コインチェック、機動力を強化
国内最大手の仮想通貨取引所を運営するコインチェック株式会社は27日、2020年1月1日付で、執行役員の異動および専門役員の設置を行うことを発表した。
目的
コインチェックは人事異動の目的について、「日進月歩で発展する仮想通貨・ブロックチェーン業界の変化のスピードに適した機動性の高い組織体制を構築すべく執行役員を5名体制へ変更する」と言及。意思決定と執行をさらに速める方針を明確にした。
創業期からコインチェック支えてきた大塚氏を専門役員として抜擢することで、仮想通貨の啓蒙や業界のトレンドに関する解説などの活動を通じて、コインチェックおよび業界の発展のため尽力していくと抱負を述べた。
大塚氏は、コインチェックの顔としてメディア出演を精力的にこなし、啓蒙活動に寄与するなど、仮想通貨黎明期から貢献してきた業界のキーマンだ。仮想通貨・ブロックチェーン領域にも密接に係る「改正金商法」が施行される2020年春に向けて体制をさらに整え、生まれ変わった日本市場の存在感を国際的に知らしめるべく、”リーディングカンパニー”コインチェックの完全復活が切望されている。