はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

インドでプチ仮想通貨バブル インド10億人市場の活性化期待で

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

インドバブル

インドで、プチ仮想通貨バブルが起きている。

インド最高裁は中央銀行の銀行サービス禁止令を「違憲」と判断したことを受け、インド関連銘柄が軒並み高騰した。市場がインド市場台頭への期待感を織り込んだ格好だ。

インド大手取引所WazirX(バイナンスの子会社)のWRXが前日比60%高、インド発のプロジェクトMatic Network(MATIC)も30%高と、仮想通貨市場全体が下落する中で逆行高を記録した。

出典:Binance

高騰の背後にあるインド最高裁の判決は、2020年に入り最も好感できるニュースとして世界で取り上げられた。

インド最高裁は5日、中央銀行の銀行サービス禁止令を「違憲」と判断。その政策を無効とした。これまで銀行が仮想通貨取引所への銀行口座サービスを提供することが制限されていたが、今回の判決を受け、再び利用が開始される。

これまでの経緯としては、インドの中央銀行が、2018年よりすべての国内銀行が取引所に銀行サービスを提供することを禁止。取引所が実質的に法定通貨ペアを無くしたことを受け、国内投資家の資金が入りづらい国内環境があった。

裁判時、中央銀行は仮想通貨取引所を禁止するのではなく、あくまでリスクを踏まえ、金融機関を仮想通貨市場から保護するために、サービスの提供を禁じていると説明している。

取引所と銀行、すでに新たな動き

今回の判決により、銀行と仮想通貨取引所の連携が法的にクリアに。

様々な取引所があり、ここ数年で取引やオルタナティブ資産としても需要が高まっている世界人口2位のインドの動向を受け、国内仮想通貨のシーンでは、一気に活性化に転じる期待が拡大している。

判決後には、実際の取引所からも続々と銀行サービス連携に関する新たな発表が確認されている。

CoinDCXやZebpayが相次いで、銀行口座の送金機能を統合。インドルピーの入出金および取引ペアを可能にした。WazirzXは「間も無く」統合が完成するという。

WazirzXはバイナンスが買収した企業でもあり、本家Binance.comに統合が行われている。この点も、インド市場が活性化することで、アルトコイン市場への資金流入期待が高まっている背景にある。

CoinPostの注目記事

ペナント上抜けでビットコイン反転攻勢、個別銘柄も活性傾向に|仮想通貨市況
国際金融市場のリスクオフ一服もあり、反転攻勢を見せるビットコイン(BTC)市場。インド最高裁の違憲判断に伴う同国内の仮想通貨関連銘柄高騰も追い風となった。国内個別ではモナコイン 、CMC上位銘柄ではテゾス(XTZ)が堅調に推移する。
OKExもインド進出、地元仮想通貨取引所と提携・先物提供へ
インドの仮想通貨取引所CoinDCXが、OKExと提携して新しい先物商品の開発を行う。OKExは提携を通じてインド市場への地盤を確保する狙いだ。
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/18 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、企業のETH大量購入やアーサー・ヘイズのBTC100万ドル到達予測など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:49
UPCXが2025 Tokyo E-Prixスポンサーに 次世代決済とFanlinkの可能性を解説
UPCXが「2025 Tokyo E-Prix」のスポンサー契約を発表。世界標準決済を目指すブロックチェーンプラットフォーム「UPCX」と、ファン支援サービス「Fanlink」の特徴をCEO中野誠氏が解説した。秒間10万件の処理能力やグローバル展開の展望とは?
11:00
週刊仮想通貨ニュース|メタプラネット株価1340円到達の可能性に高い関心
今週は、仮想通貨ビットコインの専門家アダム・バック氏によるメタプラネットの株価試算、資産運用会社によるイーサリアム価格急騰の要因分析、空売り投資家ジム・チェイノス氏の投資戦略に関するニュースが最も関心を集めた。
05/17 土曜日
14:00
アブダビ政府系ファンド、ビットコインETF買い増しで保有額750億円突破
アブダビのムバダラ・インベストメントが第1四半期にブラックロックのビットコインETFを49万株追加購入。ゴールドマン・サックスは最大保有者として3000万株を保有。
13:05
ビットコインETFフェイクニュース事件、犯人に懲役14か月の判決
米SEC公式Xアカウントを乗っ取り、ビットコインETFについてのフェイクニュースを流した26歳の被告に懲役14か月の判決が下りた。偽情報で仮想通貨市場を混乱させたことが重大視された。
12:43
史上最高値を試すのは時間の問題か、米中貿易緩和も上値トライ失敗|bitbankアナリスト寄稿
米中関税115%引き下げ合意やインフレ指標下振れもビットコイン上値を抑える展開。アリゾナ州知事の暗号資産準備金法案への拒否権行使も影響。短期筋による損切り送金増加で売りをこなした可能性。史上最高値トライは時間の問題か。bitbank長谷川アナリストが週次相場分析を解説。
11:00
ビットコイン長期保有数1437万BTCに到達も、利確売り強まる=アナリスト分析
ビットコインの長期保有者が3月から5月にかけて利益確定を加速。支出利益率は71%増加し227%の平均リターンを記録。長期保有量は1437万BTCに達するも、市場サイクルの分配フェーズへの移行を示唆。
10:10
トランプ家のWLFI、民主党議員による調査要請を正式拒否
トランプ一族の金融企業WLFIが上院による調査を拒否した。政治的動機と批判し、同社は説明責任や米ドル優位性を指針としていると主張。倫理規定違反の疑惑なども否定している。
09:02
ETH・BTC比率が5年ぶり急騰、アルトシーズンの到来示唆か
イーサリアム/ビットコイン(ETH・BTC)価格比率が過去5年最低水準から38%急反発。ETFによる買い増し、取引所流入減少などの指標から需要増加・売却圧力低下が鮮明に。「極端な過小評価ゾーン」からの回復が示すアルトコインシーズン到来の可能性を分析。
07:50
ビットコインで利回り獲得、Solvがアバランチ基盤の新トークン発表
仮想通貨ビットコインの保有者にRWAの利回り獲得手段を提供するため、Solv Protocolはアバランチ上にSolvBTC.AVAXをローンチ。ローンチの目的や仕組みを説明した。
07:30
10億ドルのビットコイン投資を検討、米上場のシンガポール医療企業
シンガポールの医療企業バーゼル・メディカル・グループが10億ドル規模のビットコイン投資に関する交渉を開始。ストラテジー社に続く大規模企業BTC投資の新事例として注目される中、「革新的な株式交換契約」を通じてアジア医療企業最強の財務体質構築を目指す。
06:45
米裁判所、SECとリップルの和解案を「手続き上不適切」として却下 再申請へ
米連邦地裁がSECとリップルの和解申請を「手続き上不適切」として却下。民事訴訟規則違反が原因で、両者は適切な手続きでの再申請を迫られる状況に。
06:25
イーロン・マスクの『Kekius Maximus』切り替えでミームコインが2倍以上急騰
イーロン・マスク氏がツイッターのプロフィール画像とユーザー名をミームトークン「Kekius Maximus」に変更し、関連トークンが2倍以上急騰。昨年の900%上昇・急落事例に続くマスク氏のSNS活動による仮想通貨市場への影響力を示す展開に。
06:05
サウジ中央銀行、15億円相当のストラテジー株保有でビットコインに間接投資
サウジ中央銀行がセイラーのストラテジー社の株を25656株取得し仮想通貨ビットコインへの間接投資を開始したことが確認された。
05/16 金曜日
17:00
マスクネットワークとは?仮想通貨MASKの買い方・取引所まで徹底解説
Mask NetworkはSNS×Web3をシームレスに接続するSocial-Fiプラットフォーム。本記事では特徴とMASKトークンの買い方を初心者向けに解説します。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧