楽天ポイントと仮想通貨を交換可能に
楽天グループの連結子会社で暗号資産(仮想通貨)交換業を運営する楽天ウォレット株式会社は24日、楽天ポイントを仮想通貨に交換できるサービス開始を発表した。
楽天ウォレットは2018年10月に連結子会社である楽天カード株式会社を通じて、仮想貨取引所「みんなのビットコイン」運営企業の全株式を取得することを決議。
2019年3月に商号を楽天ウォレット株式会社に変更し、同年8月より暗号資産の現物取引サービスの提供を開始している。
「楽天グループ」は、Eコマースにとどまらず、トラベル、デジタルコンテンツ、通信等のインターネットサービス、当社グループの提供するクレジットカード関連サービスをはじめとする銀行、証券、保険、電子マネーといったFinTech(金融)サービスにおいて、独自の経済圏「楽天エコシステム(経済圏)」を確立。
買収時のIRにて、「将来的にはeコマースや実店舗での決済、PtoPでの決済手段として、仮想通貨による決済機能の役割が大きくなっていくと見込んでいる」と強調していた。
対応通貨
対応通貨は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)の3種類。楽天ウォレットのスマートフォンアプリを通じて交換でき、100ポイント以上から1ポイント単位で暗号資産へ交換が可能となるという。
なお、暗号資産から「楽天ポイント」への交換はできない。