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薄氷上のビットコイン(BTC)、海外投資家が分析する『新上昇曲線』突入契機とは|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン(BTC)市況

23日の仮想通貨ビットコイン(BTC)は、前日比-1.63%の94.1万円で推移。

レンジ相場に移行しているが、反騰チャンスの芽生えた22日の4h陽線後の上昇で、要所となっていた直近高値を抜けきれず目に見えて失速。その後ジリジリと値を下げると、9時の節目で落勢を強めた。

12:00時点で昨日の4h陽線を否定しつつあり、売り圧力を再確認している。日柄調整不十分で日足RSIの過熱感が残るほか、出来高減少傾向で三尊右肩などが意識されることから、先日までのような強気買いは続きにくい情勢か。19日の暴落後はボックス相場を形成しており、売り買いともに投資家の警戒感が透けて見える。

レンジブレイクした方に大きく動きそうな局面と言えそうだ。

先日のビットコイン(BTC)高騰で短期上昇トレンドが見込まれていたが、現在は調整局面にある。

このまま続落した場合でも、図①の8400ドル付近(91〜92万円)辺りで凌ぎきれば、上昇トレンドの押し目とみなされ「継続」も期待できるか。

一方、弱気派が台頭すれば、2月中にかけて図②の逆三尊のネックライン付近である7700〜7800ドル(82〜83万円)付近まで落とされる可能性も考えられるだろう。

今後この7700〜7800ドル水準をさらに割り込み、直近最安値の6500ドルに向かうようなことがあれば、半減期への淡い期待が霧散しかねず、強気を維持するマイナーを巻き込んだ負の連鎖が始まるおそれもある。

海外トレーダーの見解

海外の著名トレーダーNebraskangoonerは、過去の相場を分析し、以下のような見解を示した。

過去のビットコイン(BTC)チャートを見る限り、0.236 fibは大幅調整時の底値(緑矢印)として機能し、週足でフィボナッチ0.65にある戻り高値(黄矢印)を上抜けた場合、新たなパラボリック(長期上昇曲線のブル相場)へと移行する傾向が見られる。

週足の終値で14,200ドルを超え、過去の大相場をトレースした場合、75,000ドルに達する可能性がある。

2017年12月の過去最高値を起点にフィボナッチ・リトレースメントを引いた場合、23.6%は7138ドル(78.2万円)。38.2%は9638ドル(105.6万円)に位置する。

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