バイナンス、日本円の対応を発表
仮想通貨取引所バイナンスは19日、法定通貨の対応で日本円(JPY)の追加を発表した。
追記(18時35分)
当該公式ツイッターが一時的に削除。ホームページ上では継続して日本円の対応画面が確認されている。
Buying #Crypto with $JPY is now available on https://t.co/QILSkzOI1K
— Binance (@binance) January 19, 2020
➡️ https://t.co/0hQT5SdrBv pic.twitter.com/UKil53Pe71
バイナンスは、Zホールディングス株式会社(ヤフー株式会社から社名変更)傘下のZコーポレーションとTaoTaoと、戦略的提携で交渉を開始すると発表して間もないが、今回の日本円対応は、海外のペイメント事業者「Simplex」のサービス連携によるものであることがわかった。
形式上は、日本国外居住者に向けたサービスの可能性もある。(掲載はないが、現時点で日本からのアクセスは可能)
Simplexはバイナンスの販売所で、米ドルやユーロなど複数の法定通貨アクセスを提供している企業だ。実際にSimplexのサービス対象国を調査したところ日本円も含まれており、日本のVisa・Mastercardカードに対応することになりそうだ。
バイナンスと日本関連の動きでは、16日に日本向けサービスを段階的に終了すると発表。17日にZコーポレーション、TaoTao2社との戦略的なパートナーシップについて協議を行うと発表している。
「お金の自由(Freedom of money)の長期目標のもと、各国への現地法人の設立を行っており、今回の発表も併せて、日本関連の動きを強めている可能性がより高まった格好だ。
なお、同日に仮想通貨ステラ(XLM)の先物提供も発表している。
#Binance Futures Will Launch $XLM/USDT Perpetual Contract With Up to 75x Leveragehttps://t.co/mnqDgmUVIH pic.twitter.com/569B71h8Tv
— Binance (@binance) January 19, 2020