TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨批判論者ピーター・シフ 、保有ビットコイン紛失で批判強める

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「BTCをすべて紛失」ゴールド・マニアのシフ氏

有名な仮想通貨批判論者で、ゴールド保有を推奨するピーター・シフ氏がウォレットに保存していたビットコイン(BTC)をすべて失ったとツイート。1000リツイート、5000いいねを超えるなど、海外を中心に話題になっている。

「たった今、私は保有中のビットコインを失った。ウォレットが何らかの理由で破損し、パスワードが無効になった。だから今、私のビットコインは本質的に価値がないだけではなく、市場価値もない。ビットコインを保有するのは悪い考えだと知っていたが、まさかここまで悪いことだとは!」

シフ氏が主張するのは、ビットコインを保管する携帯電話のウォレットの問題で、同一の電話を使用し、パスワードも「過去に何度も使用した非常に単純な数字のパスワード」を使用しているため、自分自身の問題ではないと主張している。(秘密鍵や復元パスについては言及せず)

この出来事に関連して、ゴールドやシルバー市場のニュースを扱うKitco Newsのインタビューの中で、同氏は当時の状況を以下のように説明した。

「ネット上の誰かが、シフ氏は(仮想通貨に懐疑的と見せかけて)実は、ビットコイン隠れ支持者であると意見していた。それをきっかけに携帯電話ウォレットに保有しているビットコインを確認したところ、ログイン時にパスワードを入力するタイミングで、強制ログアウトが発生。問題があるため再度ログインし直さなければいけないとメッセージが表示された。」その後、再度ログインを試みるも、もうパスワードは機能しなくなっていたという。

ウォレットに入っていたのは、人から贈られた約2000ドル(約22万円)相当のビットコインで、同氏は「悲劇」ではないと主張しつつも、ビットコインの管理方法について問題を指摘し、批判コメントを行なった格好だ。

復元できる可能性も 

本件については、様々なアドバイスがシフ氏のツイートにリプライされており、該当ウォレットの製造元であるBlockchain.comからは「あなたの資金は安全に保管されています、ご安心ください。すぐにダイレクトメッセージお送りします」という呼びかけがされた。 

シフ氏のビットコインへのアクセスは、また復元可能であることを示唆しているが、その後同氏がコインを取り戻せたのかはまだ明らかになっていない。

またAdaptive CapitalのブロックチェーンアナリストであるWilly Woo氏も仮想通貨ウォレットをアップグレードしようとした時に破損したことがあると自分の経験を共有し、ウォレットに問題があるケースもあると、シフ氏を擁護する立場を取った。

自己管理が必要な仮想通貨ウォレットの管理では、仮想通貨を保管する際の復元パスワード等を物理的な紙やオフラインデバイスで保管することは必須な事項になる。一方で、一般的なユーザーにとってウォレットの管理は一定のハードルになり得ているのも事実、安全なウォレット管理や業社の選び方等、クリアな情報もより必要とされている。

シフ氏の告白

本日、シフ氏は「謎は解けた」とのツイートを投稿した。

内容によると、アップデートされたBlockchainウォレットからログアウトされてから、再ログインしようとしたが、パスワードをピン番号と間違え、できなかったという。

また、「ウォレットのシードフレーズをコピーしなかったため、今回の教訓は深刻だ」と言い、永久に失ったことを改めて明言した。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。
06:40
トランプ次期政権、史上初の仮想通貨特命官ポストを検討
トランプ次期大統領の移行チームは仮想通貨政策に特化した史上初の常勤のホワイトハウスポジションの設置を積極的に検討しているようだ。
06:20
マイクロストラテジー時価総額が米国トップ100に、ビットコイン史上最高値更新受け
仮想通貨ビットコイン続伸を受け、BTCを大量に保有する米マイクロストラテジー社の株価も続伸し、史上最高値となる504.7ドルに到達し米国で時価総額トップ100にランクインした。
11/20 水曜日
17:03
韓国の仮想通貨課税、2025年1月から導入見込み
韓国政府が2025年初頭から実施予定の仮想通貨課税について解説。免税限度額を250万ウォンから5000万ウォンへ大幅引き上げで、年間利益560万円未満は非課税に。取得価格不明時の代替計算方法導入など、投資家に配慮した新制度の詳細を紹介。11月下旬の法案可決を目指す。
14:00
BONK急騰、アップビットでウォンペア提供開始
韓国最大の仮想通貨取引所Upbitは20日にソラナ基盤の犬系ミームコイン「BONK」の新規上場を実施し、韓国ウォンの通貨ペアを新たに提供し始めた。
13:57
Ledger Stax・Flex完全ガイド|仮想通貨の高性能ハードウェアウォレットを徹底比較
10周年を迎えたLedgerの次世代ハードウェアウォレット「Stax」と「Flex」を詳しく解説。大画面タッチパネル搭載の最新モデルの特徴から、定番のNanoシリーズとの違いまで完全網羅。セキュリティと使いやすさを兼ね備えたウォレットの全貌を紹介しています。
13:20
マイクロストラテジー会長、マイクロソフト株主総会でビットコイン投資を提案へ
米マイクロストラテジー社のマイケル・セイラー会長が、マイクロソフト株主総会で3分間のビットコイン投資プレゼンを実施すると発表。ビットコイン投資は株主にとっても、株価を左右する重要な議題であり、総会で議論されるべきだと述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧