はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リブラ協会に新メンバー 飢餓と貧困の撲滅を使命とする慈善団体

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

慈善団体がリブラ協会に新しく加入

Facecbookが主導するリブラ協会に、飢餓と貧困の撲滅を使命とする非営利団体『ヘイファーインターナショナル』が新しく加入した。

ヘイファーインターナショナルは米国発祥のNPOで、75年以上にわたって活動してきた。持続可能な農法の教育や、公正な市場やテクノロジーへアクセスできるよう、小規模農家を対象とした支援活動を20ヶ国以上で展開している。

仮想通貨リブラにより、貧しい農民がクレジットにアクセス出来るようになる可能性に注目して参加したという。

同NPOの理事、Pierre Ferrariはツイッターで次のように声明を発表。

地元の貸金業者を利用している農家は、返済することが不可能な高金利のローンに直面し、生計を持続的に維持していくことが不可能な状況に置かれている。ヘイファーがリブラに加わることは、それを変えるためのステップだ

国連の統計を参考にすると、世界中の「小規模農家」で信頼できるクレジットへのアクセスを持つのは、わずか10%未満だという。

リブラプロジェクトが、より低コストで、よりアクセスしやすいグローバルな金融システムを提供する可能性を信じる、と理事は述べた。

リブラ計画の大幅変更

リブラ協会は、数日前にステーブルコインプロジェクトの大幅な刷新を公式発表したばかりだ。

リブラはそれぞれが法定通貨と紐づけられた一連のステーブルコインとして発行され、これまで目指していた『バスケット型リブラ』から、『単一型リブラ』へと変更される。

例えば、米ドルを代表する『リブラUSD』、ユーロを代表する『リブラEUR』、イギリスポンドを代表する『リブラGBP』、シンガポールドルを代表する『リブラSGD』といった形での発行だ。

将来的には単一型を合わせてバスケット型へ組成することも考えているというが、リブラの通貨主権などへの影響を懸念する各国規制当局の批判を受け、法令遵守を念頭にプロジェクトを大幅に見直した格好だ。

この計画変更により、各国の政治家や規制当局が納得するかはまだ不明である。以前、リブラのようなステーブルコインは証券とみなすべきとしたシルビア・ガルシア米国下院議員など、リブラの計画変更は「不十分」だとすでに表明している議員もいる。

参考:Libra協会

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
13:15
米SEC、2026年度検査で仮想通貨監視を重点項目から削除 規制緩和加速
米SECが2026年度の検査優先事項から仮想通貨監視を除外。トランプ政権下で規制姿勢が執行重視から対話重視に転換。コインベースやリップルとの訴訟解決など、業界への軟化姿勢が鮮明に。
11:35
イーサリアム財団、レイヤー2を単一チェーンのように操作できる「相互運用レイヤー」構想
仮想通貨イーサリアムの財団が複数のL2を単一チェーンのように操作できる相互運用レイヤー(EIL)の構想を解説。現在開発中のEILへの参加を呼びかけている。
10:50
コインベース上のモナドICO、開始23分で65億円弱調達も販売ペース鈍化
コインベースで開始されたモナド(Monad)のトークンセールは、開始23分で64.5億円を調達したが、その後失速。高いFDV評価額やVC比率の高さが投資家の慎重姿勢を招いたとみられる。
10:33
全米初のビットコイン担保地方債、米ニューハンプシャー州が承認
ニューハンプシャー州が全米初のビットコイン担保地方債を承認した。1億ドル規模の債券でデジタル資産が140兆ドル規模の世界債券市場に参入する道を開く可能性が出た。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、ナスダック上場に向けた合併が延期に
ソネット・バイオセラピューティクスらの合併によるハイパーリキッド財務企業の上場が延期された。株主投票の賛成票が必要数に達していない形だ。
09:45
ビットコインとイーサリアムの現物ETF、資金流出が継続
仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFは、資金が純流出する日が継続している。この点について、ソラナやXRPなどのETFに資金が循環している可能性が指摘された。
08:50
テザー、ビットコイン担保融資企業レドンに戦略投資
テザーがビットコイン担保融資のリード企業Lednに戦略的投資を実施した。Lednは設立以来28億ドル超の融資を実行し、2025年だけで10億ドル超と見込まれている。
08:00
GMOトラスト、Japan Smart Chainと提携し日本法準拠ステーブルコイン発行を検討
GMOトラストがJapan Smart Chainと提携 AltXリサーチは18日、日本向けレイヤー1ブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」において、…
07:15
資産運用大手6社、日本での仮想通貨投資信託の提供を検討
資産運用大手6社が、日本での仮想通貨投資信託の開発を検討していることがわかった。米国でビットコインの現物ETFが認可されたこともあり、日本でも仮想通貨投資信託の誕生に期待する声は多い。
07:05
クラーケンがシタデルから2億ドル調達し企業価値200億ドルに、IPO前に資金基盤強化か=報道
クラーケンがシタデル・セキュリティーズから2億ドルの戦略的投資を確保し企業価値200億ドルと評価された。9月の6億ドル調達に続きIPO前に資金基盤を強化している。
06:35
米通貨監督庁、銀行に「ガス代支払い用」の暗号資産保有を承認
米財務省通貨監督庁が国法銀行によるブロックチェーンネットワーク手数料支払いのための仮想通貨保有を正式承認した。トランプ政権下で仮想通貨に対する規制姿勢が転換している。
06:20
サイファーパンクが28億円相当のジーキャッシュを追加購入、保有量は総供給量の約1.43%に
ウィンクルボス兄弟率いるサイファーパンクが2万9869ZECを追加購入。保有総額は23万3644ZECとなり、総供給量の1.43%を保有している。
06:05
ビットコインの調整終了を予測、年末に向けた上昇がベースシナリオ=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のアナリストが仮想通貨ビットコインの調整終了を予測した。複数の市場指標が極端な水準にリセットされ、年末に向けた上昇がベースシナリオだと話した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧