のお知らせをご確認ください。
— bitFlyer status (@bitFlyer_status) December 9, 2019
ハードフォークのため入出金停止としておりました、イーサリアム(ETH)の入出金を再開致しました。https://t.co/C3mZ8MgXx8
— ビットバンク bitbank, Inc. (@bitbank_inc) December 8, 2019
今後の予定としては、今回の大型アップデート「イスタンブール」の実行ブロックに達する日数が遅延した原因にもなる「ディフィカルティボム」の更なる対応を行う「Muir Glacier:EIP-2387」のハードフォークが来年の年初に控えるほか、当初イスタンブール2と称され手数料の仕組みを変更する「ベルリン:EIP-2070」、コンセンサスアルゴリズムをPoW方式からPoS方式へと移行するEthereum 2.0などが予定されている。